2009年11月08日


東京上空で火球が爆発していたようです

アースチェンジ・メディアのMassive Fireball Fly's Over Tokyoという記事によると、昨日の11月7日に東京で火球が観測されたようですね。

これがビデオです。
東京のどのあたりなのかわからないですが、これだけ大きければわりと広範囲で見えたのかも。



最後にバンッと爆発していますね。

これは・・・もしかして昨日、東京は危なかったのですかね?(笑)

前にも書きましたが、とにかく昨年から正体不明の火球が世界で観測されまくっていて、どれもまったく事前の予測がされていないので、もし仮に大きな隕石なんかが突っ込んできても、直前まで、あるいは落ちるまでわからないと思われます。

とりあえず昨日の東京はセーフでした。





2009年11月05日


大地の分断は数日で起き得るという発表(エチオピアの地溝)

Update - コメントで Fire Earth に関連する記事が出ていることを教えていただきましたので、これを追記として下に加えておきます。その Fire Earth の記事に、今回の記事で紹介したエチオピアの2005年にできた裂け目の写真がありました。(2009.11.06)

dabbahu-fissure.jpg

▲ エチオピアの2005年にできた裂け目の写真。相当な規模なのですが、これが「数日でできた」ものだと思われます。自然はすごいですねえ。





アメリカの WebBot プロジェクトが配布していて、日本ではヤスの備忘録のヤスさんが翻訳して配布して下さっている ALTAレポートというものは何度かふれたことがあります。

予測の方法が「人々の集合無意識と元型」ということで、まあオカルトの範疇ではありますので、こちらではそれほど詳しく取り上げたことがないのですが、関連してちょっと驚く記事がありましたので書いておきます。

前提としては、2009年7月20日に配信されたALTAレポート「来るべき未来の形」0巻1号の中にあるこの記述です。


2013年以降になると、アフリカ大陸が2つに分裂する。これはアメリカ大陸が南北に分離する前兆となる。しかし、今の段階ではこのデータの信頼性は乏しい。もう少し時間が立つとより具体的なデータが明らかになると思われる。



これを最初に読んだ時には「いくらなんでもそれはなあ」と思っていたのですが、昨日、GIGAZINE経由で知った「進行しているひとつの事実」を知って驚いたのであります。
記事は、

» アフリカの砂漠に新しい海が誕生しつつある(GIGAZINE)

元論文は、英語ですが、米ロチェスター大学が発表した論文です。

この GIGAZINE の「アフリカの砂漠に新しい海が誕生しつつある」というタイトルそのものがこの論文の内容を表しているのですが、要するに、エチオピアにある地溝を研究している中で、「アフリカ大陸が数日間で2つに分断する可能性」が発表されたということです。

エチオピアにかつてできた亀裂を研究して、データを収集したアディスアベバ大学の教授の研究によると、その亀裂は、


亀裂は長期間にわたる複数の小さな地震の積み重ねで開いたのではなく、わずか数日間のうちに長さ56kmにわたる亀裂が開いたということが判明しました。



とのこと。

つまり、今後起きる巨大な亀裂も同じように「数日間で起きる」可能性があるということが書かれてあります。

大陸の分断というのは何万年にもわたる地殻の変動により起こるというより、「数日で起きてしまう可能性がある」ということが発表されたものといってもいいかと思います。

私たちはずっと、「ダイナミックな大地の形の変動というのは数万年、あるいは数十万年かけて起きてきたのだ」と教わってきて、また、そう信じてきたのですが、もちろん少しずつ地球の形が変化していっていることは事実ですが、もっともダイナミックな変動は、極端にいえば「一瞬」で起きるものかもしれないということなのかもしれません。

すごい発表だと思いました。

地球というのは思っていた以上にダイナミックだし、その変化は別にゆったりしているわけではないのかもしれないのです。


Ethiopia-1.jpg

▲ 将来、海になると考えられている場所。エチオピアの北部です。これがどの程度の規模で裂けていくのかはわからないですが、「アフリカ大陸の分断」というようなことが論文などでふれられています。


私は以前、「深さ10kmの地震」というものを調べていて、それがやけに海嶺に多いという事実があって、海嶺のことを調べていたことがあったのですが(それまで「海嶺」なんて言葉自体知らなかったです)、海嶺というのはもともとマグマの活動によってできたものらしいですが、上のアディスアベバ大学の教授の話として、

「海嶺がこれと似たような断層へのマグマの貫入によって形成されるということはわかっていましたが、このように長い地溝が一気に開くことがあるというのは知られていませんでした」


とあり、つまり、海嶺や、あるいは地上の巨大な亀裂なども過去に「あっという間に」できたものなのかもしれないですね。今さかんに海嶺の深さ10kmで地震が発生し続けているのも、地球規模の変動と関係がある可能性もあるのかもしれません。

地球ってのは「数日で」全体的な形を変えちゃうのものかもしれないです。
こわいような気もしますが、どこかワクワクする話でもあります。


【追記】 Fire Earth にも同じ内容の記事があることを教えていただいたのですが、そこにはさらに参考になる図や解説がたくさんありましたので、少し紹介しておきます。

記事は、

Volcanic Explosions Could Split More Than Africa(火山の爆発がアフリカ大陸をさらにバラバラにするかも)

Arabian Plate Jolted by Quake Cluster at Boundaries in Gulf of Aden(アデン湾の境界の地震で衝撃を与えられたアラビアプレート)

の2つの記事で、共につい最近のものです。

まず、アラビアプレートというものの位置の詳細を始めて知りましたが、こうなっているようです。
赤い細線がアラビアプレートの境界です。

arabian-plate-saudi-geological-survey.jpg

アラビア半島を取り囲むようになっていて、右側がインドプレート、左がアフリカプレートとなっています。11月5日にこのプレート上の「アデン海」と言われる場所でM5.8の地震が発生しています。ちょうどプレート境界上だったようです。

また、Volcanic Explosions Could Split More Than Africaの記事では、火山の爆発によって、起きうる「アフリカ大陸の分断」のことが書かれています。

