2016年3月9日に「地球の記録」は、新しいサイト「地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー」に移転しました。今後ともよろしくお願いいたします。



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2015年03月31日


アメリカ北西部のコロンビア川の船着き場に衰弱した2千頭以上のアシカが積み重なっている



sea-lion-columbia.gif

▲ 2015年3月26日の OPB より。


アメリカの西海岸で「飢餓状態のアシカたちが次々と打ち上げられている」ことについては、

カリフォルニアに打ち上げられたアシカの子どもの数が1800頭に達する
 2015年03月25日

という記事でご紹介したことがありましたが、今度は、同じアメリカ西海岸でも、カリフォルニアより北のコロンビア川の船着き場の上に、最低でも 2,000頭以上のアシカが「積み重なるように集まっている」という光景が出現しています。

その異常さは、下の空中撮影の写真などでも明らかですが、船着き場の上にいるのは、すべてアシカで、そのほとんど、あるいは全部が空腹状態で弱っているというのです。

SeaLions-basin.jpg


どうして、アシカばかりがこのように空腹状態になっているのか。

原因はわからない面が多いようですが、ひとつとして「アシカが増えすぎて、エサが足りなくなっている」ことにもあるらしく、そのことについて報じていた記事をご紹介します。

コロンビア川は下のあたりを流れている川です。

columbia-river-map.gif



Hungry Sea Lions Pile Into The Columbia River
OPB 2015.03.26


飢餓状態のアシカがコロンビア川で重なり合っている


カリフォルニアのアシカたちが、アストリアのイースト・ムーリング係留施設のボードの上に、文字通り、積み重なっている。

彼らは船付き場のボードのあらゆる場所の上におり、ボードのスペースが足りなくなり、アシカたちは上へ上へと積み重なるように、ぐったりと横たわっている。


SeaLions-basin-2.jpg


最新の集計では、その数は 2,340頭に上り、オレゴン州の魚類野生生物局の局員によると「気が遠くなるような数となっている」という。

カリフォルニアの海岸に空腹のアシカが次々と打ち上げられていることが知られているが、今回のコロンビア川の出来事と、カリフォルニアで起きていることは関係があると、アメリカ海洋大気庁( NOAA )の科学者、ネイト・マントゥア( Nate Mantua )氏は語る。

マントゥア氏は、アラスカ湾からメキシコまで至る太平洋の異常に暖かい海水温度が、魚やアシカに影響を与えているという。アシカは魚を海の中で食べる。

そして、現在、アシカの主要なエサであるイワシが極端に減少している。

その一方で、何百万というワカサギが今年、コロンビア川に戻った。

マントゥア氏は、「オスのアシカは、春と冬に海岸を移動している。アシカたちは、おそらく、通常の場所でエサが取ることに苦労しているのかもしれない」と述べている。

そして、生物学者によれば、コロンビア川の下流域で、アシカの生体数が大幅に増えていることも、エサ不足と関係しているのではないかという。

ワシントン州の魚類野生生物局のスタッフは、今年2月、コロンビア川で 6,422頭の非常に大きなアシカの集団を撮影した。アシカたちは、ワカサギを追って移動していたが、過去2年間で目撃された中では最大の数だ。

スタッフは、「カリフォルニアのアシカの数はかつてないほど多い」と言い、その生息数は 300,000頭にのぼっているとした。


Harbor-seals.jpg
・ 撮影されたコロンビア川の 6,000頭以上のアシカ。


魚類野生生物局のスタッフが問題としているのは、コロンビア川に春に現れるサーモンが、アシカたちによって食べ尽くされてしまうのではないかという懸念だ。

オレゴン州とワシントン州は、サーモンを保護するためにアシカを殺す許可を受けている。

また、米国議員のカート・シュレイダー( Kurt Schrader )氏をはじめとした議員たちは、魚を守るために、先住民族たちにアシカを殺す許可を与えるための新しい法案を提出している。




