http://www1.odn.ne.jp/cam22440/060205m.htm
専門的な数値があったりして、少しわかりづらいので、発生日時とおおよその場所と規模だけを羅列してみます。地震の歴史が繰り返すのかどうかは私にはわかりませんが、似た状況なら参考になる部分もあるかもしれません。
ところで、実はこのページの中で一番気になったのが、「直前の地震活動」という部分で、それによると、
関東及びその周辺の地震活動はこの地震が迫るにつれて沈静化し,特に7月下旬から8月中旬にかけての 1か月間東京では有感皆無で文字通り静穏そのものであった。そして 8月下旬に入り、20日、24日、25日に東京でそれぞれ有感 1回ずつ観測した。
ということがあったのだそう。
つまり、関東に限らず、同地域で有感地震がまったくない状態が1カ月などの長期間続いた場合は注意ということかもしれません。
(今現在でもそういう場所はありますが、これはもうちょっと正確に調べてみます)
1923年の群発地震(火山の噴火含む)
1) 1923.01.14 茨城M6.1
関東/茨城(水海道付近)
2) 1923.01.14 阿蘇山噴火
九州/熊本(阿蘇)
3) 1923.02 浅間山山麓地震
関東/群馬・長野(浅間山)
4) 923.03.26-1923.03.27 蔵王山東麓群発
東北/宮城(蔵王山東麓)
5) 1923.04-1923.05 那覇・和歌山群発
九州/沖縄(那覇附近)
6) 1923.04.23 沖縄・東シナ海M7.2
九州/沖縄(東シナ海)
7) 1923.05.07-1923.07 茨城M7.3
関東/茨城(鹿島灘)
8) 1923.05
関東地震の3ヶ月前に鹿島灘に起こった小地震の群発
9) 1923.05-1923.06
5月下旬から茨城沖で群発活動が始まり,6月2日M7.3の最大地震の発生
10) 1923.06.02
5月初旬よりこの地方(東海あたり)に地震頻発し,この数200〜300回
11) 1923年6月2日 茨城県沖 M7.3 津波あり
茨城県沖
12) 1923年6月2日 茨城県沖 M7.1
茨城県沖
13) 1923.06.26-1923.08.02 焼岳噴火
中部/岐阜・長野(焼岳)
14) 1923.07 長崎で群発
九州/長崎(千々石湾)
15) 1923.07.01 霧島山噴煙
九州/鹿児島(霧島山付近)
16) 1923.07.13 種子島付近 M7.1 M6.6
九州/鹿児島(種子島付近)
北緯30.6° 、東経131.2° Mmax= 7.1, Imax= , N= 30, D=( 2)
17) 1923.09.01 関東大震災M7.9
関東/神奈川(相模湾)