2016年3月9日に「地球の記録」は、新しいサイト「地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー」に移転しました。今後ともよろしくお願いいたします。



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2015年04月30日


世界中で地震と火山噴火が一貫して増え続けている



earthquake-volcano-activity.gif

▲ 2015年04月27日のコスタリカ・ニュースより。


地震と火山噴火は、「何となく増えているような気がする」ということは、どなたでも感じていると思うのですが、先日、コスタリカのメディアで、地震が、実際のデータとしても増えていることが報じられていました。

特に「大きな地震」が増えています。

世界全体では、マグニチュード6以上の地震に関して、

1980年から 1989年までの年間平均地震発生数は 108.5回

だったのに対して、

2000年から 2009年までの年間平均地震発生数は 160.9回

と、4割近くも増加しています。

特に、下の、「 M3 以上のアメリカ本土での地震の累積数」のグラフを見ますと、少なくとも、アメリカでは1年間で発生する地震の数が、年を追うごとに増えていることがわかります。

earthquake-data.gif

1970年から2014年まで → 地震の年間平均発生数は 21回
1990年から2014年まで → 地震の年間平均発生数は 31回
2008年から2014年まで → 地震の年間平均発生数は 151回


となりまして、2008年からの地震の数が「度を抜けて多い」ことが、はっきりします。

この傾向が今後も続くのかどうかはわかりませんが、ただ、地域によっても違うでしょうけれど、世界全体でいえば、地震は過去 100年で増え続けています。

2014年の大地震の数は「平年の2倍以上」となっていた
 2014年07月08日

という記事にありますように、昨年 2014年の世界の地震発生回数は、平均の「倍」だったことが報じられたことがあります。

そして、そこにいたるまでも少しずつ地震は増え続けていました。

特に規模の大きな地震は、この 100年間で一貫して増えているようです。

西暦1900年からのマグニチュード5〜5.9の地震の統計
a-2010-earthquakes-magnitude-5.gif
Modern Survival Blog


西暦1900年からのマグニチュード6〜6.9の地震の統計
b-2010-earthquakes-magnitude-6.gif


コスタリカ・ニュースの記事では、火山噴火の増加についても述べられていますが、これもこの数年は増加の傾向があり、最近は特に、世界の火山活動の活発化が報じられることが多いです。

つい最近も、ペルーにあるウビナス山が噴火し、非常事態宣言が発令されています。

ubinas-emergecy-declare.gif

▲ 2015年04月28日のボリビアのメディア la Razon より。


火山噴火の増加は、長期間では気象や日照に影響しますし、さらに世界の火山噴火が増加しますと、日照不足や寒冷傾向など気候への影響も大きくなるかもしれません。

日本でも噴火は増えていますが、富士山や、あるいは北朝鮮の白頭山など、巨大火山が噴火した場合は直接的な被害もそれなりにあるはずで、さまざまな「変化」に結びつく可能性もあります。



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2015年04月28日


米国テキサス州で「テニスボールサイズの雹」が降り注ぎ、車や建物に被害



テキサス州ダブリンに降った雹のサイズ
dublin-hail-001.jpg

▲ 2015年04月27日の Aol より。


テキサス州の位置
texas-map.gif
Wikipedia


前回の記事は、

秋のオーストラリアで過去最大級の雹の嵐
 2015年04月27日

というもので、オーストラリアの壮絶な雹(ひょう)についての報道をご紹介しましたが、アメリカのテキサス州でも、テニスボールのサイズほどもある雹が降り注ぐということが起きています。


テキサス州ライジング・スターに降った雹
hail-size-002.jpg
Aol


このような雹がバンバンと降ってきたわけですから、車や建物などにかなりの被害が出たようです。

雹で破壊された農家の倉庫
hail-crash-003.jpg
Aol


特に、車のフロントガラスが割れる映像は、YouTube にいくつかアップされていました。

雹でフロントガラスが破壊された車
hail-crash-window.jpg
YouTube


上の写真の動画です。




この悪天候をもたらした雲がまたすごいものなのでした。

雹を降らせた雲
hail-clouds.jpg
Aol


荒れた天候の報道が続きます。

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2015年04月27日


秋のオーストラリアで過去最大級の雹の嵐



雹に埋もれた道路の車
sydney-hail.jpg
The Watchers


ミナミ半球のオーストラリアは現在、秋を迎えていますが、そのオーストラリアのシドニーで、かつてない雹(ひょう)の嵐が吹き荒れ、場所によって 50センチほどまで積もったこことが報じられています。