いずれにしても、何人かの地質研究者などがアフリカ大陸分裂の可能性について語っているのは事実のようです。しかし、これは考えてみれば、アラビアプレート独自の問題というわけでもないように思います。つまり、今、世界のプレート上では非常に多くの地震が起きていますが、ここに海底火山などの噴火なども頻発するようですと、いよいよ「全地球的な地殻変動」というものも起こり得るのかもしれません。

私個人では起きると考えていますが、それを恐怖と感じるのなら、「起こらない」と考えるのもいいかと思います。

地球(と宇宙)が自分で変動していくことに関しては、さすがに起きた場合でも人間にはどうにもしようがないですので、心配しても意味がないでしょうし、基本的には人間は楽しく生きていくべきだと考えます。






2009年10月27日


人類と太陽(サイクル24の活動期を迎えて)



太陽フレアのこと

太陽は、今年の7月に第24活動周期(サイクル24)に入ったと思われていたのですが、サイクル24の活動が始まった後も長いこと黒点のない状態が続いていました。1645年から1715年にかけて続いた、異常に太陽黒点数のない時代である、マウンダー極小期のような特別な時期を別にすれば、最近では本当に長い無黒点時代でした。

たまに小さな黒点が現れてもすぐに消えてしまうし、フレアと呼ばれる太陽面で発生する爆発のような現象も弱いままでした。

しかし、やっと本格的に太陽活動が始まったような感じを受けます。

宇宙天気情報センターによると、10月26日にも、小さなフレアが出ていて、1029と番号をつけられた黒点も成長を続けているようなので、近いうちにもフレアの活動も大きくなっていくかもしれません。

ちなみに、太陽フレアは「A・B・C・M・X」の順にクラスわけされています。Aが一番小さくて、Xが最大級のフレアとなるようですが、現在はCクラスの中規模のフレアまでが観測されています。

このフレアというのが地球にどんな影響を与えるかというと、専門的なことは私にはわからないですが、ごく簡単にいうと、地球の磁気や電波などに影響を与えます。これが極端に大きくなった巨大フレア(CMEと呼ばれるものです)が、もし地球に到達した場合は、インフラや精密電気機器などに相当な影響を与えることになると思われます。

19.jpg

▲ 2003年11月に観測されたフレア。右側に見える明るい部分がそうです。規模は「Xクラス」で、もし地球に向けて放射されていたら、想像を絶する事態になっていたと言われています。


以前、クレアなひとときに書いたことの繰り返しとなりますが、最近では、1989年に発生した太陽フレアが地球を直撃して、カナダからアメリカ西海岸までの広大な電力網を破壊しました。復興にカナダでは数ヶ月かかっています。この時のニュースなどの詳細はWired Visionの2000年4月10日の記事にあります。

ただ、この時にはインターネット以前の時代で、特に個人は今ほど生活上の様々をインターネットに依存していなかったので、影響は限定的だったとは言えます。

2003年には観測史上最大の太陽フレアが発生しています。幸いにも、このフレアは地球に向かわなかったので、今、私たちはいます。このフレアが地球を直撃していたら、今のIT社会の繁栄はなかったか、少し遅れていたかもしれないと言われているほどです。

そして、現在のサイクル24の最大の太陽活動期には、これを上回るフレアが起こるとされています。

米国の NASA はすでにこの場合の被害想定を試算していて、1989年や2003年の時と同等のフレアの地球への直撃が米国で2012年に起きた場合の想定では、

> 米国での被害額は「最初の1年間で100兆〜200兆円」にのぼり、「完全復旧には4年〜10年」を要すると予測している


とのことで、他の自然災害とは比較にならない甚大な被害を想定しているようです。

この仕組みについてはナショナルジオグラフィックがわかりやすくまとめたビデオがあります。





サイクル24の太陽活動が最大になるのは、現在のところ、2012年から2013年くらいの間だと見られていますが、太陽活動は基本的に11年前後の周期で、今年2009年にスタートしていますので、個人的には2015年前後が最大の活動期になるのではないかと感じています。ただ、過去の黒点のグラフを見ていますと、上昇する時は数ヶ月で一気に上昇しますので、よく言われているような2012年頃に太陽活動が最大になる可能性もあるのかもしれません。


個人的な予測ではもし巨大なフレアの地球への直撃があった時には、地球には上にあるような「復旧に100兆〜200兆円もかかる」ようなことのできる経済エネルギーはないはずですので、文明そのものがある程度脅かされるのは仕方ないとは思いますが、しかし、それが悪いことはどうかは人それぞれです。

私はそろそろ「人間に一休みしてもらう」のも地球にとってはいいのではないかと思ったりいたします。人間は少し地球から搾取し過ぎたような気がします。

まあ、そういう個人的感想はともかく、仮に太陽活動が活発化していった時には、上に書いたようなことが起きる確率は高いと思われます。



太陽活動と人の心の関係

また、これは全然関係ないのですが、ロシアで様々なサイクル(周期)を研究している機関が、第一次世界大戦の後に発表した論文が、こちらにあります。

まずはこのグラフをご覧下さい。

sun-human.gif

黒点活動の観測が始まった1749年から1922年までのグラフです。
上の細い線と下の太い線との相関関係を示すグラフです。

何の相関関係のグラフかというと、

・下の太い線のほうが太陽の黒点数

・上の細い線のほうは世界で起きた軍事と政治暴動の数


なのだそうです。

これを見た時にはさすがに驚きました。
私は様々な相関グラフを見ましたが、関係のないふたつの事柄が数百年単位でここまでリンクするものを見たことがありません。

つまり、このグラフが語るところはハッキリしていて、「太陽黒点数が増えると、戦争や社会動乱が増える」ということです。この1年、起きても不思議ではなかった新規の戦争があまり起きなかった原因も、この1年、黒点0の時が続いたということと合わせて考えてみると、何となく納得できるような気がしました。

