2016年3月9日に「地球の記録」は、新しいサイト「地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー」に移転しました。今後ともよろしくお願いいたします。



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2015年12月30日


ハワイの象徴の消滅 : レイに使われる花をつけるオヒアの木が「突如出現した謎の真菌」のために大量死を起こしており、「全滅」を危惧する声も



2015年12月23日の報道より
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KHON



今年のクリスマス前後は、アメリカの各地が大変な悪天候に見舞われていたことを、

「クリスマス・カオス」:広大な地域に気象による非常事態宣言が出され続けるアメリカ…
 In Deep 2015/12/29

に書きましたが、アメリカの一州であるハワイでも、致命的な事態が進行していることが、やはり、クリスマスの時期に報道されていました。

それは、「ハワイを象徴するものの消滅」の可能性を示すものでもあります。

ハワイには、首からかける飾り物の「レイ」というものがありますが、昔から、そのレイに使われる花として有名なものが「オヒア」という木に咲く花なのだそうです。


オヒアの花
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オヒアの花を使ったレイ
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pinterest.com



このオヒアの花(オヒア・レフア)は、ハワイの人々にとって、特別な花であるようで、ハワイの花の伝説というページには、オヒアは、火の神ペレに捧げられた特別な花と言われていること、そして、それと共に悲しい伝説が残されていることが記されていました。

そのような「ハワイの象徴」ともいえる花を咲かせるオヒアの木が、今、次々と枯れていっているのです。

集団枯を起こしているハワイのオヒアの森
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Hawaii News Now


原因は、新種の真菌(カビなどの種類)だと見られているらしいのですが、「突如としてハワイに出現した新種」だそうで、おそらく、ハワイの木々は耐性をもたないために、次々と枯れていってしまっているようです。対策も取りようがなく、このままだと最悪「オヒアの全滅」という深刻なことも想定されているようです。

アメリカの報道より
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Hawaii News Now


ハワイの象徴ともいえる花だけに、「それがハワイから消えていくかもしれない」ということは、現地の人でなくとも気になるところのようです。

世の中はいろいろと変わっていくのだなと、こういうことからも思います。

アメリカの報道からご紹介します。

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Mysterious fungus killing hundreds of Ohia trees baffles forest officials
KHON 2015/12/23

謎の真菌が多くのオヒアの木々の森を枯れさせており、森林当局は困惑している

現在、ハワイで、膨大なオヒアの木々が謎の病気によって枯れ続けており、しかし、関係者たちにはこの木の大量死を阻止する方法がわからなく、困惑している。

ハワイ環境保護省の職員たちは、原因が「新しい真菌」だと識別されたと述べる。

この謎の病気は、現在はハワイ島だけに影響を与えているが、ハワイ環境保護省は、この感染拡大を防止する方法を見出さない限りは、最終的には、ハワイ州全体に広がる可能性があると懸念を表明している。

ハワイ環境保護省森林保全局のスタッフ、ロブ・ハウフ( Rob Hauf )氏は以下のように語る。

「この病気がオヒアの森を一掃しないことを心から願っていますが、最悪のシナリオでは、この外来種の真菌が天然林をすべて殺してしまうかもしれないという危機感を持っています」

一方で、ハワイ州、およびアメリカ連邦政府機関は、この病気についての意識を広めるために提携している。

オヒアの木は、ハワイの100万エーカー以上を覆う、ハワイで最も重要な森林と考えられている。

ハワイ当局がこの謎の病気の蔓延を防ぐために、住民と訪問者に提言していることのいくつかは下の通りだ。

「オヒアの木を他に移動しないこと」

「ハワイ島内でもオヒアの木を移動させないこと」

「ハワイ島内で車で移動する時には、真菌を運ぶことがないように、あなたがたの靴や荷物を清掃し、また、車も各部を清掃してから移動すること」


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2015年12月27日


英国で「聖書での大洪水のような」と報じられるほどの歴史的な洪水



12月26日の英国ガーディアンの報道より
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Floods of biblical proportions leave cities, towns and villages under water