その光景はなかなかすごいもので、ツイッターなどにも各地からの光景が投稿されています。

au-hail-01.jpg
Twitter


au-hail-02.jpg
Twitter


また、この雹を伴った嵐は、強風など天候自体も激しかったようで、建物の屋根が崩壊したり、また、停電などの被害も出ていたようです。

倒壊したシドニーの工場
au-roof.jpg
Daily Telegraph


数多くの写真や動画が投稿されていますが、下は YouTube にアップされていた動画のひとつです。




オーストラリアのデイリーテレグラフによりますと、ニューサウスウェールズ州の緊急対応担当者は、「ひとつの場所にこんなに激しく雹が積もるほど降ったのは経験したことがない」と言っていたそうで、これもまた、やや異例の現象だったようです。

大量の雹といえば、昨年6月、東京の三鷹で降ったものも過去に例を見ないものでした。

2014年6月24日 東京・三鷹
mitaka-2014.jpg
朝日新聞


何だか、この2〜3年は、世界中で雹の規模が激しくなってきている気がします。
今年はどうでしょうね。

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2015年04月24日


タイ各地で過去50年の記録を破る猛暑により混乱が広がる



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▲ 2015年04月21日のタイラットより。


どうも、今の世界では、気温や天候の「極端化」が各地で起きているようです。

寒いところは記録的な寒さが続く一方で、暑いところは極端に暑いです。
また、多雨や少雨も地域により極端です。

そんな中、タイでは、各地で上のように大変な猛暑に見舞われていて、「 56年ぶりの猛暑」など、観測記録を塗り替える地点が続出しています。

thai-heat-03.gif
タイラット


特に、4月20日には、猛暑のため、熱中症による死者も相次いだようです。


タイ各地で気温上昇、熱中症の死者相次ぐ
newsclip 2015.04.22

20日のタイは全国的に気温が上昇し、酷暑に見舞われた北部を中心に熱中症による死者が続出した。

最高気温が39.4度を記録した北部プレー市では、40〜60歳代の男性3人と62歳の女性1人が自宅で死亡した。いずれも熱中症とみられている。

中部スパンブリ県のシープラチャン郡では、民家の屋根の修理をしていた65歳の男性が暑さのために気を失い、そのまま死亡した。



首都バンコク郊外では、暑さが関係していると見られる「ゴミの山の火事」が発生しています。

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▲ 2015年04月21日の komchadluek より。


日本でも、ひそかに異常気象が進行していまして、

日照不足 深刻  野菜・果樹生育進まず 4月上旬は統計史上最少
 日本農業新聞 2015.04.16

などにあるように、20日頃までは、日照時間が記録的に少ない 4月でした。

このような状態のまま梅雨、夏と続きますと、野菜の価格などを含めて影響が出そうです。

世界的な気温と気候の極端化は進んでいる感じもしまして、食糧の動向などを含めまして。注視すべき状態になっているのかもしれません。
タグ:タイの猛暑

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2015年04月22日


5月も近い時期に、トルコで大雪



turkey-snow-top.gif

▲ 2015年04月20日の Beserhaber より。

この春は、エジプトやメキシコなど、冬でも雪は比較的珍しい場所で、「春の大雪」が降ったりしていたことをご紹介したことがあります。


エジプト・アレクサンドリア周辺の砂漠地帯で前例のない4月の雪と洪水
 2015年04月11日

メキシコのチワワ州で極めて珍しい4月の雪とひょうの被害に対しての非常事態宣言が発令
 2015年04月15日


そして、4月もそろそろ下旬の 4月21日に、トルコのアルダハンという場所などを中心とした広範囲で、雪が降りました。

トルコ・アルダハンの位置
ardahan-map.gif
Google Map


この異例ともいえる4月の雪は、シベリアからの冷たい大気によるものだそうですが、このシベリアからの寒気は、現在、黒海やエーゲ海の多くの場所に達しているそうなので、上の地図に示される多くの地域で、異例の寒さに見舞われている可能性があります。

