2016年3月9日に「地球の記録」は、新しいサイト「地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー」に移転しました。今後ともよろしくお願いいたします。



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2015年04月11日


アメリカ最大の湖スペリオル湖が4月としては異例の大凍結。多くの貨物船が氷に閉じ込められている



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▲ 2015年04月09日の RT より。


北アメリカの五大湖のうち最大の面積を誇るスペリオル湖が4月に入り、大規模な凍結をし始め、現在、スペリオル湖では、10隻から 15隻の船が身動きの取れない状態となっていることが報じられています。

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Twitter

スペリオル湖は、下の位置にあります。

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Wikipedia


身動きの取れなくなっている船の数が「 10隻から 15隻」と曖昧なのは、この湖の広さと関係があるのかもしれません。スペリオル湖 - Wikipedia によりますと、

スペリオル湖の面積は約82,200平方kmあり、北海道の面積より大きい。

ということで、北海道より広い面積の湖面の上で、どの船がどの位置に立ち往生しているのかを正確に把握するのは難しいのかもしれません。現在、空からの捜索活動がおこなわれている模様です。

上空から撮影した写真を見ますと、まさに「南極」のような感じで、船が立ち往生している様子がわかります。

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Twitter

五大湖では3月から貨物船の運航が始まるとのことで、今年も運搬が始まっていたのですが、4月に入ってから「まさかの凍結」ということになり、対処する間もなく、次々と貨物船が立ち往生していったようです。4月になって、スペリオル湖が凍結するのは異例なことのようです。

沿岸警備隊は、砕氷船によって氷を砕いて船の針路を確保する計画ですが、何しろ「北海道より広い湖」ですから、かなりの時間がかかる可能性もありそうです。

RT の記事からご紹介します。



Icebound: 10-15 ships stranded in frozen Lake Superior
RT 2015.04.09

氷に閉ざされ:凍結したスペリオル湖で10-15隻の船が立ち往生

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過酷な春の天気が、スペリオル湖を凍結させ、アメリカとカナダの最大で 15の隻船を立ち往生させている。現在、沿岸警備隊による救出活動がおこなわれており、また、カナダの砕氷船ピエール・ラディソン号が救助に参加する。

船の中には、4月5日から立ち往生しているものもある。

アメリカ沿岸警備隊の船舶交通局の代表者は、「彼らはとにかく今、救出されることを待ち続けています」と、地元メディアに語った。

彼によると、今はどの船もまったく動いていない状況だという。

五大湖での貨物運搬は3月から始まるが、米国ミシガン州、およびカナダ・オンタリオ州の間の航路に、今の時期にこれだけの氷を見ることは普通のことではない。

カナダ沿岸警備隊によれば、現在、最も行うことが必要とされていることは、氷を砕き、船の航路を確保することだと述べている。




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2015年04月08日


カザフスタンの「空中に浮かぶ黒いリング」の正体



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▲ 2015年4月5日の RT より。


ロシアの RT が、「カザフスタンの空で謎の黒いリングが目撃される」という報道を映像で報じました。アスタナという町の近くにある村でのことだそうです。

下がその動画です。




確かにこれだけ見ていると、不思議な感じがするのですが、その後、アメリカの NBC ニュースが、「これはミステリーではない」とするタイトルの記事を掲載しました。

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▲ 2015年4月7日の NBC NEWSより。

この NBC の記事によりますと、同じ現象は過去に何度も撮影されていて、起き得る原因はいろいろなケースはあっても、共通しているのは「円状のものから爆発的な噴出が起きる」時に発生していたとのこと。

たとえば、変圧器が爆発した際に起きたものや、工場の煙突から出た煙が黒い円形のリングになったことがある事例を紹介しています。

そして、実際に、アメリカのネバダ州で 2008年におこなわれたフェスティバルで、リングが、ヒッピー・ディッピー( hippie-dippie apparatus )という装置から噴出され作られる様子が動画で紹介されています。

黒いリングを作り出す装置から輪が作られていく様子

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Smoke Rings on the Playa Burning Man 2008

このような「円状のものから爆発などが起きて噴出する」という状況が起き得る中では、いろいろな場所で同じような黒いリングが発生する可能性があるということでした。

RT だけで報道を見るのをやめていましたら、不思議現象と思ったまま終わるところでしたが、不思議だと思えることも、いろいろ調べてみるのもいいかもしれないなと改めて思った次第です。

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2015年04月04日


二極化する地球の気候 : 中国山東省で観測史上最悪の少雨と危機的な干ばつ



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▲ 2015年3月25日の新唐人より。



前回の記事「過去100年で最も多い雨量を記録したインド北部」などのように、大雨や洪水に関してのニュースが世界中から伝わってくる一方では、干ばつの報道の激しさも例年にないものとなっています。

