
▲ 今回問題とされているのは、サンフランシスコのさらに北方の、シアトルなどの左側の海岸。独立行政法人 産業技術総合研究所のホームページより。
WIRED VISIONに、巨大津波が日本も襲う、M9の米国北西部地震:50年以内に発生? という記事があって、これがなかなかスゴイ内容。
アメリカとカナダの国境近辺の太平洋側にある「サンアンドレス断層のカスケード沈み込み帯」に起こる可能性が高い地震はマグニチュード9の地震を引き起こす力を秘めているというのです。
これは人類の有史の中でも、2004年のスマトラ沖地震(M9.3)や1960年のチリ地震(M9.5)などと並ぶ大きな地震が考えられ、米国で1700年に起きた地震と同程度の超巨大地震になる可能性があるとのこと。
この「1700年に起きた地震」に関しては、独立行政法人 産業技術総合研究所のホームページの北米西海岸で西暦1700年に発生した巨大地震の規模を日本の古文書から推定にありますので、参照して下さい。
簡単に書くと
・地震の規模はM8.7−9.2、断層の長さは1100km
・平均すべり量は14m
という地震だったそうです。
で、本題のWIRED VISION内容を簡単に整理すると、
・1700年に起こった地震以来の最大の地震が起きる可能性
・ここの大規模地震の平均間隔が270年
・前回から308年が経過している
・巨大地震が今後50年以内に発生する確率は75%
・この地域では大地震に対する準備ができていない
・大地震が発生したら収拾のつかない惨状になる
・地震は広範囲で津波を引き起こし、日本でも巨大津波の可能性
(チリ地震ではあの遠方の地震にかかわらず、地震発生から22時間後に最大で6メートルの津波が三陸海岸沿岸を中心に襲来し、142名が死亡)
となります。
ここで、ふと私は以前書いたWebBotの予言の内容を思い出してしまったのです。
だいぶ前になりますが、このブログで WebBotの予言というものにここに触れたことがあって、これはヤスの備忘録というブログで詳しく説明されていますので、基本的にはそちらを読んでほしいですが、簡単に書くと、「インターネットから人々の書き込みのキーワードを採取して、そこから言語解析して未来の予言をするというプロジェクト」で、予言というよりは情報収集ブログラムに近いものですが、最近の経済動向や政治の動向を非常によく当てています。
アメリカの地震についての予言は、こちらにありますが、非常に長いので、その部分だけ書きますと、
・12月10日には、西海岸の北部の大西洋岸で巨大地震が発生する。それから2日後の12月12日には、今度は東海岸で似たような規模の地震が発生する可能性がある。
この部分が地震に該当する部分。
場所がサンアンドレス断層の北部と合致しています。
これは米国時間だと思われるので、日本では12月11日になると思いますが、いずれにしても、このあたりに「壊滅的な地震が起きる可能性がある」とWebBotの予言は結論づけています。
この日付の前後数日あたりは一応、念頭に置いて下さってもいいかと思います。
また、この記事やWebBotの予言とは関係なく、「サンアンドレス断層」ではカスケードが動くことによって起きるタイプの地震は「必ず起きる」とされているものなので、「米国で巨大地震が発生」というニュースを知ったら太平洋側沿岸の人は避難するべきです。
チリ地震は到達まで22時間かかっていますので、それが目安となりますが、どれだけ大きな津波になるかは想像はできませんので、早めの避難が大事だと思います。
こちらと、クレアの方にもおじゃましております。
何時も色んな情報ありがとうございます。
WebBotの予言気になりますね(;^ω^)
Ksさんちで見かけた情報です。
ttp://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2538706/3520382
やっぱり予言通り12月に地震来るんのでしょうかねぇ・・・