ついでに、こちらは以前、私が調べたもので、こちらの記事にありますが、太陽周期活動のピークに起きた歴代の事件です。

第5太陽活動周期(1790年前後がピーク) フランス革命(1789年)
第6太陽活動周期(1805年前後がピーク) 神聖ローマ帝国の解体(1806年)
第7太陽活動周期(1815年前後がピーク) ウィーン体制の開始(1815年)
第8太陽活動周期(1830年前後がピーク) フランス7月革命(1830年)
第9太陽活動周期(1838年前後がピーク) アヘン戦争(1840年)
第10太陽活動周期(1850年前後がピーク) 太平天国の乱(1851年)
第11太陽活動周期(1860年前後がピーク) アメリカ南北戦争(1861年)
第12太陽活動周期(1870年前後がピーク) 独仏戦争(1870年)
第13太陽活動周期(1885年前後がピーク) 甲申政変(1884年)
第14太陽活動周期(1895年前後がピーク) 日清戦争(1895年)
第15太陽活動周期(1918年前後がピーク) ロシア革命(1917年)
第16太陽活動周期(1930年前後がピーク) 大恐慌スタート(1929年)
第17太陽活動周期(1940年前後がピーク) 第二次世界大戦勃発(1939年)
第18太陽活動周期(1948年前後がピーク) 第1次中東戦争(1948年)
第19太陽活動周期(1958年前後がピーク) チベット動乱(1959年が頂点)
第20太陽活動周期(1970年前後がピーク) ブレトン・ウッズ体制の終了(1971年)
第21太陽活動周期(1980年前後がピーク) イラン革命(1979年)
第22太陽活動周期(1990年前後がピーク) ソ連崩壊(1991年)
第23太陽活動周期(2000年前後がピーク) アメリカ同時多発テロ(2001年)
第24太陽活動周期(2013年前後がピーク) 


太陽活動のピークに起きた事件というのは、近代世界を作ってきたような大事件ばかりだということがわかります。巨大な事件でカウントされていないのは、第一次大戦くらいではないですかね。偶然と考えられないこともないでしょうが、上の相関グラフと合わせて考えると、人類の活動というのは太陽と見事にリンクしてきたのだということがわかるような気もします。

黒点活動が記録されていない1749年以前もそうだったのではないでしょうか。
太陽の何に動かされているのかはわからないですが、人は確かに太陽からの影響を受けてながら、ここまで来たようです。

今から数年後にまた私たちは太陽活動周期ピークを迎えるわけですが、今度はどんなことが起きるのでしょうね。地球にとっても人類にとってもいいことだといいのですが。





2009年10月17日


地球に何が起きているのだろう

Update - アースチェンジ・メディア( Earth Changes Media )のメールマガジンによりますと、本日10月18日の昼頃(米国時間17日夜中)、月と地球の間を10メートルくらいの小惑星が通過するそうです。金曜日の夜に発見されたのだとか。記事下部に追記で原文などを記しておきました。(2009.10.18)




最近、あまり更新できていませんでした。また、環境などのニュースや地震などの情報も見られない日々でありました。大した理由ではないのですが。

それにしても、最近何というか、一気に自然の感じが刺激的に、あるいは不思議になってきたような気はします。それぞれ自然科学の範疇で説明できることだとは思うのですが、基本的にこれまでの私などの数十年の人生の中では初めて見聞きすることばかりではあります。先日のオーストラリアの赤い空も、当地の土壌などを調べると納得はできるのですが、「ではなぜ今までの何百年の間にはなかったのだろう」とか、そんなことは思います。

気になったいくつかのニュースをピックアップしておきます。
原因等はそれぞれでお考えいただければ幸いです。


中国の極彩色の空

m59557.jpg

10月15日のこちらの記事にあったものですが、中国山東省で多くの人々に見られたものらしいです。記事での説明が「上空に色鮮やかで美しい放射状の光斑が現れ、多くの市民がこの神秘的な現象を楽しんだ」としかなく、何なのかわかりません。

> これらの光斑は高い高度に出現したため、薄雲がかかっても光が少し暗くなる程度で雲の流れの影響を受けて形が変わることもなく、明るく鮮やかに輝いていたそうだ。

とあって、「雲の流れの影響を受けて形が変わることもなく」ということは、その上にあるということなのですかね。見ると赤や黄色やオレンジがあり、まあ確かにきれいですが。


ロシアの光の輪

russia2009-10.jpg

10月6日に、ロシアの上空に出た奇妙な空模様。(動画
自然現象やUFOやHAARP、あるいは「終末の印だ」という意見までありますが、自然現象は過去の例との比較ができていないし、HAARPは以前何度か書いたように、低周波なので、局所的にこのような紋様ができるとは考えにくいですし、UFOにしては移動しないままだし、終末の印にしては小さい(そんな決まりあるの?)。

なんなんでしょうね。


昨年来飛びまくる火球

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この1年くらいは火球が異常ともいえるペースで観測されていて、昨日も、オランダ上空で隕石が爆発というニュースが写真つきで報道されています。


地球には、太陽系内の彗星や小惑星、または岩石惑星から小さな隕石が頻繁に落下している。だが、今回のような大規模で明るい火球は二十数年に一度あるかないかの出来事だろうとユリエンス氏は語る。


とありますが、この規模のものが、この1年程度で少なくとも数回は起きていると記憶しています。多くはメモしていると思うので、わかったらそれぞれ貼っておきますが、隕石という断定されたものは少なく、あくまで「火球」がたくさん観測されているということです。

なので、ここでは隕石という断定はしませんが、仮に隕石だとして、どれも事前にひとつも観測されていないので、実際にもっと大きな隕石が接近しても、なす術はなさそうです。



タイの火の玉(バンファイパヤーナーク)

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毎年上がるものらしいんですが、タイニュースのメコン川、今年も謎の火の玉という記事によると、今年も例年通り、「陰暦11月の満月の夜」にその火の玉が上がったそうです。

 > 火の玉をひと目見ようと、数十万人の観光客がメコン河畔に押し寄せた。

ということで大騒ぎのようですが、「バンファイパヤーナークは自然現象とされるが、詳しいメカニズムはわかっていない」とのことであります。



燃え上がる羊 - ヨルダン

これはコメントで Over60 さんに教えていただいたのですが、ヨルダンでは地表が炎の温度に近づくという不思議な現象が起きています。

» Sheep burn on entering hot plot

宏観亭見聞録さんによると、

同国北部 Balqa 州の都市 Salt の北 10km で、約 2000m² (別の記事では 50〜60m²)にわたって地温が 400°C まで上昇、ものを投げ入れると炎を上げて燃え尽きてしまうとのことです。ヨルダン政府は調査委員会を設置して調査をおこなおうとしています。ヨルダン地質学者協会の会長は、異常現象がおきている地域では地震や火山活動は観測されていないと発言、また、自然資源局の長官は、地下に堆積した有機物の発酵が原因ではないかと推測しています。