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2015年03月27日


サウジアラビアで3月の雪



baljirashi-top.gif

▲ 2015年3月22日のサウジアラビア akhbaar24 より。


サウジアラビアでは、今年、何度か雪が降りまして、1月にも「大雪」が降ったことがありました。
それに関しては、

サウジアラビアの大雪報道から辿り着いたタイ軍による「子どもたちへの武器開放日」
 In Deep 2015年01月12日

という記事でご紹介したことがあります。

saudi-arabia-snow.gif
mz-mz


サウジアラビアでは、雪そのものが珍しいのですが、何と3月の終わり近くになり、また雪が降ったのでした。


2015年3月22日のサウジアラビア・バルジュラシ
saudi-snow-001.jpg
akhbaar24


雪が降ったのは、バルジュラシという地域の周辺で、地図では下の位置にある場所のようです。


バルジュラシ( Baljurashi )の位置
map-baljirashi-01.gif
Google Map


地図の位置からは、どうも雪とは無縁そうな場所に見えるのですが、写真を見ますと、結構な量の雪が降っています。

saudi-snow-002.jpg


saudi-snow-003.jpg
akhbaar24


下は、当日の様子を撮影した動画です。




動画でも、結構まとまった降雪があったことが伺えます。

3月の下旬となりますと、雪の降る地方でも、そろそろ雪は降らないような時期でもありますし、サウジアラビアで積雪を伴う降雪となりますと、やはり異例とは言えそうです。

どうも、こう上空の大気の循環もかなり変化してきているのではないかというような感じはします。

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2015年03月26日


コロンビアの首都ボゴタを信じがたい雹(ひょう)嵐が襲い、洪水と建物被害で緊急事態発令



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▲ 2015年3月22日のコロンビア Ele Spectador より。


コロンビアの首都ボゴタで、激しい雹を含む嵐が吹き荒れ、あっという間に 60センチ異常にも積もるという出来事がありました。

しかも、その直後から、今度はその雹がどんどん溶けることで洪水に見舞われ、緊急事態が発令。

下の写真で積雪の量のすごさがわかります。

bogota-hail-mass.jpg
La Fm


溶けた雹で発生した洪水で水没する車
car-bogota-001.jpg
La Fm


ちなみに、ボゴタの位置は下になります。

bogota-map.gif
Google Map


このような雹は現地としてもかなり珍しいことのようで、コロンビアの英語メディア「コロンビア・レポート」は、下のようなタイトルをつけて報道していました。

bogota-02.gif

▲ 2015年3月23日の Colombia Reports より。


下の動画は音声はないですが、現地の報道です。




人的被害はありませんでしたが、多くの車両が水没したり、あるいは、多くの建造物も浸水被害や屋根の崩壊などの被害を受け、また、道路の陥没なども相次いだようです。

荒れた天候は今ではそれほど珍しくないとはいえ、やはり、温暖な地域で「雹が60センチ積もる」という出来事は、そうそうないものだとは思います。

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2015年03月25日


カリフォルニアに打ち上げられたアシカの子どもの数が1800頭に達する



california-pup-top.gif

▲ 2015年3月18日の米国 CBS ニュースより。


先月書きました、

カリフォルニアの海岸で3年連続で原因不明のアシカの座礁と大量死が発生
 2015年02月03日

という記事で、アメリカのカリフォルニア沿岸の海岸に多数のアシカ、特に子どものアシカが打ち上げられていることについてふれました。

カリフォルニアでは、3年連続でアシカの座礁が起きているのですが、今年の数は、その中でも最大で、「異常事態」という位置付けとなっています。

先日の時点では、上の記事では、2015年1月3日のロサンゼルス・タイムズの記事をご紹介していますが、抜粋しますと、

海洋哺乳類センターは、1年間で平均 600頭の海洋動物を取り扱うが、現在は 1,030頭の海洋動物に対応している。海洋哺乳類センター獣医学局の責任者、ショーン・ジョンソン氏は「大半を占めるのはもちろんアシカで、711頭に上ります」と語る。