この寒波は、4月25日前後まで続くそうで、いくつかの地域では、気温も2月並みにまで下がっていて、今後も降雪が続く可能性があるようです。

下は、トルコの映像メディアによる雪の様子です。

アルダハン 4月21日

ardahan-01.jpg
milliyet


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この寒気が続き、仮に「5月のトルコで雪が降る」というようなことになった場合は、いよいよ異例の事態ということになりそうです。

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2015年04月18日


地獄への門:中国に開いた燃え上がるシンクホール



中国新疆ウイグル自治区に開いた燃え上がる穴
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▲ 2015年04月10日の RT Mysterious blazing sinkhole shocks Chinese village より。


中国北西部の新疆ウイグル自治区ウルムチの近くに、上の写真のような「地下が燃えているシンクホール」が突然開き、住民たちを不安にさせています。

近くで見ると下のようになっていて、中が燃え上がっていることがわかります。

fire-hole-02.jpg


温度は、最高で 792度に達していて、穴に木などを近づけると、瞬く間に燃えてしまいます。

sink-hole-792.jpg


住民の人々は「地獄への扉」と呼び、安全上の懸念を持つ一方で、観光客誘致にもつながるかもしれないという思惑も広がっているのだとか。中国中央テレビによれば、現場は 1970年代に石炭の採掘場があった場所で、地質的に「燃焼炭層」だそうで、そこが燃えているのだろうということです。

ちなみに、ウルムチというのは、地図では下の場所にあります。

ulmuchi.gif


地図の左側に「トルクメニスタン」という国がありますが、ここには巨大な「燃え上がるクレーター」があり、やはり、「地獄の門」や「地獄への扉」という名で知られています。

hellish-attractive-crater.jpg
RT


トルクメニスタンの「地獄の門」は、1962年5月以来、50年以上にわたり燃え続けているもので、これは地下のガスが燃えているものですが、ここは今では観光名所ともなっています。

今回発見されたウルムチの「地獄の門」は現時点では小さなものですが、今後どのように変化していくのか注目されています。

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2015年04月17日


ノルウェーの広範囲で「ミミズの雨」が降ってきた



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▲ 2015年04月16日の、ノルウェイ英字メディア The Local より。


ノルウェー南部で、広範囲の場所で、「空から生きたミミズが降ってくる」という出来事が起きたことが報じられています。

上のザ・ローカルの写真では、白いものの上にミミズがいることがわかりますが、これは「雪」なんです。

ノルウェーは、場所により、まだ雪が多く残っています。
下は、ベルショストレンという場所の 4月16日の様子ですが、残っているところは、まだかなり雪が残っています。

norway-weather.jpg
Webcams

積雪のあるところにミミズが出現すること自体、「その地下から這い出てきた」ことを否定することになると思いますが(ミミズが数十センチの積雪の中から這い出てくることは多分できないため)、何より、「ミミズだけが」、しかも「大量に」というところが、やはり謎といえば謎です。

こういう「空から、その場にないものが降ってくる」現象は、ファフロツキーズと呼ばれていまして、昔から、魚やカエル、オタマジャクシといったものを含めて、数多くのファフロツキーズ現象が報告されていますが、一番有力な説が、

「竜巻によって、空に巻き上げられたものが、移動して別の場所に落ちる」

という説です。

ただ、こういうファフロツキーズ現象は、ナマズならナマズ、カエルならカエルといったように、「同じ種類のものだけが降る」といったことが多く、今回も「ミミズだけ」です。

竜巻が生物の種類を選ぶと考えるのは難しいところで、まして、今回は、まだ雪が残る土地での出来事ということで、完全に原因を理解するのは難しそうです。

ザ・ローカルの記事をご紹介します。



Earthworms rain from sky over Norway
The Local 2015.04.16

ノルウェーで空からミミズの雨が降ってきた


ノルウェイ南部で 4月12日、広範囲に渡り、空から雨のように「大量のミミズ」が降り落ちてくるという現象が発生し、生物学者や気候学者たちを悩ませている。

生物学の教授のカルシュタイン・エルスタッド( Karstein Erstad )氏は、その日、スキーを楽しむため、ノルウェー南部のベルゲンの山に来ていた。

そこで空から降るミミズと遭遇したのだ。

「雪の表面に何千というミミズがいました。ちょっと見ると、死んでいるように見えましたが、手にとってみると、ミミズたちは生きていたのです」


worm-02.jpg


エルスタッド氏は、最初、ミミズたちが雪の下の地面の下から這い出てきたのではないかと推測したが、即座にこの考えを自身で否定した。

「そこでの積雪は 50センチほどあり、ミミズが這い上がってこられると考えるには、やや無理があります」

エルスタッド氏の発見が、ノルウェーのニュースチャンネルで報道されて以来、他の各地でもミミズが目撃されていたことがわかった。最も離れた場所では、スウェーデンとの国境沿いのフェムンデンでもミミズが目撃された。

