2016年3月9日に「地球の記録」は、新しいサイト「地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー」に移転しました。今後ともよろしくお願いいたします。



<< 1  2  3 



2015年07月02日


北半球の海で何が?:6月の末に瞬間的に急減した北半球の海氷面積



デンマーク気象研究所( Dmi )のウェブサイトには、北半球の海氷面積がリアルタイムで表示されているグラフがありますが、6月の28〜30日頃、そのグラフが下のような、やや異常な急変を見せていました。

2015年7月1日のデンマーク気象研究所ウェブサイトより
sea-ice-strange.gif
Dmi


拡大すると下のようになります。

sea-ice-strange2.gif


他の時期を見ますと、メモリひとつ下がる、あるいは上がるのに1ヶ月以上はかかっているのですが、この6月の下旬は、

「瞬間的に大きく海氷面積が減少した」

というようなことが起きていたらしいことがわかります。

多分は2〜3日の間に、1ヶ月から数ヶ月分程度減少したのではないでしょうか。

その時に何が起きたのは想像しようもないですが、いろいろとおかしなことが続きます。

なお、世界の海氷量は、全体としては、下のように少しずつ上昇していましたが、これでまたちょっとわからなくなりました。

2015年6月30日の世界の海氷の年次推移
2015-grobal-seaice6.gif
Sea Ice Extent – Day 181


ヨーロッパやパキスタンなど、熱波の続いているところがあることを考えますと、海上でも何らかの気温の異変が起きているのかもしれません。



Sponsored link





人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。





アイスランドの地質に何が?:6月30日から突如として始まった「非火山性」の群発地震



昨日、何となくアイスランド気象庁のサイトを見ていましたら、地震のページで、明らかに異変が起きていることが示されていました。

iceland-earthquake-0701.gif
Icelandic Met Office


6月30日の夜8時前後くらいから、突如として群発地震が発生し始めたことがわかります。

アイスランドの群発地震は、火山性のものなら、それほど珍しくないですが、今回の地震には珍しいこともあります。

それは、上の地図で赤で囲んだ群発地震が発生している場所に「火山はない」ということです。下のアイスランドの火山一覧をご覧いだくとおわかりでしょうが、現在、群発地震が起きている場所には、火山はありません。

iceland-volcano-map.gif
アイスランドの火山一覧


アイスランドで、火山が絡まない群発地震、しかも、これだけの数のものは珍しいと思います。

地震の状況は現在(日本時間 7月2日午前11時頃)は下のようになっていて、マグチュード5クラスの地震も発生していることがわかります。

iceland-earthquake-0702.gif


過去48時間の地震発生回数は、561回に及んでいて、そのうち、マグニチュード3以上の地震が 36回と、それなりの規模の群発地震となっています。

グラフを見ていると、一応は収まってきているように見えなくもないですが、ちょっとよくわからない地震ですので、注目してみたいと思います。

いろいろ起きているヨーロッパですし、人的社会が荒れる時は地質も荒れるかもしれないですし。

Sponsored link





人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。




2015年07月01日


ギリシャのデフォルト問題で熱いヨーロッパが、記録破りの熱波に見舞われている



今は、ギリシャがデフォルトするかどうかなどを含めて、EU を中心としたヨーロッパが「世界に何らかの影響を与えるかどうか」という意味などでも、いろいろな意味で熱いことになっているわけですが、そのヨーロッパ地域は現在、観測史上で最高クラスの記録的な高温が続いています。

下は 6月29日の CNN の世界の天気予報からです。

eu-heatwave-2015.gif
CNN


スペイン、ポルトガル、フランスを含めた多くの地域で、6月としては観測史上で最高に近いような高温となっています。

しかも、これは今だけのことではなく、わりとずっとそうだったんですね。

下の記事は、1ヶ月ほど前の 6月5日のワシントン・ポストのものです。

europe-hottest-day.gif

▲ 2015年6月5日の米国ワシントンポストより。


ウェザー・チャンネルを見ますと、ジェット気流がヨーロッパの北側を通過していて、その影響ということなのかどうかはよくわからないですけれど、気候配置がふだんとは違っていることは確かなようです。

eu-heat-pattern.gif
Weather Channel


報道を見ますと、ここまでの高温が続きますと、干ばつや森林火災、そして、人々の健康に関してなどの被害が出やすい状況ともなっているようです。

THE WATCHERS の記事をご紹介します。



Intense heat wave spreading through Europe, temperatures rising above 40 °C
THE WATCHERS 2015.06.30

猛烈な熱波がヨーロッパに広がっており、気温は40℃を超えている

記録破りの熱波が西ヨーロッパ全体を包み込んでいる中、今週の終わり(7月4日)までに大陸全体に広がると予測されている。

温度は、ポルトガル、スペイン、フランスで 40°Cを記録しており、子どもや高齢者は、できるだけ外出を控えるように警告が出されている。

2003年にヨーロッパを襲った熱波で、数千人の高齢者を含む約 20,000人の命が奪われた経験があるフランスも、今回の熱波では 40℃を超える地域が出ると予測されている。

フランスの環境大臣は、図書館、映画館、ショッピングモールなどエアコンのある所の開放や、一人暮らしの高齢者への電話や訪問での無事の確認などを行うことを確認した。

また、熱波により、6月30日に 30℃を記録したウインブルドン大会では、暑さに対しての警戒措置をとるとされている気温の上限に達する可能性がある。

スペインのセビリアでは、気温がすでに 42℃に達しており、コルドバでは、44℃に達すると予測されている。スペインとポルトガルでは、2015年の冬と春が異常に乾燥していたこともあり、森林火災の警報が発令されている。

また、ポルトガルでは6月の終わりに 54パーセントの地域が深刻な干ばつに見舞われている。今後も、まとまった雨が降るという予測はない。

スペインのマドリードでは、記録破りの 39.7℃の気温が計測された。これは、これまでの最高気温記録の 39.1℃を上回り、観測史上で最高の気温となった。

Sponsored link





人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。



×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。