とのことで、ある程度の広範囲で地表が異常に高くなる現象がおきているそう。

様々な火の温度を見てみますと、400度というのは炎の生ずる最低温度のようです。

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十分に熱いのは熱そうです。



光の塔

今年の1月頃だと思いますが、ラトビアやアラスカ、アメリカ本土など各地で不思議な光が観測されたことがあります。これは特別不思議ではないという見解が出てはいますが、私は今年初めてニュースで見たもので、きれいだなあと思うと同時に、「これからいろいろなことが起きる時代になりそうだ」とも思ったものでした。次の冬にも見られるのでしょうかね。全然関係ないですが、この光が見られた国や地域ではその後、ひどい経済危機に陥っています。


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▲ アメリカ・オクラホマ州(2009.01.26)


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▲ ラトビア(2009.01.17)

参考記事 » ラトビアの光(さらば通常の自然界)
» 夜空に伸びる不思議な光の柱



太陽系の磁場の圧迫

昨日のナショナルジオグラフィックに太陽系外縁部に謎の“リボン”を発見という記事があり、記事はタイトルの通りですが、この記事に、

> 宇宙リボンの形成過程はまだ明らかになっていないが、天の川銀河の磁場が太陽圏の外層を圧迫して形成された可能性がある。


とありました。

ワタシがたまに紹介させていただいているアメリカの予測プロジェクト WebBot で昨年来何度か出てきている「太陽系は磁場で圧迫されている」という見解との類似性を感じるのでした。 WebBot によれば、現在、太陽系は天の川銀河の通過位置の問題で、非常な磁場の圧迫を受けていて、これによって太陽系全体に異常が起きていると繰り返し言っています。

この太陽系の異常と地球の様々な現象が関係しているかどうかは予想しても仕方ないですが、

・2012年から2015年くらいにサイクル24の太陽活動の最大時期を迎える

・来年いっぱいくらいは地球は天の川銀河の磁気帯の磁気の影響を受ける可能性

・2012年の12月には太陽と銀河中心が一直線上に並び、多分、銀河赤道の磁気帯の影響を大きく受けやすくなる


というような将来的にわかっていることから考えても、環境的にいろいろなことが起きやすいというのは言えるのかも知れません。その途中にはいろいろと強烈なこともあるのかもしれないですが、10年くらいのうちにはまた収まってくるのじゃないかと思いたいところです。

数十年後の地球の様子は今とは少し変わっているかもしれませんけれど。




[追記] 月と地球の間を小惑星が通過しております(多分もう通り過ぎました) 2009.10.18

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Earth Changes Media のメルマガにこういう記事がありました。

30-foot-wide asteroid discovered Friday night will zip past the Earth just before midnight, Eastern Time, tonight. NASA estimates the object will pass within 216-thousand miles of Earth, or slightly closer than the orbit of the moon. There's no danger of the asteroid hitting the Earth.


簡単に訳すと、「金曜日の夜に発見された幅10メートルの小惑星は、米国時間の17日の夜0時頃に地球の先を通過します。この小惑星が地球に行く危険はありません」とのこと。

まあ・・・やっばり、あれですね。

これも NASA などによる発見が前日だったようなんですが、仮に地球に進む小惑星があったとして、それがすっごい大きい小惑星でも発見から到達まではこの程度(1日程度)の時間しかないのかもしれないですね。以前、木星に激突して地球大の衝撃跡を残した小惑星も、大きさはサーカー場くらいの大きさだったらしいですし。

タグ:異常気象



2009年10月05日


カリフォルニアの群発地震

こちらの記事で、先日のサモアの地震以来、本震の震源地であるサモア及びトンガ周辺でかなり強い群発地震が続いていることを書きました。
だいぶん収まってはきましたが、基本的にまだ続いています。

そんな中、数日前からもうひとつの群発地震が始まっています。
米国カリフォルニア州です。

240_35_smallglobe.gif

この群発、ひとつひとつの地震の規模は小さいですが、頻度が強烈で、USGSで数えてみても、10月1日から本日10月5日までに、マグニュード2.5以上の地震が60回ほど発生しています。これは大地震の後の余震以外ではあまり見ない頻度かと思われます。

日々の内訳は、

10月1日 16回(M4以上が1回。M5以上が1回)
10月2日 4回
10月3日 40回(M4以上が5回。M5以上が1回)
10月4日 8回


となっています。

こちらが10月に入ってからのカリフォルニアのすべての地震。


アースチェンジ・メディアのメールマガジンでもこのことにふれられていますが、中に、


This subduction zone has the potential to create mega-quakes which could reach 9.0 magnitude and larger. It has a history of such which in 1700 after a 9.0 earthquake…

(この地帯では、西暦1700年の時のようにマグニチュード9.0以上の巨大な地震を起こす可能性がある。)



というような記述があり、このブログ等で過去何度かふれている「北米大陸で懸念されている巨大地震」との関連を考える人も多いようです。

この地震については過去何度か記事にしたこともありますので、ご参照下さい。

» 米国で起きるかもしれない超巨大地震について(2008年10月28日)

» 北米プレートでの地震について(2008年12月10日)

などです。
ここで詳しいことは書かないですが、アメリカからカナダの太平洋側にサンアンドレアス断層のカスケード沈み込み帯という巨大な断層があり、309年前(西暦1700年)に最後の地震を起こしていて、その時の規模は

・地震の規模がM8.7−9.2
・断層の長さは1100km
・平均すべり量は14m

というものすごいものだったことがわかってきています。
そして、この巨大地震が今後50年以内に発生する確率が75%とされています。


どうやら、アースチェンジ・メディアはそのことを心配しているようです。

ただ、少なくとも最近では「群発地震が巨大地震に発展した例は少ない」はずで、今回のカリフォルニアの群発がどういうことになるのかはよくわからないですが、ほとんどの群発地震は「群発地震として消滅していく」ので、まあそうあってほしいですね。