とあるように、1月の時点で、700頭以上のアシカが保護されていたわけですが、その数は今も増え続けているようで、冒頭の CBS ニュースにありますように、確認されているだけで 1,800頭の子どものアシカが漂着していて、その多くが死亡しています。

dead_sea_lions2.jpg
The Wathchers


もちろん、これは確認されているだけで、実際には発見されない所で、どれだけのアシカが死亡しているかは推定もできないようです。

死因は、ほぼ「餓死」です。

また、ロサンゼルスタイムズの記事から抜粋しますと、

ショーン・ジョンソン氏は以下のように述べる。

「アシカの子どもたちの成長が妨げられているのです。彼らは基本的には飢餓で死んでいます。彼らには、筋肉もなければ、脂肪もまったくない。骨と皮しかないのです」

しかし、「なぜ、餓死をしているのか」ということについては、今でもその理由はよくわかっていません。

ただ、現在、カリフォルニア周辺の「海の温度」が異常に高いということがあり、これが関係しているのではないかという意見などもありますし、いろいろと原因は考えられていますが、確定したものはないようです。

2013年と2014年のカリフォルニア周辺の海水面温度の差

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▲ 2014年11月21日の In Deep 記事「冬のカオス:凍てつくアメリカ…」より。


CBS ニュースによれば、現在のアシカの漂着数は、救命できる範囲を越えていて、一部は助けられた後に、治療などが施されて海へと帰されるアシカたちがいる一方で、レスキューセンターで死ぬアシカや、安楽死させられるアシカも多く、救助センターでは、資金援助とボランティアへの参加を呼びかけてします。

アメリカ周辺の海ではこの数年、海洋生物の大量死が多いですが、今回のアシカや、あるいは、ヒトデやウミガメの大量死のように「前例のない規模」というものも増えています。

イルカやヒトデに続き、アメリカのウミガメたちの異常な座礁数から思う「6度目の大量絶滅」に向かう現在の世界
 2014年12月18日

海に何が起きているのか、その実際は今のところ誰にもわかっていません。

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2015年03月24日


オーストラリアで「広島型原爆の58億倍」の衝突のエネルギーがあった直径400kmの世界最大の小惑星クレーターが発見される



arizona-crater.gif

▲ これはアメリカ・アリゾナ州にある巨大クレーターです。直径1.2キロメートル。 今回、オーストラリアで発見されたものは、このクレーターの約 400倍の直径があります。pi.usra.edu より。


オーストラリア国立大学が「世界最大の隕石(あるいは小惑星)クレーターを発見した」というニュースリリースを発表しました。


au-asteroid.gif

▲ 2015年3月23日のオーストラリア国立大学 ニュースリリース より。


これは、衝突跡の直径が 400 キロメートルという、とてつもない巨大なクレーターです。

これまで見つかった中で、世界最大だった隕石クレーターは、南アフリカにあるフレデフォート・ドームというものでした。


フレデフォート・ドーム - Wikipedia

フレデフォート・ドームはヨハネスブルグの南西120kmの位置にある。隕石の衝突跡の直径は約190kmと世界最大。隕石の衝突跡は、中央のドーム(直径約50km)とそれを取り囲むリングからなる。

今から約20億2300万年前に直径10から12kmの小惑星が速度約20km/sで衝突し、フレデフォート・ドームが生成されたと考えられている。衝突時のエネルギーはTNT火薬に換算して87Tt(テラトン、広島型原爆が約15kt、即ち58億倍) にのぼる。



ということで、今回、オーストラリアで発見された 400キロメートルというクレーターの巨大さがどれほどのものかおわかりになるかと思います。

ちなみに、400キロメートルというのは、日本を例にとりますと、下のような範囲に及ぶような広さです。

オーストラリアで発見されたクレーターのサイズ
400km-japan.gif


これが現代社会での出来事なら、壊滅的な出来事になってしまうことがわかります。国土面積が小さな国なら、その国すべてが一瞬にして全滅するほどのものでもあります。

そして、そのエネルギーもすごいです。これまで世界最大のクレーターだった南アフリカのフレデフォート・ドームの衝突時のエネルギーが、

広島型原爆の 58 億倍


単位が「億」倍です。

そのようにすさまじいものだったと予測されていますが、今回のオーストラリアのクレーターはその倍ほどの大きさを持つわけで、衝突時のエネルギーは予想できないほど、すさまじいものだったことが予想されます。