ノルウェーの広範囲で観測されたこの現象について、エルスタッド氏は、「これは非常に特殊な出来事です。最近、何か、このような出来事を発生させるような特殊な気象条件があったかどうか、私は知りません」と言う。

エルスタッド氏が調べたところ、1920年に、スウェーデンでミミズの雨が降ったことがあることがわかった。氏は、「これまで同じようなことが何度くらい起きたことがあるのかはわかりようがないですが、過去にあったとしても、非常に少ないことだと思います」と述べた。


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2015年04月15日


メキシコのチワワ州で極めて珍しい4月の雪とひょうの被害に対しての非常事態宣言が発令



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▲ 2015年04月13日のメキシコ Excelsior より。


Chihuahua-state-emergency .gif

▲ 2015年04月14日のメキシコ la opcion より。


春4月ですが、いろいろな国からの「雪の便り」が届きます。
先日は、

エジプト・アレクサンドリア周辺の砂漠地帯で前例のない4月の雪と洪水
 2015年04月11日

という記事を記しましたが、今度は、メキシコのチワワ州で4月の雪が報道されていました。
その後、チワワ州では 16地区に非常事態宣言が出されています。

報道のタイトルに「春に……?」とありますように、相当な意外感のある出来事だったようです。
何しろ、チワワ州というのは下の位置にありますからね。

chihuahua-map.gif
Google Map


このチワワ州の少し北は、干ばつと温暖傾向が続いているアメリカ西部ですし、この時期に雪が降るとは考えられない場所です。

雪の量も「ほんの少し」というようなものでもなく、記事によりますと、一部地域では積雪が 25センチから 50センチほども積もったというのですから、かなりものです。


チワワ州の4月12日の様子

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ms-02.jpg


また、チワワ州のやや南東にあるヌエボ・レオン州というところでは、極めて過酷な悪天候に見舞われ、各地で落雷、雹などによる停電、洪水などの被害が出たとのこと。


ヌエボ・レオン州の雷

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ヌエボ・レオン州に降った雹の大きさ

mexico-hail.jpg


このアメリカ大陸から中南米あたりにかけての最近の厳しい天候の理由はよくわかっていませんが、以前、

海に何が起きているのか:世界の海水の表面温度が観測史上の130年間で最も高くなっているけれど、その理由がわからない
 2014年11月26日

という記事で書きましたけれど、今、北アメリカの周辺の海水温度がものすごく高い傾向にあるのですね。

下は昨年のものですが、アメリカ周辺海域は異常な高温となっていて、今もこの傾向は顕著です。

sea-temperature-2015.gif
Daily Mail

海水表面の異常に暖かいということは、気温も高くなりやすいわけですけれど、「そこに冷たい寒気が運ばれてきた場合」は、天候は一気に荒れて、雹や落雷が発生しやすくなります。これは日本も同じです。

今のアメリカ周辺の異常気象は、この「海水温の異常な暖かさ」が関係しているのではないかとも思います。

ただ、悪天候は理解できるのですが、「雪まで降る?」とは思いますね。
いろいろと刺激的な春となってきているようです。

日本の周辺海域の海水温度も通常より高いですので、同じように雪とまではいかなくとも、雹などは降りやすい傾向にあるかもしれません。

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2015年04月13日


アメリカ東海岸の貝類に「致命的な伝染性のガン」が拡大している



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▲ 2015年04月09日の UT Sandiego Leukemia metastasizes among soft-shell clams より。


アメリカの沿岸では、この2〜3年ほど、海洋生物の大量死が頻繁に起きていますが、中でも、西海岸では「ヒトデが疾病により全滅に向かっている」ということは印象に残っている出来事です。

