> IPCCによる最悪のシナリオでは、今世紀末の海面上昇を59cmと予測している。たかが59cmだが、江東区など海抜ゼロメートル地帯を含む東京都は、東部を中心に広範囲で水没する。
とのこと。
その予想図も出ていました。

地図をクリックで拡大します。
今世紀末の海面上昇についてはまあ・・・今はそこまで考えることもないのですが、要するに「たった59cm海面が上昇するだけ」で水没してしまうような土地。
たとえば、そんな低海抜地帯で太平洋側にとてつもなく大きな地震が起きた場合、本当に大丈夫なのかと。こちらに書いた記事は、あくまで例えとしてですが、こんなのではなくとも、太平洋側には日本近辺を含めて大変多くの震源域が存在します。
1960年のチリ地震では、「地震発生から22時間後に最大で6メートルの津波が三陸海岸沿岸を中心に襲来し、142名が死亡した」とあり、こういうような巨大津波が来た場合、東京だけではないですが、沿岸都市部は大丈夫なのかなと。
東京湾沿いでは、東は千葉の船橋あたり、西は東京の秋葉原近辺から高島平までの広い地域が「59cmの海抜上昇で水没する」のだそう。
都市部が水没するなんてのはほとんど杞憂でしょうが、スマトラ地震のインドネシアでの地獄のような映像を見て以来、あれはトラウマにもなっていて、どうにも気分が重くなります、
[参考資料]1960年のチリ地震の際の津波の到達速度

チリ地震での震源の距離での日本への津波到達時間を仮に、こちらに書いたアメリカ西海岸での地震に当てはめると、10-15時間程度になると思われます。
何年後か何十年後か、あるいは何百年後はわかりませんが、アメリカ西海岸での発生が予想される世紀の大地震があった際にはこういうことも念頭に置いてもいいのかなと思った次第です。