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2015年08月01日


マレーシア機の残骸(かもしれない)物体が発見されたレユニオン島で、その翌日にこの島の火山が大噴火



Reunion-eruption-top.gif

▲ 2015年07月31日のロシア RT より。


アフリカ大陸の西にあるレユニオン島という小さな島が今、話題となっています。

それは下のようなニュースが報じられたことによります。


不明のマレーシア機か、レユニオン島で残骸発見
TBS News 2015.07.30

reunion-mh370.jpg

1年以上消息不明となっていたマレーシア機の可能性がある残骸が見つかりました。

インド洋・マダガスカル近くのレユニオン島で、飛行機の翼の一部とみられる残骸が見つかりました。マレーシア政府は、去年3月に消息を絶ったマレーシア航空370便の可能性があるとして、調査チームを派遣しました。

また、マレーシアの副運輸相は、「残骸が行方不明機と同じボーイング777であることはほぼ確実」と述べています。



こういうことで話題となりましたこの島で、その残骸が見つかった翌日に、この島にある火山が噴火したというのが冒頭のニュースです。

ちなみに、このレユニオンの場所は下のようにマダガスカルのすぐ近くです。

レユニオン島の位置
reunion-map.gif
・Google Map


地理的にはアフリカなんですが、この島の所属は、レユニオン - Wikipedia によりますと、

レユニオン(Réunion)は、フランス共和国の海外県ならびに海外地域圏である。

ということで、ここはフランスなのでした。

公用語はフランス語で、フランス都市部からは、電話も国際番号が不要という「完全なフランス」。

それはともかく、このレユニオンにあるピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ火山( Piton de la Fournaise )が、マレーシア機の残骸かもしれないものが見つかった翌日に噴火したのですね。

噴火するピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ

Pitondela-Fournaise-01.jpg
CultureVolcan


Pitondela-Fournaise-02.jpg
Imaz Press Reunion


まあ、単なる偶然であるにしても(あるいは偶然ではないにしても)、いろいろな思惑も乱れ飛んでいたマレーシア機の失踪事件が1年半ぶりくらいに掘り起こされたその翌日に「その場所で噴火」というのは、確かに示唆的ではあります。

それにしても、火山の噴火が本当に増えています。

7月22日から 28日の5日間だけでも、世界中で 20以上の火山が新たに噴火したか、あるいは現在、噴火の兆候を見せています。

日本のいくつかの火山を含めて、スタンバイ状態にある火山が世界中に控えている状況のようです。

地球の火山活動が新しい段階に入っている感じがします。

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