英国北部で、当地としては異常ともいえる豪雨による大洪水が発生していて、おそらくは、12月27日の現在も続いていると思われます。上の写真は、イングランドのウエストヨークシャーにあるマイサムロイド( Mytholmroyd )という村の 12月26日の様子です。

イングランド南西部サマセットでは 100年以上前からその地にある歴史あるパブが洪水で破壊されてしまった様子などが報じられています。

洪水で完全に破壊された歴史的なパブ
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Drone footage reveals extent of damage to historic pub almost washed away by raging torrent


その他も、イングランド北部や西部を中心に英国の広範囲で大変な状況となっているようです。

イングランド・ウエストヨークシャー 12月26日
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Severe flood warnings for the UK


マンチェスター・リトルボロー 12月26日
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Flooding advice, helplines and how to report a flood

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12月26日現在、英国北西部の 400カ所に洪水警報と洪水注意報が発令されていて、そのうち、31カ所以上では、日本でいう「特別警報」が発令されています。当局は「身の安全を図るために迅速な行動を」と、該当地区の住民たちに呼びかけ続けていると報じられています。

下が英国で警報と注意報が発令されている場所ですが、ほぼ全域が警報マークで覆われているような感じです。

12月26日の英国気象庁による洪水警報と注意報
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Mirror


英国は、今年の後半は、繰り返し洪水に見舞われていて、つい先日も、

”カオスUK” :英国で「過去のあらゆる雨量の記録を上回る雨」により、かつてない規模の大洪水が発生
 2015/12/08

という記事でご紹介したような記録的な洪水に見舞われたばかりで、それから3週間ほどで、またも、その記録をも上回るかもしれない大雨と洪水での被害が拡大しています。

地域にもよるでしょうけれど、今年の英国のいくつかの地域では、クリスマスどころではなかったかもしれません。

上の記事では、

エルニーニョ現象などの状況を考えますと、これからの冬は、世界のさまざまな場所で、似たような「記録的」なことが起きる可能性は高いです。

というようなことを書きましたが、このことは今後も当てはまるはずです。

多くの国や地域で、おそらくは、「かつてない」というような形容がつく異常気象に見舞われる可能性がかなり高くなっていると思われます。それはアジアも例外ではないはずです。

大洪水は、現在、南米でも進行していまして、それについても、また今後の記事で取り上げてみたいと思います。

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2015年12月26日


日本人科学者による「巨大地震の前の高層大気の電磁信号の変化」に着目した地震予知理論



eq-korea-top.gif
biz.chosun.com


地震大国である日本と違い、韓国は、地震、特に大きな地震がほとんどない国ですが、その韓国で、12月22日にマグニチュード 3.9の地震が発生したことが大きく報道されていました。

マグニチュード 3.9程度の地震なら、日本でなら、ほぼ毎日起きているようなもので、たとえば、地震履歴を見ますと、12月24日から26日の3日間だけでも、日本でマグニチュード3以上の地震は、8回以上起きています。

日本においては、その程度の地震なのですが、地震のない韓国では下のように報道されていました。

韓国西部でM3.9地震発生 今年最大の規模
朝鮮日報 2015/12/22

韓国気象庁は22日午前4時31分ごろに西部の全羅北道・益山付近で発生した地震の規模がマグニチュード3.9だったと発表した。今年、韓国で起きた地震のうち、最大の規模となる。


この地震のため、地震に関係する様々な報道がなされていまして、中には、下のように「地震雲」なんてタイトルまでもありまして、「韓国にも地震雲という概念があるのだなあ」と初めて知りました。


jishin-gumo-01.gif
insight.co.kr


そして、その韓国の地震関連の記事の中に「日本人科学者が、大気中の電磁信号の変化に着目した地震予知理論を発表した」というものがあったのでした。

北海道大学の日置(へき)教授という方が紹介されていたのですが、これは、読んでみますと、過去、巨大地震の前に「高層大気の電子数などに異変が起きる」ということが観測されていたことがあったのですが、そのことを指しています。