先月の記事、

ブラジルで続く深刻な干ばつにより、首都サンパウロで6月にはすべての水が枯渇する可能性を政府が発表
 2015年03月17日

でご紹介しましたように、ブラジルのサンパウロでは水不足が限界にまで達しようとしています。

激しい干ばつが筒尽くアメリカのカリフォルニア州では、4月1日に、住民に25%の節水を義務付けるという「行政命令」が発令されましたが、CNN によれば、カリフォルニア州知事は「前例のない対応をせざるを得なくなった」と語ったことが記されています。

カリフォルニア州では、地域によっては、歴史上最悪の干ばつとなっています。

そして、今回ご紹介する中国の山東省も地域的に危機的な干ばつに見舞われていて、冒頭の「イ(さんずいに維)坊市」という地域では、過去 56年間で最も雨が少なくなっています。


山東省イ坊市の場所
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Google Map


その他にも、山東省は全域で雨不足が著しく、下の報道のように、400以上の貯水池が枯渇していて、200以上の川が干上がった状態なのだとか。


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▲ 2015年3月30日の鳳凰より。


大雨や洪水にしても、少雨や干ばつも気候の二極化が本当に激しくなってきているように思います。
日本はどうなりますでしょうかね。

山東省の干ばつについて、newsclip の報道からご紹介します。



中国:山東省の各地で干ばつ深刻化
newsclip 2015.03.31


山東省の各地で干ばつが深刻化している。

なかでも中部のイ坊市では、2013年8月以来の累計降水量が足元まででわずか561ミリ。1952年の統計開始以来、最も少ない雨量を記録した。市内の大型ダム6カ所のうち、4カ所で水量が前年比で半分以下に落ち込んだという。そのうち、イ坊市昌楽の馬宋ダムでは、過去56年来で初めて干上がっている。

多くの地域では、住民の飲料水が足りていない。小麦の生育にも打撃が及んだ。山東省では、済陽、商河、臨邑、荏平などの各県で麦畑が大規模な干ばつに見舞われている。


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2015年04月02日


過去100年で最も多い雨量を記録したインド北部



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▲ 2015年3月29日のタイムズ・オブ・インディアより。


インドの各地で大雨による被害が多発しています。

特に、インド最北部に位置するジャンムー・カシミール州では、3月の下旬から各地で洪水、土砂崩れ、などが発生して大きな被害が出ていることが報じられています。


シュリナーガルの洪水

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・ロイター Heavy rains trigger flood fears in Kashmir; 17 dead


kashmir-flood.jpg
Indian Express


そして、この異常ともいえる雨が降り続いているインド北部や中部は、「過去 100年で最も雨が多い3月だった」と、インド気象局(気象庁)が発表しました。

そのことを報じているインドの報道をご紹介したいと思います。

ちなみに、現在も洪水が続いているジャンムー・カシミール州は下の位置にありますが、この位置から考えますと、パキスタンやアフガニスタンの一部や、中国の西部などの地域でも大雨の被害が出ている場所がある可能性を考えてもいいのかもしれません。

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インド北部を含めたこれらの地域は8月くらいまでは雨が多い時期が続きますので、今後も、インドでの大洪水の懸念が強くなっているようです。

タイムズ・オブ・インディアの記事からご紹介します。



Wettest March in 100 years in north, central India, weather department says
Times of India 2015.03.29


北部、中部インドは過去100年で最も雨の多い3月になったとインド気象局が発表


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インド気象局( IMD )は、今年の3月は、インド北部と中部で同じ月としては、過去 100年間で最も雨の多い月となったことを発表した。

さらに、今後2週間、さらに多くの雨が降るという予報を出し、農作へのダメージを含めた広範囲での雨による被害の警報を発令した。

気象局の LS レイザー氏は、以下のように述べた。

「今年の3月は、インド北部から中部にかけて、 1915年以来、最も雨の多い月となりました。しかし、まだこの試練は終わりません。次の2週間は、さらに雨量が増える可能性があるのです」

3月30日には、ジャンムー・カシミール州シュリナーガルで、豪雨による土砂崩れが発生し、国道が閉鎖となるなどの被害が出ている。

現在、インドの 14州で雨と雹(ひょう)による大きな農作物被害が発生しているが、気象局の降雨量の予報を受けて、財務大臣アルン・ジャイトレー氏は、季節外れの豪雨と雹による被害を受けている農家に対しての補償の限度額の上限をアップするために州政府と協力することを発表した。


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