2年くらい前から全米で「ミツバチが一斉にいなくなる」ということが報道されました。
下の記事のように、今年になってアメリカ農務省がこの問題に4億円の費用を計上したらしいですので、今でも続いているようです。
アメリカ農務省、CCD問題調査に410万ドル
昨日、大紀元にこういうニュースがありました。
中国広東省:蜜蜂の突然大量死、養蜂業に大打撃
中国広東省始興県で今年7月末から、蜜蜂の突然大量死事件が発生している。統計によると、この状況をコントロールすることが出来なければ、蜜蜂の死亡は来年の1〜2月まで持続するという。
一体、世界で起こっているこの状況は何なのでしょうか。
これらミツバチのニュースを気にしているのは、アインシュタインが
「もしハチが地球上からいなくなると、人間は4年以上は生きられない。ハチがいなくなると、受粉ができなくなり、そして植物がいなくなり、そして人間がいなくなる」
If the bee disappears from the surface of the earth, man would have no more than four years to live. No more bees, no more pollination, no more plants, no more man.
と言っていたことも関係しています。
記事はミツバチの集団失踪とアインシュタインの予言、それにニホンミツバチにもあります。
確かに自然の流れというものは一定の規則の上にあり、これが大きく崩れてくると、すべての生き物が影響を受けることになります。人間は食物連鎖でも末端の方にいるわけですので、最終的にかなり大きな影響受けてしまうのではないかと。
これも経済がいい時なら人間は乗り越えていくことができるでしょう。
しかし、現在の状況、そしてこれから起こりうる極端な全世界的な景気後退局面の中では、経済力による食料危機克服は難しいと思われます。
まあ、ミツバチ失踪や大量死の原因は基本的にわかっていないわけですが、追求して解決するのが早いか、アインシュタインの予言通りに4年後には人間はすべて死んでしまうのか。
それはそこまで生きてみないとわかりませんね
こういうことを考えてみましても、食料の備蓄はある程度必要なことだと思います。
10年ほど前知り合いから聞いた話なのですが
実験的にGMOのミツを採ったミツバチが消えた(死んだ?)と..その時すでに怖いと言ってました。