そして、このことを研究していた科学者が日本人でもいらっしゃったとは知らなかったですので、その記事をご紹介したいと思います。

ちなみに、この「巨大地震の前の高層大気の変化」につきましては、In Deep の、

衝撃のデータ: 3月11日の地震の前に観測された日本上空の赤外線と電子量の急激な変化
 2011/05/20

ネパール大地震での上層大気圏に変化から見る「地震の原因は宇宙にある」こと
 2015/05/03

などにある実際のデータでも顕著に示されています。

なお、日置教授の論文「巨大地震直前に増える電離圏の電子」は、こちらのリンクから読むことができます。

big-one-heki.png


それでは、ここから韓国メディアの記事です。

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biz.chosun.com

日本人科学者による、大気中の電磁信号の変化に着目した地震予知理論


12月22日、全羅北道の益山市でマグニチュード 3.9の地震が発生し、住民たちを驚かせるという出来事が起きた。

科学の発展した今もなお、まだ地震を予測する方法は出ていないのが現状だ。今後も私たちは、このように地震に対してお手上げのまま生きていくしかないのだろうか。

そんな地震の被害を誰よりも多く経験している日本で、新しい地震予知法が示されている。

大気層の電気の流れが変化すると、地震が迫っているかもしれないという理論だ。

北海道大学の日置(へき)幸介教授は、最近、米国で開かれた地球物理学連合学会で「地殻が揺れる数分前、最長で数日前から地表と空気の電磁気信号が異常な状態となる事実を確認した」と発表した。

日置教授は、地震が起きると、地球大気の最上部にある電離層がかく乱され、衛星からの GPS(全地球測位システム)信号が普段とは変化すると考えた。

実際に、2011年の日本東北部を襲ったマグニチュード 9.0の地震が起こる 40分前に、電離層で電子が急増したことが分かった。

日置教授は、今回の学会で、日本のほか、地震発生前に電離層の電気信号が乱れた例が9件発見されたと発表した。

NASA エイムズ研究センターのフリードマン・フロイント博士は、このような現象につ​​いて、地震発生直前に地殻が衝突し、電子が移動するためだと推定した。

ほとんどの岩石の結晶には酸素原子2個が結合した状態で存在する。

知覚の衝突で膨大な熱と圧力が発生すると、酸素との間の結合が壊れ、地殻の衝突で大量の熱と圧力が発生する。そして、酸素原子の結合が壊れ、電子が不足する。

それを埋めるために電子が移動し、地表と大気の電気信号が変化するとの見方だ。

フロイント博士は、地震が起きる際、地表から正体不明の光が出て、羅針盤の針が揺れることもそのためだと説明した。フロイント博士は小規模な実験でこの理論を立証している。

もちろん、これまでの研究では、すべての地震が発生した後に、測定されたデータを分析したものであり、実際の「自然の予測」につなげるためには、根拠となるデータが、より多く必要となる。


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2015年12月25日


記録的な熱波と強風と砂嵐の中で迎えたオーストラリアのクリスマス。南部では最高気温が 47℃などに



タイトルのわりには楽しげな写真の現地メディアの報道
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au.news.yahoo.com


エル・ニーニョの影響なのかどうかわからないですが、日本では暖かい年末が続いていますが、アメリカなどでは北米、南米ともに大荒れの様相を呈していて、南米では、北部で歴史的な干ばつ、南部ではクリスマスイヴにかけて、歴史的な大雨による洪水が発生しました。

12月24日の Independent の報道より
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El Nino blamed for South America floods and drought


北米では、12月24日のクリスマス・イヴに、中東部を中心とした激しい嵐により、各州で数名が亡くなるという事態に陥っています。

そのような中、オーストラリアでは、「 12月の高温記録を更新」というような、こちらはこちらで異常な熱波に見舞われているようです。

現地メディアの報道などによりますと、南オーストラリアのミルデュラという場所では、「最低気温」が 31.9℃で、12月としては過去最高の最低気温を更新。

スペンサー湾岸地域では、12月19日に、「 47.2℃」の過去最高気温を記録しています。

また、冒頭の記事に「風」とありますが、強風と乾燥のために、地域的に、とんでもない砂嵐が吹き荒れたようです。

クイーンズランド州ブーリアの砂嵐 / 12月16日
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Powerful sandstorm engulfs the city of Boulia