なにしろ、懸念の北米カスケード沈み込み帯での過去の地震の規模はマグニチュード9前後。想定される規模が普通の地震とは違うのです。


また、最近の一連の記事との絡みでというと、地震の基本は「トリガー」(いろいろな種類が考えられるにしても)だとワタシは思っていますが、それが何なのか正確にはわかりません。


ちなみに、もっとも集中して群発地震が起きているのは、USGS の地図では、カリフォルニア中のオランチャという町のあたりのようです。

上に挙げたカスケード沈み込み帯との関係を地図に表しますと、こんな感じとなります。

olancha.jpg


ちなみに、オランチャという町は、よく映画の撮影で使われていて、その理由は多分、「典型的な砂漠の町の感じ」だからというような気がします。

TREMORS-1.jpg

これはこのオランチャで撮影された1990年の映画「トレマーズ」というモンスター映画のスナップですが、オランチャ全域がどうなっているのかはわかりませんが、こういう感じの地域も多いのかもしれません。



毎日起きているマグニチュード6規模の地震

それと、実は9月29日からのこの1週間、世界でほぼ毎日どこかで、マグニチュード6以上の地震が発生しています。
これも珍しいことです。

9月29日 マグニチュード 8.0 サモア
9月30日 マグニチュード 7.6 南スマトラ
10月1日 マグニチュード 6.6 南スマトラ
10月2日 マグニチュード 6.1 トンガ
10月3日 マグニチュード 6.1 台湾
10月4日 マグニチュード 6.6 フィリピン



29日のサモアと30日のスマトラの2つの地震をキッカケに全世界で地震の周期に突入した感はあります。


ただ、個人的には、日本に関しては、8日くらいに接近が予定されている台風18号にも注意かと。

typ-18.jpg

10月4日現在、中心気圧が910ヘクトパスカルという、とんでもない台風で、日本に到達するまでにどの程度の勢力に落ちるのかわからないですが、先日までの台湾やフィリピンの台風被害などをみても、今の台風は過去のものとは違う気もします。
台風情報にご留意下さい。



[追記] 台風は直撃コースのままで、勢力も衰えてないです。

typho-18.jpg

直近のアジア諸国での台風被害について映像等リンクしておきます。今年の台風は例年とはひと味違います。

インド(10月5日)
フィリピン・マニラ(9月26日)
台湾南部(8月9日)



[追記 2]

ナショナルジオグラフィックニュースに「サモアとスマトラの地震の関連性は?」という記事があり、全体のトーンはともかく、こういう部分があり、なんとなく注目したりいたしました。

2004年のインドネシアの地震の振動によって、カリフォルニアのサンアンドレアス断層に液体が流入し、この断層を震源とする小規模な地震が発生する頻度が高まったことを、同研究チームは発見した。このような液体の流入によって断層が液状化し、断層の両側の地盤が互いに滑る可能性が高くなるのである。


今回の、サモア→インドネシア→カリフォルニアの群発 という流れも今までにあったことなのかもしれないです。面白い話だとは思いますが、しかし、結論はいつ出るのか、あるいはもう出ないのか。





2009年10月01日


地震と電磁波の関係と、人工地震実験

Update! - 大事なことを書き忘れていたのでうしろに追記しました。教授の持たれている疑問と、「地震のトリガー が宇宙線説」との整合性の話です。




サモアとインドネシアで2つの大きな地震があって、特に、インドネシアの地震はマグニチュード7.6で深さは80kmという、普通に考えれば、サモア(マグニチュード8.0で深さ18km)より影響が小さいと思われたものなのに、インドネシアの地震は被害が甚大なようで、ことによったら今年最大の被災者を出す地震となってしまうかもしれません。2009年で一番死者を出したのは、4月のイタリア地震(M6.3 で規模としては決して巨大ではありませんでした)で、約300人の方がなくなっています。


この2つの地震のことと、最近少し考えていた、「マグニチュードの意味って何なのだろう」などを調べていたのですが、その中で偶然おもしろいページを見つけました。

上田誠也さんという東京大学の名誉教授の講演か何かをまとめた地震予知研究の歴史と現状というページです。この上田さんという人は、どうもプレートテクトニクス研究の第一人者のようですので、この方の地震に対しての考え方はまあ置いておいて、この文章の中に気になるフレーズがいくつかありました。

最後の方に地震の短期予知の「地震電磁気研究」ということについて書かれてあるのですが、まあ、これは平たく言うと、私たちが「行徳の反応がどうだこうだ」とか、ま、そういうのと同じなので、その信憑性については語るところではないです(予知できたり予知できなかったりする現状なので、信頼性そのものは薄いという意味で)。

教授もこの方法には問題が山積みになっているとしていて、その理由として、


1. そもそもどうして地震の前に信号がでるのかがわかっていない

2. どうして地下から高周波の変動が減衰せずに出て来られるのかの理由がわからない

3. 地震の前になぜ100キロメートルも上空の電離層まで変化するのかがわかっていない


ということだそうです。

地震の前に100キロ上空の電離層まで変化するとは知らなかったですが、これが気になるフレーズということではなく、気になるフレーズというのはこの部分です。全部転載してみます。(改行と太字はワタシによるものです)

(ここから転載)

最後にちょっと面白いと思うことを一つ。
電磁気現象は単に前兆だけではなく、それ自体が地震を誘発しないのかということです。

もしそうだとしたら、それは地震制御につながるかもしれません。
昔の日本人はナマズを料亭にまねいてご馳走や美酒を振舞って暴れないようにさせるという賢明な? ことをやっていた。

ロシア人も、そのようなことを考えました。
その当時はソ連領だったキルギスの天山山脈で2.8キロアンペアもの電流を地下に流し込む実験をしたのです。

日本では100アンペアも地中に電流を流せば文句が出るでしょう。幸い、人跡まれなところであったからできたのかもしれません。百十何回も実験を重ねたのでかなり信用できるのですが、翌々日くらいから地震が増え、数日のうちに収まる

そして流した電流のエネルギーよりも、地震のエネルギーのほうが100万倍も大きかった。ですから、電流が地震を起こしたのではなくて、電流が刺激して溜まったストレスが出るような仕掛けがあるらしいという結論になりました。


(転載ここまで)



ここにはいくつかのおもしろいことが書かれています。

まず、教授は、

 > 電磁気現象は単に前兆だけではなく、それ自体が地震を誘発しないのか

と言っています。
つまり、プレート理論の第一人者である方ではありますが、地震のトリガー(引き金)についてのことに自然と言及されている感じがします。「電流が地震を起こしたのではなくて、電流が刺激して溜まったストレスが出るような仕掛けがあるらしい」の部分もいろいろと考えさせてくれます。

そして続くこの部分。

 > 百十何回も実験を重ねたのでかなり信用できるのですが、翌々日くらいから地震が増え、数日のうちに収まる

時期はわかりませんが、旧ソ連では電気を使って人工的に地震を起こすことに成功していたようです。(もしかして、地震のトリガーって刺激があれば何でもOK?)