詳細は調査中ということのようですが、概要としては、

・クレーターの衝突跡の直径は 400 キロメートル
・2つの小惑星(ひとつの小惑星がふたつに割れたと考えられる)の衝突によってできている
・小惑星の大きさは 10 キロメートルを越えていた可能性がある
・衝突の年代は今のところわからないが3〜6億年の間と推測される
・ところが、その時期の「生物の絶滅事象」が見当たらない
・なので、衝突時期はさらに古いかもしれない


となるようです。

まあ、ここまでの天体事象は、数千万年〜数億年に一度程度しか起こりえないものではあるとはいえ、「現実にかつて起きていた」という事実を知らされることになりました。

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2015年03月20日


カナダ東部の海上で記録的な降雪による海氷により190人の乗客が乗ったフェリーが身動き取れず



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▲ 2015年3月18日の Mashable より。


カナダ東部にあるノバスコシア州の沿岸で、190人の乗客が乗ったフェリーが、海氷により 3月17日から身動きが取れないままとなっています。

ノバスコシア州というのは、地図では下の位置にあります。

novascotia-map.gif


大型船が海氷のために立ち往生するというのは、南極などではよくあることですが、通常のフェリーの航路上で、このように氷のために立ち往生するというのは非常に珍しいことのようです。

今年、アメリカ東部での異常な寒波と大雪についてはよく報じられていましたが、2月には、ニューヨーク沿岸に流氷が押し寄せたという出来事もありました。

nyc-ice-02.jpg

▲ 記事「広範囲な流氷に包囲されたニューヨークの光景」より。写真は AP より。


そして、この寒波は当然ながら、カナダ東部にも影響を与えていまして、カナダでは現在でも、記録的な寒波と大雪が続いていて、それが今回の事態の原因となったようです。

写真などを見ますと、フェリーが自力で動ける見込みはほとんどなく、現在、カナダ沿岸警備隊が、乗客たちの救助に当たっているようですが、短時間での問題解決は難しいと報じられています。


ferry-01.jpg
Youtube


ferry-02.jpg
Twitter


ノバスコシア州では多いところで、今年の総降雪量が「 460センチ」に達していまして、これは、今年、記録的な大雪だったボストンの倍となり、また、いくつかの場所では、1960年代の記録を塗り替える観測史上最大の降雪量となっています。

そろそろ4月も近いですが、北米の東部の異常寒波と大雪はまだ継続しています。

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2015年03月17日


ブラジルで続く深刻な干ばつにより、首都サンパウロで6月にはすべての水が枯渇する可能性を政府が発表



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▲ 2015年3月16日の RYOT より。


ブラジルでは地域により、過去 100年ほどで最悪の干ばつに見舞われています。

先頃、ブラジル政府は、今の状況が続いた場合、首都サンパウロで「今年の6月までには使用する水がなくなる」という推定値を発表しました。

サンパウロ市は周辺を含めて人口 2000万人の大都市です。

それだけの人口を抱える地域の「水がなくなる」というのは、かなり深刻な事態と言えそうです。

現在、サンパウロ周辺の貯水池はことごとく貯水率が低下していて、特に最大のカンタレイア貯水池では、貯水率が 10%以下にまで落ちています。

Reservior.jpg

▲ サンパウロ州のカンタレイア貯水池( Cantareira reservoir )の現在の状況。PRI より。


このサンパウロの水不足の状況について報じている RYOT の記事をご紹介します。



Sao Paulo, South America’s Largest City, Will Run Out of Water by June
RYOT 2015.03.16