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また、オーストラリア南部では高温と乾燥からの山林火災などの発生を警戒し、クリスマス期間中の「屋外での火の使用の禁止」を通達しました。

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9news.com.au


オーストラリアでは、クリスマスに屋外でバーベキューをおこなうことが人気らしいのですが、これが禁止されたということで、実際に見回りもおこなわれ、屋外で固形燃料を使用したり、バーベキューをおこなった場合、5000ドル(約 43万円)という高額の罰金を徴収されるようです。

近年最強ともいわれるエル・ニーニョ現象は、来年春まで続くという予想も多く、オーストラリアにしても、アメリカなどにしても、この極端な気候はまだ続きそうです。

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2015年12月23日


南米ボリビアで同国2番目の面積を持つポオポ湖が完全に干上がる



2015年12月8日の報道より
Lake-Poopo-top.gif
Global And Mail


南米ボリビアで、同国としては2番目に面積の大きなポオポ湖(ポーポ湖)という湖が「完全に干上がった」ことが報道されていました。

ボリビアで最大の湖はチチカカ湖ですが、そのチチカカ湖とつながった川から水源が供給されているので、環境状況によって、水量が多くなったり少なくなったりする湖のようですが、今年はついに干上がってしまったようです。


衛星から撮影されたポオポ湖の面積の推移
Poopo_1991.jpg
Wikipedia


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THE WATCHERS


この湖の枯渇によって、この湖にすむ多くの魚類も同時に干上がっていて、生態系の持続に深刻な危機があることも現地メディアは報じています。

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ATB Red Nacional

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また、この地では小規模ながらも、漁業も行われていて、それも壊滅的な影響を受けざるを得ないことになっていく可能性も報じられています。

以前のポオポ湖の漁業の風景
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・Wikipedia


現在のポオポ湖
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・ATB Red Nacional


そして、ここで収穫されていた魚類は、少なからず、この地域の住民たちの食料源となっていて、「食料の欠如」という問題にもつながっていくことになるのかもしれません。

この『気候の異変による食料確保の危機」という問題は、今は他の地域でも様々に見られることですが、この問題が大きくなるのはこれからだと思います。

通常の農作や漁獲を維持するには、今の気候も気温も海水温度もあまりにも通常と離れていることは事実で、いろいろな面で「いつも通りというわけにはいかない」という部分は大きいようにも思います。

単なる周期だったり、エル・ニーニョ減少の影響だったりするだけなのかもしれないですが、それにしても、天候の状況は厳しいです。

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2015年12月22日


パラグアイで「長さ6キロメートル」の巨大地割れが突如として発生



2015年12月10日のパラグアイの報道より
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Concepcion Al Dia



パラグアイ東部で、突如として、長さ6キロメートルにわたる巨大な地割れが発生しました。

その場所が、高速道路に沿うような形だったため、危機一髪的な状態だったということが報じられています。

また、地割れの起きた場所には水が流れ込み、その浸食により、下のように、道路を次々と破壊しいく状態になっているらようです。

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下の映像は、地割れ発生直後くらいの映像だと思いますが、上空からの撮影で、この地割れがいかに巨大なものかがおわかりになるかと思います。




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地割れが発生した場所は、イビ・ヤウ地方というあたりのようで、正確ではないですが、下のあたりだと思われます。

地割れが発生した大まかな位置
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・Google Map


今年 2015年は、南米や中米で、さまざまな場所で地殻異変のようなことが起き続けたことを改めて思い出します。

2015年8月上旬 メキシコで地割れ
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南米から北米への地殻変動ライン上で…



2015年8月中旬 ホンジュラスで丘が崩壊し、家々を飲み込む
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南米の地殻変動ラインでさらに起きる異変



2015年8月中旬 エクアドルのコトパクシ山が140年ぶりに噴火
Cotopaxi-eruption2.jpg
・Telegraph


そして、今回のパラグアイの地殻崩壊は、それらと比べても規模の大きなものだと思われ、地殻の動きも大規模化に向かっているのかどうなのか。

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2015年12月19日


キューバで「過去115年で最悪」の干ばつ。100万人が影響を受けている



12月17日の南米メディアの報道より
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Telesur TV