さらに、興味深いのは、

 > 流した電流のエネルギーよりも、地震のエネルギーのほうが100万倍も大きかった

という点です。

なるほど、いろんな国が一生懸命、地震などの兵器の研究をするのもわかる気がします。

戦いというのは基本は、「1の攻撃に対して1のダメージ」(人 vs 人など)というものなのですが、それが爆弾となり、核兵器となり、1の攻撃に対しての人のダメージはどんどん大きくなってきたわけですが、「100万倍のエネルギーを発生させる」となると研究もするのでしょうね。

困ったことですが。


このページには他にも興味深い図などがたくさんあり、たとえばこれはGPS観測による地殻変動速度というもので、GPSで観測された、「日本の地面がどう動いているか」を矢印で表しているもの。

gps-japan.jpg

▲ 日本列島は、決して「一方向だけ」に進んでいるわけではないようで、基本的には、太平洋側から日本海側に動いているようですが、九州などは太平洋側に動いていて、また、琵琶湖のあたりや北海道の北部などは全然動いていないところもあります。

ちなみに、赤い丸はワタシがつけたもので、「矢印がぶつかりあっているところ」となります。時間と共に地盤が圧縮されてきている印象を受ける矢印のぶつかりに見えました。


図や内容については古い可能性もありますが、まあ、ひとつの話のありかたとして、とても興味深く思いました。でも、現役時代(東京大学の地震研究所に30年勤めていたそうです)はあんまり自由自在にはできなかったのかもしれないですね。





[追記]地震の前に電磁がキャッチされる理由についての推測

上の記事では、上田教授は「電磁気と地震の関係」に関して3つの大きな疑問を持っているということを挙げました。
すなわち、

1. そもそもどうして地震の前に信号がでるのかがわかっていない

2. どうして地下から高周波の変動が減衰せずに出て来られるのかの理由がわからない

3. 地震の前になぜ100キロメートルも上空の電離層まで変化するのかがわかっていない



ですが、書こうとしたことを書かないままアップしていましたので、追記いたします。

これらの疑問が「地震を引き起こすトリガーが上(空)から来ている(宇宙線など)」と考えると、納得いくのです。

つまり、すべて逆説だと納得いかないですか?


「1.」は、地震の前に何らかのトリガーがあるから信号が記録される

「2.」は、「そもそも地下から出ているのではなく、地下に向かっている」と。つまり、地中で計測すると高周波はちゃんと減衰しているのでは。要するに空から来ている。

「3.」は、「地震の前に100キロメートルも上空の電離層が変化する」と考えるのではなく、「そもそも上から何か(宇宙線など)が来ているのだから、高い位置で反応するのは自然かも」ということです。

これらの逆説は、宇宙線ではないにしても、地震を引き起こすトリガーが「上の方から来ている」という考えをむしろ補強してくれるとワタシには思えるのですが、まあ、思い込みの部分はあるとしても、意外と整合性がありそうな気もしたりいたします。

つまり、ここまでくると半分オカルトですが、かつてのニュートリノのように、まだ人間が確認していない「地震を引き起こす未知の宇宙線」が存在するのじゃないかなあという思いがあります。







2009年09月30日


サモア地震の後に続く深さ10km地震

Update - サモア地震の際の現地の様子が YouTube にアップされていましたので下にリンクしておきます。




サモアでマグニチュード8の大きな地震がありました。被害等はまだまったくわからないですが、場所的には津波の被害があるとは思われます。

興味深いのは、その後の「余震のようなもの」です。

サモアの本震の後の6時間程度で起きている余震(のようなもの)で、M2.5を越えているものは24回程度起きているのですが、USGSでは見事にすべて「深さ 10km 地震」となっています。下にそれらをすべて記しておきました。これは深度10km地震ウォッチャーとしてはすごいとしか言いようがなく、圧巻であります。

サモアの地震の後の余震(のようなもの)全データ

地震発生後6時間ほどの時点では、すべて深さ10kmとなっています。

M 5.1 2009/09/30 01:39:50 -15.483 -173.383 深さ10.0 km トンガ
M 4.9 2009/09/30 01:30:40 -15.526 -172.581 深さ10.0 km サモア諸島
M 4.9 2009/09/30 01:16:18 -15.577 -172.043 深さ10.0 km サモア諸島
M 5.1 2009/09/30 01:09:30 -14.972 -173.612 深さ10.0 km サモア諸島
M 5.2 2009/09/30 01:05:35 -14.914 -173.245 深さ10.0 km サモア諸島
M 5.1 2009/09/30 00:40:52 -15.460 -172.931 深さ10.0 km サモア諸島
M 4.8 2009/09/30 00:27:53 -15.029 -173.137 深さ10.0 km トンガ
M 4.9 2009/09/30 00:22:38 -15.380 -173.481 深さ10.0 km トンガ
M 5.0 2009/09/30 00:11:38 -15.992 -172.243 深さ10.0 km サモア諸島
M 4.9 2009/09/29 23:51:43 -15.134 -171.944 深さ10.0 km サモア諸島
M 5.9 2009/09/29 23:45:03 -15.840 -172.531 深さ10.0 km サモア諸島
M 5.4 2009/09/29 23:32:57 -15.539 -173.322 深さ10.0 km トンガ
M 5.5 2009/09/29 23:11:52 -15.565 -173.365 深さ10.0 km トンガ
M 4.9 2009/09/29 22:41:46 -15.200 -172.899 深さ10.0 km サモア諸島
M 5.1 2009/09/29 22:08:30 -15.345 -173.387 深さ10.0 km トンガ
M 4.9 2009/09/29 21:51:01 -16.174 -172.533 深さ10.0 km サモア諸島
M 5.0 2009/09/29 21:28:57 -17.205 -173.002 深さ10.0 km トンガ
M 5.2 2009/09/29 18:57:59 -16.067 -173.125 深さ10.0 km トンガ
M 5.0 2009/09/29 18:46:02 -14.953 -173.329 深さ10.0 km サモア諸島
M 5.4 2009/09/29 18:40:11 -15.347 -173.296 深さ10.0 km トンガ
M 5.1 2009/09/29 18:34:30 -14.871 -172.493 深さ10.0 km サモア諸島
M 5.0 2009/09/29 18:29:26 -15.948 -173.231 深さ10.0 km トンガ
M 5.8 2009/09/29 18:21:43 -16.197 -173.069 深さ10.0 km トンガ
M 5.6 2009/09/29 18:08:22 -15.467 -172.092 深さ10.0 km サモア諸島