米国オレゴン州のヒトデは「絶滅の方向」へ…
 2014年06月06日

vimeo-02.gif
KUOW


今度は、そのアメリカの東海岸で、「オオノガイ」という貝に「伝染性のガン」が広がっているという報道がありました。

オオノガイというのは、貝の図鑑によりますと、

オオノガイは国内の北海道から九州までの地域の海に分布しています。

ということで、日本にも広く分布している貝のようです。
食用の貝のようですが、一般的に流通しているようなものではないようです。

そのオオノガイにアメリカで「大規模なガンの流行」が起きているようで、しかも、この感染性のガンは、他の貝類にも広がる可能性があるのだそうです。

どうもこう、アメリカの海からいろいろな生き物たちが消えていっています。

アメリカの UT サンディエゴの記事をご紹介します。



Leukemia metastasizes among soft-shell clams
UT Sandiego 2015.04.09

オオノガイの間で白血病が転移している


アメリカの東海岸に沿って、オオノガイにとって致命的な疾病が広がっている。

この研究を率いたコロンビア大学のステファン・P・ゴッフ( Stephen P. Goff )教授によれば、この疾患は、最終的には、感染した貝のほとんどを殺してしまうだろうという。

ゴッフ教授は、微生物学、免疫、生化学と分子生物物理学の教授だ。

ロングアイランドからカナダのプリンスエドワード島に至るまで集められた貝たちは、正常な細胞とは遺伝的に異なる白血病細胞を持っていた。

そして、これは他の二枚貝の白血病細胞と遺伝的に同じものであったため、病気の感染源は単一のオオノガイからのものだと考えられる。

オオノガイの白血病は少なくとも 40年前から存在していることが知られていたが、今回の研究では、伝染の範囲が広いことから、その期間はさらに以前からのものだったかもしれないことを示す。

また、研究は、ハマグリ、ムール貝、カキなど他の貝類も同様の白血病の影響を受ける可能性があるとした。これは「感染性散布腫瘍( transmissible disseminated neoplasias )」と呼ばれる。

このガン細胞は、貝の体液の循環を遮断するのに十分なほど白血病の貝の中で増殖する。これは血液や脊椎動物のリンパ液と同様の役割を提供しているため、貝は栄養素が不足する。

その結果、貝は死ぬ。


hemolymph.jpg
▲ 左は、通常のオオノガイのリンパ。右は、重い白血病に感染したオオノガイから採取したリンパ。


生物から生物に実際に悪性細胞を広める感染性のガンは非常に珍しい。

知られているたった2つの例は、噛むことによって伝染するタスマニアデビル(タスマニア島に生息する世界最大の有袋類)の顔面腫瘍と、交配によって広がるイヌのガンだ。

他のガンはウイルスによって引き起こされる可能性があり、貝のガンの研究では、今回のようなウイルスでのガンの発生を見たものとなる。


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2015年04月11日


エジプト・アレクサンドリア周辺の砂漠地帯で前例のない4月の雪と洪水



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▲ 2015年04月10日のエジプト 3ajlnews より。


北半球の通常の地域では、4月ともなると、雪の降る地域も少なくなります。

しかし、今年は多くの地域で「4月の雪」が見られている中、エジプトのアレキサンドリア周辺と、「カイロ-アレキサンドリア砂漠道路( Cairo-Alexandria Desert Road )」で、4月 10日に雪が降ったようです。

エジプトの複数メディアが報じていました。

アレキサンドリアは地中海に面した下の位置です。

alexandria-map.gif
Google Map

カイロ-アレキサンドリア砂漠道路は、下のような感じで砂漠の中を通じている道路のようです。

Cairo-Alexandria-road.jpg
Developing Cairo-Alexandria -Matrouh Desert Road

この道路が、4月10日には下のような状態となりました。

alexandria-desert-snow.jpg

▲ 2015年04月10日のエジプト almasrianews より。


また、雪にならなかった場所でも、かなり激しい豪雨となったようで、非常に厳しい悪天候の後、雪と雷雨に見舞われたと記事には書かれています。

下は、豪雨により洪水となったアレクサンドリア市内の様子です。
道路の柵の向こうは地中海ではないかと思われます。

alexandria-snow-02.gif

▲ 2015年04月10日の Elaosboa より。

今年は中東でよく雪が降りましたが、4月になっても降っているというのは、ちょっと驚いたことでしたので、ご紹介させていただきました。

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