世界では豪雨や洪水、あるいは、地域により極端な暖冬(先日までの日本を含む)や、反対に、極端な大雪や寒波に美馬分けていたりと、いろいろと混沌としていますが、キューバでは、報道によれぱ「過去 115年間で最悪の干ばつ」に見舞われていて、100万人が影響を受けているとのことです。

ちなみに、キューバの人口は約 1100万人ですので、100万人という数は少ないはないです。

現在のキューバの体制につながるキューバ革命が 1959年ですので、今の形のキューバが成立してから最悪の干ばつという言い方もできそうです。

他の報道によれば、キューバ全体の田畑の 70パーセントがこの干ばつの影響を受けているようで、国内消費のコメが足りなくなるという事態になっていて、経済の厳しいキューバにとっては、かなり深刻な事態となっているようです。

干上がった畑に立つ農家の人
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Cuba Journal


記事によりますと、中米では全体的に激しい干ばつが進行しているようで、今後、問題は拡大とそうです。

そして、今後、大雨にしても干ばつにしても、そして、「気温にしても、」いろいろな場所でさらなる極端な気候状況が出現していくことは避けられないのかもしれません。

現地のメディアからキューバの干ばつの状況をご紹介します。

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Historic Drought Affects 1 Million People in Cuba
Telesur TV 2015/12/17


歴史的な干ばつは、キューバで1万人に影響を与えている


現在、キューバでは干ばつにより農作物に深刻な被害が出ており、コメに関しては、国内消費に必要な分の 60パーセントしか収穫が見込めないという。

キューバの専門家たちは 100万人以上の人々がコメの生産量の低下による深刻な影響を受けていると発表した。

このカリブ海の島では、全体の70パーセントが「厳しい干ばつ」あるいは「極端な干ばつ」に見舞われており、気候の専門家たちによれば、これは過去 115年で最悪だという。

中米諸国では、2年連続で、エルニーニョ現象が引き金となったと見られる干ばつでの収穫量の減少による大きな影響を受けている。

キューバの他、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルなどの中米諸国での干ばつも著しく、もともとが脆弱な食料供給に関して安全保障がさらに悪化している。

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2015年12月18日


アメリカ中西部の広範囲で記録的な猛吹雪による被害。3名が死亡。旅客機350便が飛行中止



2015年12月17日のウェザーチャンネルより
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Weather Channel


12月16日から 17日にかけて、アメリカの非常に広い範囲で記録的な大雪となり、交通への影響も含めて、多くの場所で都市機能が麻痺しているようです。

ウェザー・チャンネルなどによりますと、大雪の影響を受けているのは、アリゾナ州、カリフォルニア州、コロラド州、アイダホ州、ミネソタ州、ネブラスカ州、ノースダコタ州、オレゴン州、サウスダコタ州、ワイオミング州などで、大体ですが、下のあたりだと思われます。


12月16〜17日に大雪の被害を受けたエリア
us-10-states.gif


モンタナ州ジェファーソン市の様子
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Winter storm Echo kills 3, cancels 350 flights and closes highways


少し前までは、下のようにアメリカの東海岸で「冬に桜が咲いた」というほど暖かい状態が続いていましたが、アメリカ中央部から西部にかけては、記録的な大雪ということになっています。アメリカは広く、各地でいろいろな天候があることは不思議ではないですが、それにしても、天候の変わり方がカオスではあります。

2015年12月11日のキャピタル・ニュースより
washington-cherry-bloom.gif
In DeepCapital News Service


この2日間の大雪の積雪と、現在までの各州の状況について、ウェザーチャンネルからご紹介します。

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Winter Storm Echo State-by-State: 3 Dead, Major Travel Problems Remain

2日間で80cm近くの雪が積もったモンタナ州の様子
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アメリカ国立気象局