ところで、「余震(のようなもの)」と余震と断定しない書き方をしていますが、「余震ってこんなに範囲が大きかったっけ」と地図を見て思ってしまったのです。

これが「余震のようなもの」の分布図で、本震は右の方のもっとも大きな青い四角のものです。

samoa-1.jpg

パッと見る分には余震っぽくはあるのですが、これをたとえば同じ縮尺程度だと思われる日本と比べてみるとちょっとその範囲が広すぎるようにも感じます。

samoa-2.jpg

これだと、東京湾で本震が起きた後に、余震が群馬や埼玉や名古屋あたりでも起きているというような感じにも見えます。


なんとなくサモアの地域全体が群発地震めいているということなのかもしれないですが、まあ何ともわかりません。様子を見るしかないようです。

なお、ちょうど昨日、久しぶりに「最近の深さ 10km の地震」マップを作っていたところで、理由は「また深さ 10km の地震が増えてきたから」です。
こちらが9月22日から9月29日までの1週間のもの。

10-09-29.jpg

右の方の赤いあたりのケルマデク島というところの10km地震は3日ほど前ですが、今回のサモアと近い場所です。

あと、ちょうど、9月21日から2ヶ月ぶりくらいに黒点が太陽に現れたことも、10kmの地震のデータ収集と関係があります。

こんなに長期間、黒点が出ない時期が続くというのは100年くらいなかったそうですので、またしばらく体験できないかもしれないですし、黒点の状況と地震の発生の関係を見ておきたいというのもありました。

sunspot-0930.gif

結局は、「黒点が出ている時に大地震が起きた」ということになり、「黒点が出ている間は太陽活動が強いせいで宇宙線の地球への影響が弱まることにより地震は少なくなるかも」というワタシの推測とはまったく反対の状況になっています。


ついでに、最近話題にしていたので、HAARPの直近のグラフなど。

HAARP-0928.jpg

9月27日と9月28日にちょっと反応しています。
ただ、アラスカからでは、日本と同じくらいの距離があります。



サモアはちょうどアラスカの基地から5000kmの円の外周あたりですかね。
まあ、しかし関係はわからないです。



[追記]低周波の伝わりかたについて

先日、HAARPの関連の記事で、低周波について書いたのですが、こちらに興味深いQ&Aがありました。

音としての低周波と、電磁波としての低周波の違いを教えて下さい」という質問なのですが、答えの中に、

 > 音は真空中では伝わりませんが電磁波は真空中でも伝わります。

 > 海中では電磁波は伝わりませんが、音は伝わります。潜水艦の探知は音です。


とありました。

海中では低周波の電磁波は伝わらないということのようです。
となると、(HAARP と地震が関係あると考えた場合の)海中で起きる地震(たとえば今回のサモアの地震のようなもの)への解釈もまた変わるような感じです。
空中からでの放射では海で遮断されてしまうので、ずっと地中を通らせていく必要がある・・・ということなんですかね。


ついでに、「低周波の速度」について調べてみようと思ったのですが、こんなページに突き当たって挫折。

例えば、比誘電率が 2.3 である、ポリエチレン絶縁同軸ケーブルの場合は、

Vp = 2.99792458e8 / sqrt(2.3) = 1.97677293e8 (m/s)

で、真空中の光速の 66 % になります。


・・・・・。

計算式の意味自体わからない・・・  orz

この件は本当に難しいですね。
中学生の勉強あたりからやり直さないとダメっぽいです。



[追記] サモア地震の際の現地の様子のようです。







2009年09月27日


HAARP の話題 ラスト (低い周波の特性とは)



HAARP と最近の関東地震騒動のことにふれて、(日本の)地震と HAARP の関係に懐疑的なことを書いているのですが、誤解があるといけないのでキチンと書いておきますが、ワタシは「HAARP が地震を発生させるものではない」と言いたいのではなく、

「少なくとも公にされている HAARP の仕組では地理を狙って地震を起こすのは難しいのではないのか」

ということを言いたいのです。

要するに、「自由自在に目的の場所に地震を発生させることができるような(軍にとって)夢のようなマシンはまだないのでは」というようなことかもしれません。

さて、 HAARP のことはもう前回の記事で終わりにしておこうと思ったのですが、昨日の記事で


> HAARPのInductionのシグナルを見ると、周波数が非常に低い特徴があることが分かります。僅か 5Hz 程度です。


という、とても興味深いコメントをいただきました。

5Hz というのは大変低い周波で、たとえば生活の中で使われているものでは・・・こちらによると、肩凝り治療などの低周波マッサージ器(ブーンと鳴るやつ)などでしょうか。

また、噴火の前などに記録される低周波地震の周波もそうです。なので、低周波地震を誘発するというような意味では、いかにも地震と直結しそうなのですが、これがなかなか・・・。ここまで低い周波だと、武器に転用するのはどうも難しいとしか思えないのです。

なお、生活の中で指向性(方向を定めて放射する)のある周波は高いものが多く、たとえば、衛星放送などは、このページでは、12〜18GHz(ギガヘルツ)ということで、ギガヘルツを普通のヘルツで表しますと、これは HAARP の周波が仮に 5Hz としますと、12,000,000,000Hz ということで、数十億倍程度にあたるものです。周波に正確な指向性を持たせるには、ある程度の高周波であることが必要なようです。