南米最大の都市サンパウロは、6月までに水が枯渇するだろう


米国カリフォルニアの干ばつのひどさは、 NASA の科学者たちが「あと1年しか水はもたない」と推定しているほどだが、ブラジルのサンパウロはもっとひどい。

今の状況が続いた場合、サンパウロでは、6月頃に水がなくなるだろうと予測されているのだ。そして、今から2年半はその状況が続くという。

これは、ブラジル政府が独自に計算した推定値だ。

サンパウロ州では、過去 80年で最悪の干ばつが発生している。

AP 通信は、「サンパウロ周辺の 2000万人へ水を供給する貯水池は、今年2月に驚くべき水量の低下を示し、現在は 8.9%しか貯水されていない」と報じた。

このカンタレイア貯水地は、サンパウロとその周辺に住む人々の約3分の1に水を供給している6つの貯水池の中で最大の貯水池だ。

政府は、雨不足と暑さが継続した場合、事態はさらに深刻になる可能性があるという。

良いニュースとしては、2月の終わりに雨が降り、貯水率が 11%にまで上がったということだが、根本的な問題の解消には程遠い。

また、水力発電のダムの水量も低下しており、多くのエネルギーを作ることができないため、電気出力に影響を及ぼしている。

政府は、計画停電を発表し、同時に、電気を節約するための水の配給制を実施することを発表した。

2014年8月にも、サンパウロ市は地域の家庭への給水の停止をおこなっている。
住民たちは公衆の水道に群がり、隣人同士が戦う事態となった。

この状況は9月まで数週間続いた。

最終的に、給水車を市に派遣し、水の配給を始められたが、スラム街などには給水車は来なかった。スラム街に住む住民によれば、彼らは使われていない古井戸の水を使用せざるを得なかったという。

住民の女性のひとりは、「それは長い時間沸騰させなければ飲めないような水でした。しかし、沸騰しても、飲むと胃の痛みや嘔吐がありました」と語る。

今のサンパウロでは、入浴に関しても、雨が降った時にその雨で体を洗うという人たちが普通になっているほど、その水不足は深刻だ。


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2015年03月14日


アメリカ地質調査所が「オクラホマ断層の地震が数十年前の300倍に達している」として、将来的な大地震を予測



oklahoma-faults-top.gif

▲ 2015年3月6日のアメリカ地質調査所( USGS )より。


アメリカのオクラホマ州では、昨年以来、断続的に非常に多い群発地震が続いています。

地質の憂鬱の中にいるアメリカ
 In Deep 2014年03月31日

という記事に 2014年 2月 13日からの1週間だけで、200回以上の地震が起きたことを示す下の図を載せたことがあります。

オクラホマ州の2014年2月の群発地震
oklahoma-quake-map-03.gif


この時などを含め、1週間で数百回というような尋常ではない数の地震が起きていたのですが、3月6日にアメリカ地質調査所が発表した研究論文によりますと、

2009年から 2014年の5年間に 3600回以上の地震が発生

したとのことで、それはほとんどが上の地域での局地的な群発地震のようです。

o-OKLA-QUAKES.jpg
THP


アメリカ地質調査所は「オクラホマ断層での将来的な大地震の可能性」も論文の中で記しています。

今回は、その論文の概要をご紹介したいと思います。



Reawakened Oklahoma Faults Could Produce Larger Future Events
USGS 2015.03.06


再び目覚めたオクラホマ断層が将来の地質的事象を起こす可能性


オクラホマ州で数千の地震を発生させた再活性した断層が、将来的に大きな地震を引き起こす可能性があることについてのアメリカ地質調査所の研究論文が、科学誌ジオフィジカル・リサーチ・レターズ( Geophysical Research Letters )に掲載された。

2009年後半以来、オクラホマ州中部北では、マグニチュード3以上の地震のレートが、数十年前に比べて約 300倍高くなっている。

2009年から 2014年の間に 3600回以上の地震が発生しており、これらの地震が 4〜 6キロメートルの浅い深度において、横ずれ断層で発生したことが同定された。

これらの地震のいくつかは、揺れと被害に結びついた。

アメリカ地質調査所では 474の地震について、15万 3000人から揺れを感じた報告を受けた。

研究論文の主筆のアメリカ地質調査所の地球物理学者ダン・マクナマラ( Dan McNamara )氏は、「断層を識別することにより、今後起こりうるかもしれない大地震に関してのガイダンスを提供し続けるつもりです」と述べる。