アリゾナ州

最も雪が積もったのは、ジェイコブ・レイクで、積雪は 30センチ。
多くの学校が休校となり、道路も各地で閉鎖。


カリフォルニア州

最も雪が積もったのは、シュガーボウル・リゾートで、積雪は 60センチ。
雪による自動車事故により、乗っていた家族のうちの両親が死亡。ふたりの子どもが負傷。


コロラド州

最も雪が積もったのは、ウルフクリーク峠で、積雪は 73センチ。
雪により車が横転するも、運転手は無事。
デンバー空港では、350便のフライトが欠航となった。


アイダホ州

最も雪が積もったのは、アトランタで、積雪は 66センチ。
雪による交通事故で複数が病院へ搬送される。
また、山で雪崩が発生し、スキーヤーたちが負傷。


ミネソタ州

最も雪が積もったのは、イザベラで、積雪は 33センチ。
雪による交通事故で、23歳の女性が死亡。


モンタナ州

最も雪が積もったのは、ジェファーソンシティで、積雪は 79センチ。
モンタナ州全体で、100件近くの交通事故。


ネブラスカ州

最も雪が積もったのは、シャドロンで、積雪は 30センチ。


ノースダコタ州

最も雪が積もったのは、ミシガンシティで、積雪は 33センチ。
嵐による強風で 64本の電柱が倒れ、停電が発生。


オレゴン州

最も雪が積もったのは、マウントバチェラーで、積雪は 50センチ。


サウスダコタ州

最も雪が積もったのは、リードで、積雪は 45センチ。
高速道路が閉鎖。


ユタ州

最も雪が積もったのは、スノーバードで、積雪は 79センチ。
雪のため、1万を超える世帯で停電。


ワイオミング州

最も雪が積もったのは、キャスパーマウンテンで、積雪は 81センチ。
転倒などを含む気象災害で、数十人が病院で手当を受ける。


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2015年12月17日


イエローストーンから伸びているアイダホ州の地質構造帯で群発地震が続いている



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▲ 2015年12月11日の米国 7KTVB より。


アメリカのアイダホ州で、先週以来、小さな地震が集中的に起きています。

この地震が多く報道されている理由は、

・アイダホ州での過去最大の地震は、現在、群発地震が起きている場所で起きた

・群発地震が起きている場所が、イエローストーン公立公園から、地質的に伸びている「センテニアル・テクトニック」という地質構造帯上で起きている


というふたつの理由からのように思います。

このあたりは、ふだんは、ほぼ地震のない場所です。

群発地震が起きている場所
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・Google Map


そして、この、ほぼ同じエリアでは、昨年にも群発地震が起きていたということも思い出されます。


2014年3月から4月のアイダホ州の群発地震
idaho-earthquake-swarm.gif
MSB


この連続で起きている群発地震が、イエローストーンの活動と関係があるかないかはともかく、最近のアメリカは、

オクラホマ州での地震の発生数がいよいよ異常な領域に : 今年だけで地震の回数は「5000回超」
 2015/11/28

など、いろいろなところで地震が増加していまして、それらの場所では専門家たちから「大きな地震がいつ起きても不思議ではない」ということが言われています。

地震は世界的にも増えていますが、いろいろとどうなのでしょうかね。

アイダホ州の地震について、アメリカの報道からご紹介します。

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Another earthquake swarm shakes east-central Idaho
7KTVB 2015/12/11

アイダホ州中東部でまたも群発地震が発生

12月の第二週から、アイダホ州中東部で 40回以上の小さな群発地震が記録されているが、専門家によれば、さらに別の群発地震がこの地域で起きているという。

12月11日、アイダホ州チャリス当局は、12月8日から始まった、この群発地震による被害は確認されていないことを報告した。

今回の群発地震での最大マグニチュードは 2.9だが、この地域では、今年 1月にマグニチュード 5の地震が発生しており、専門家たちは、これの群発地震と大きな地震との関係があるのかどうかということについて、この断層に対しての研究を進めている。

アイダホ州で最大規模の地震は、1983年に今回の群発地震と同じ場所で起きた、マグニチュード 6.9の地震だ。この場所は、アイダホで持ったも高い峠であるボラー峠( Borah Peak )の近くだ。