今回は「なぜ低い周波だと武器にし難いか」ということを書こうと思ったのですが、この「高い周波」とか「低い周波」という概念は難しくて、実際ワタシもよくわかりません。

今回、HAARP の周波の「とても低い」という特性の説明に何かいい例えはないかなあと考えたんですが、「音」ではどうかなあと思い立ちました。


ロック少年たちが体験する低周波の特性

音楽の中には「高い音と低い音」がそれぞれあるものです。

たとえば、ロックやジャズなどのポピュラー音楽には、ギターやリード楽器等の高い音と、ベースやバスドラなどの低い音が含まれていることが普通ですが、これをそれぞれ「高い音=高い波長」、「低い音=低い波長」と置きかえてみます。

(素人考えの例えなので、基本的に間違っていると思いますが、自分でわかりやすくしてみました。間違い等あれば、ご指摘いただければ幸いです。)


ある古い木造の一軒家の二階の部屋で大変にキンキンとしたうるさいロックを大音量で聴いているとします。床や壁がふるえるほどの大音量です。

こんな状況です。

pump123.jpg

▲ ひどいイラストで申し訳ないです。3分で作ったもので(恥ずかしい)。


これをそれぞれ、

1. 同じ部屋のスピーカーの真ん前
2. 同じ部屋のスピーカーの後ろ
3. 隣の部屋
4. 家の一階の部屋
5. 屋外


で、それぞれ高音(高い周波)と低音(低い周波)がどう聞こえるかということを考えてみます。

基本的には、「1」から「5」になればなるほど、高い音は聞こえにくくなってくると思います。

つまり、一番キンキンと高音が響くのは、スピーカーの真ん前。
もちろん、ここでは低音も響いています。
スピーカーの後ろだと、キンキンした音は少し和らぎますが、他は基本的にうるさいことには同じ。

隣の部屋だと、高い音はかなり聞こえなくなると思います。
それでも、ベースのボンボンとした音や重低音はまだかなり聞こえるはずです。
壁や床もかなりふるえているでしょう。

家の一階に行くと、もうギターやボーカルなどはほとんど聞こえないでしょう。
でも、ベースかバスドラかはわからないですが、「ボンボン」と低音は聞こえるし、その振動もまだ感じると思います。
メロディが聞こえない分、この低音は騒音に感じると思います。

さて、外に行きます。
古い木造の一軒家なので、その低音の輪郭は曖昧になっているとは思いますが、なお、重低音のボンボンとした音はまだ聞こえる、あるいは振動を感じるかもしれません。


つまり、音には、

・高い音になればなるほど、スピーカーの真ん前から離れれば離れるほど聞こえなくなる。方向性も前とハッキリしている。

・低い音は途中で壁があろうが、家があろうが、遠くまで聞こえ続ける。


という特徴があると思われます。

これを他の周波に当てはめると、


・周波の低いものの方が遠くに伝わる、また障害物に強い


ということが、この音の特性でおわかりになるかと思います。

これだと、低周波の方だけが遠くへ届くので優れて(?)いるように思えるかもしれませんが、この「音楽の低音」の例を思い返してみてほしいのですが、「方向性がなく伝わっていく」というのがおわかりになるでしょうか。この家の場合だと、家のすべてで低音が鳴り続けていると思われます。

つまり、二階のある部屋での音楽のベースの低音を、「隣の部屋でだけよく聞こえるようにする」とか「一階の南の方向の部屋でだけ聞こえるようにする」ことは難しいのです。

pump123-2.jpg

優れているのは距離(高い音より遠くまで届く)だけで、そこを起点としてボワーッと全体に低音は伝わっていくので、「この方向に低音を聞かせたい」ということはとても難しいと思われます。

これが低周波の特性ではないかというように思っています。

つまり、 HAARP (の一部の周波)が、もし非常に低いものだとすると、二つの特性を持つことが考えられるのではないかと思います。ちなわち、

A 遠くまで、しかも障害物に関係されにくく遠くまで影響

B しかし、方向をつけることが難しい


ということが言えるような気がします。
「障害物に関係されにくいということは海でも地下でも進んでいける」ということで、その点では頼もしいのですが、四方八方に伝わっていってしまうと思われます。

たとえば、音楽の低音を遮ることの難しさというのは、「防音」という特殊な壁や建物の設備がないと難しいことでもわかるように、広範囲で低周波を制御することは大変な技術が必要かと思います。

つまり、「アラスカで大きな音楽を鳴らして、それが、世界の半径数千キロくらいの範囲にベースの「ボンボン」とした音が伝わるほどの大音量だとして、その「ボンボン」の低音を他の範囲には伝わらないようにして、日本の関東にだけ伝えることは、果たしてできるのか」という話です。

haarp-5000-bass.jpg


上の低周波の特性だと、「確かに地震を起こすことはできても、どこで起きるかがまったくわからない」というふうに考えられるような感じがします。

これは、「HAARP 地震兵器説」の否定ではなく、その方法というものの可能性を知ってみたいというワタシの思いでもあります。また、そういう新しい技術論を知りたいという話でもあるかもしれません。


関係ないこと

ワタシは思うのですが、とにかくこと自然災害などに関しての話は、できるだけ感情論と思想的主張を排除して話し合ったほうがいいと思っています。しかも、専門家だけではなく、いろんな人が考えるのがいいことだと思うのです。

ワタシはもともと完全ないわゆる文系人間で、今でも物理知識はほとんどありません。なので、小学生の読むようなサイトで勉強したりしています。いや、本当はそれこそ、ワタシのような中年よりも、もっと頭のやわらかい小学生や中学生などの若い人にも考えてほしいです。あるいは、その発想の中に「低周波に指向性をつける」というポイントがあるかもしれないですし。

それが兵器であろうと何であろうと、お仕着せの科学や常識ではない科学的発想がこれから求められるのだと思います。そして、できれば楽しい生活のために使えるようになると、とてもいいことだと思うのです。


とりあえず、直近では HAARP の話題はこれを最後とさせていただきます。これ以上は推定だけになってしまいますので、あとは知識のある方がお考え下さると幸いです。