オクラホマ州のこの断層は、もともと約 300万年前に形成され、石油やガスベアリングの地層構造としても知られている。

再活性化したこの断層は、将来的に、より大きな地震が増加する可能性を持つ。


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2015年03月12日


ハワイ島に「暴風雪警報」発令中



2015年3月9日のハワイ島マウナケア観測所

hawaii-blizzard-top.jpg
HAWAII NEWS NOW


下の天気予報はアメリカ海洋大気庁( NOAA )の天気予報で、日本時間の 3月12日から13日にかけてのハワイ州の予測をしています。そして、オレンジ色の部分は「暴風雪警報」となっています。

hawaii-blizzard.gif

▲ 2015年3月11日のアメリカ海洋大気庁国立気象局ウェブサイトより。


以下は、3月9日から10日にかけてのハワイ島にあるマウナケアという火山の観測所周辺の写真ですが、北極圏あたりをイメージさせる風景ですが、ハワイです。


Mauna-Kea-0310.jpg


hawaii-0309-01.jpg



hawaii-summit-0310.jpg
HAWAII NEWS NOW


どれもハワイっぽくない光景ではありますが、今回の暴風雪警報は、マウナ・ケア火山の周辺の高所に限ったもので、決してハワイ島の全域が雪に包まれるというようなことではないです。それでも、ハワイで雪、しかも、「暴風雪」となると、なかなか珍しいことではあるようです。

ハワイ島では今年1月にも高所で氷点下を記録し、マウナ・ケアの山頂に降雪がありましたが、今回は暴風雪ということで、今後の積雪もかなり見込まれるようです。

常夏でもあり、雪も降るという多様なリゾート地となりつつあるハワイですが、さすがに平地に雪が降り始めるようなことがあったとしたら、それはもうかなりのこととなりますが、来年、あるいはその後はどうなっていくのでしょうかね。

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2015年03月11日


「 24時間降雪量の世界記録」がイタリアで90年ぶりに更新される



italy-world-record.gif

▲ 2015年3月8日のイタリア Meteoweb より。


イタリア中部で、3月5日に「24時間積雪量の世界記録」が更新されたと報道されています。しかも、ふたつの町で同時に世界記録を更新したようです。

公式な記録のようです。

下の除雪の様子を見ると、確かにかなりの積雪のようですが、これが 24時間、正確には「18時間で降った」のだそう。

italy-snow-001.jpg


タイトルにありますカプラコッタというのは、下の位置にある町です。

Capracotta-map.gif
Google Map

ナポリなんかにも近く、世界記録を破るような大雪が降るような場所には見えないのですが、記事によりますと、カプラコッタは標高が 1421メートルある場所だそうで、高地となっているようです。

もうひとつの世界記録を更新したペスコも標高 1395メートルにある町だそう。

さて、その24時間積雪量なんですが、

・カプラコッタ → 256センチメートル
・ペスコ → 240センチメートル


となっていて、どちらも 24時間降雪量としては世界記録だそうです。

ちなみに、それまでの 24時間積雪記録は、アメリカのコロラド州にあるシルバーレイクで記録された、

・1921年4月21日「 193センチメートル」

だったそうで、今回のイタリアの記録は 90年以上更新されていなかった記録を更新しただけではなく、積雪量も、世界記録を 50センチ以上も越えたものとなったようです。

雪かきの様子も、普通の雪国でもあまり見られないような壮絶な状態です。

italy-snow-002.jpg


日本も大雪になる地域は多いですが、日本の記録ですと、これは「1日降雪量」ですが、こちらのページによりますと、

・1927年 新潟県上越市高田 176センチメートル

ということになっているようです。

今年に入り、北半球の雪と寒波は多くの地域で加速していて、アメリカとカナダでは2月の積雪量が観測史上最高となっています。

us-set-record.gif
In Deep

ヨーロッパ各地でも大雪が続いている地域もあり、今後も「記録的」となるような降雪が続く可能性もあるかもしれません。

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