アイダホ大学の地質学者、ウィリアム・フィリップ( William Phillips )氏は、地質学者たちは、この群発地震が大地震のような現象につなかるかどうかははっきりとはしないと述べている。


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2015年12月13日


オニヒトデが、太平洋グレートバリアリーフのサンゴを絶滅に追いやろうとしている



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▲ 2015年12月11日のオーストラリア brisbane times より。


大西洋で、サンゴを食べ尽くすことで知られるオニヒトデが前例のない数で大発生していて、されらが太平洋のサンゴたちを食べまくり、サンゴ礁が壊滅状態になりつつあることが伝えられています。

オニヒトデというのは、Wikipedia によりますと、

時をおいて大発生することがあり、成長の速いミドリイシ類やコモンサンゴ類を食べ尽くして、成長の遅いサンゴまで食べるため、サンゴ礁環境の保全上有害とされている。ここ数年、沖縄近海のサンゴ礁にオニヒトデが大量発生しており、問題となっている。

この大発生に関して、自然の長期サイクルによるとする説と、人間の環境破壊に要因を求める説があるが、富栄養化がオニヒトデ幼生の餌である植物プランクトンを増殖させ、大発生につながるとする説が最も有力視されている。


ということで、たびたび大発生するもののようですが、現在の大発生は過去に例を見ないほどのもののようで、11月には、アメリカのワシントンポストでも特集が組まれたほど、サンゴにとって深刻な状態のようです。

2015年11月16日の米国ワシントンポスト
see-star-washingtonpost.gif
Scientists say a plague of sea stars is devastating Pacific coral reefs


このオニヒトデの大発生で、最も痛手を被っているのが、オーストラリア北東部にある世界最大のサンゴ礁地帯のグレートバリアリーフです。

グレートバリアリーフの場所
Great_Barrier_Leef.png
Wikipedia


大発生の明確な原因はわかっていませんせんが、いずれにしても、「その規模がさらに拡大している」ということは確かなようです。

オーストラリアのプリスペン・タイムズの記事をご紹介します。

なお、「イナゴの被害のような」という表現が出てきますが、オーストラリアでは、ここ数年、イナゴによる深刻な農作物被害が出ており、それと比したものだと思われます。

[関連記事]オーストラリアでイナゴの大発生による農作物消失の危機( In Deep 2010/08/12)

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Crown of thorns starfish outbreak 'like locust plague'
brisbane times 2015/12/11

オニヒトデが「まるでイナゴの農作物被害が発生するように」大発生している

グレートバリアリーフのサンゴを食べてしまうヒトデの発生が、これまでの記録を上回って過去最悪になる可能性があり、自然保護活動家たちを恐れさせている。

WWF のオーストラリア支局が委託したレポートによると、ヒトデを食べるオニヒトデの数は 2020年までに 1200万匹から 6000万匹に上昇する可能性が述べられている。

オニヒトデのサンゴの被害についての著作がある専門家のグレン・ホルムズ( Glen Holmes )博士は、「これはまるで、イナゴによる壊滅的な被害のようなものといえるものなのです」と述べる。

ヒトデによる被害の規模は、すでに過去 30年間でサンゴ礁「6万ヘクタール」に及んだ範囲で生きたサンゴが壊滅していっていると考えられている。

このオニヒトデの拡大を止めるための手段は何もない。

しかし、専門家たちは、将来の「さらなる災い」を防ぐために厳しい措置をとることを訴えている。

オニヒトデが大発生する原因のひとつとして、農業農地から海に流出する化学肥料がオニヒトデ幼生の餌である藻や植物プランクトンを増殖させ、大発生につながっているとする説が根強い。

「流域海域の汚染を断ち切ることができれば、オニヒトデの幼生は増殖することができず、次のオニヒトデの大発生を防ぐことがでるのです」と、ホルムズ博士は述べる。

「このことは、サンゴ礁が回復する機会となり得るのです」

現在の州とオーストラリア政府の投資は、この目標を達成するには低く、海の汚染を減らすためには、より多くの投資が必要だとホルムズ博士は言う。

オニヒトデの被害を以前のパターンに戻すことができれば、サンゴ礁の減少は 10%以下で済むと報告書は述べている。


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