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2008年11月14日


米カリフォルニア州の史上最大の震災訓練が気になります

これはすごい。
最初、テレビの報道で知ったのですが、

米で500万人参加し震災訓練 カリフォルニア州南部

というニュース。

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テレビではごく短いニュースとしてサラリと報道していましたが、500万人参加の避難訓練など聞いたこともないし、想像さえできない規模で、「平時」で行うようなたぐいのものではないような気がします。

これは何事なのか?

まあ、実数の500万人だけをピックアップしても実態がよくわからないですので、その規模を客観的に確認してみます。

カリフォルニア州は、アメリカの州で最大の人口を抱えていて、2003年の人口は35,484,453人となっています。
人口を約3500万人ということにすると、今回のカリフォルニアの震災訓練には実に人口の7分の1の人々が参加したということになります。お年寄りや小さな子どもを除けば、参加した比率はもっと高いのかもしれません。

また、この3500万という数は東京都の人口1200万人の約3倍となります。

つまり、今回の米カリフォルニア州での500万人参加の避難訓練というのは、同規模のものを行った場合、「東京で170万人規模の震災訓練をしたのと同等」ということになります。

あるいは、東海地震が想定されている静岡県の人口が約370万人ですので、静岡県で50万人規模の震災訓練が行われたのと同じことになります。

アメリカと日本では事情が違うという意見もあるでしょうが、「大地震が起こる可能性が極めて高い」というところでは日本の東海や宮城沖、または関東なども同じなわけで、上の記事によると、


> 米地質調査所は、カリフォルニア州で30年以内にM6・7以上の地震が起こる確率を99・7%、M7・5以上の地震は46%と予測している。


とのことで、発生が予想される東海地震や宮城沖地震に比べて何ら特別な危機感を持つ話ではないようにも思えます。というか、その程度の確率でこれほどの規模の訓練をしなければならないのなら日本でもしなければならない。

でも、日本では数百万規模の地域訓練はほぼないと思います。

日本では9月1日の「防災の日」に大規模な訓練をしますが(これは形骸化していてあまり緊張感のある訓練ではない気がしますが)、これにしても、たとえば今年だと東海地震想定し訓練/防災の日、63万人参加のニュースでは、「37都道府県で計約63万人」ということで、今回のカリフォルニアの訓練とは比較にもならない少ない参加比率です。

現代社会で大規模な訓練をすることはそれだけ難しいことなのです。

それでも、カリフォルニアでは訓練をやった。
(しかも訓練の昨日は休日ではなく平日)

何か兆候が掴めているようなことがあるのか、あるいは人々にインスパイアしておきたいことがあるのか、とても気になります。

以前書いた記事米国で必ず起きる超巨大地震については今でもずっと引っかかっているもので、12月10日前後というのは理論的根拠がなくても緊張感をもって望む日々になる可能性もあるのかもしれません。

その場合、くどいほど書いていますが、日本の太平洋側も津波に見舞われる可能性が非常に高いと思います。気をつけようがないですが、不安なことは事実です。






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