タンザニアのマラ川で死亡した数百〜数千頭のヌーたち
▲ 2015年9月28日のアフリカ・グラフィック Hundreds of wildebeest found dead in Tanzania より。
・Wikipedia
アフリカ大陸南部にすみ、集団で大移動することで知られる「ヌー」という哺乳類がいます。
集団で川を渡るヌーたち
・The Wildebeest Challenge
この9月の終わり、アフリカ・タンザニアの川で、数百頭から数千頭に上るヌーたちが死亡しているのをサファリのガイドたちが発見しました。
死亡したヌーたち
マラ川の位置
・Google Map
タンザニア当局によれば、このヌーたちの集団死の原因は、「川の深い部分に集団で入っていってしまったため」ということで確定したということのようです。
この「川の深いところに入ったため」という理由は、何となく釈然としない部分もないではないですが・・・(移動を「本能」として持っている動物なら、その本能で回避できることなのでは?)。
あるいは、そういう本能的な部分に何か集団で異常が起きたとかですかねえ。
いずれにしても、疾病とか化学物質とかは関係がない大量死であることは確定しているようで、やや謎が残ると同時に、やや終末感の漂う光景でもあります。