これはもう本当にスゴイ。
自然の反逆がグロの面にまで進出してきております。
(全体的にグロ注意)
ニュースの記事タイトルで大体想像つくと思うので、苦手な方はここで読むのは終わりにされて下さい(本当に)。
リベリアを混乱に陥れたイモムシの大群(ナショナルジオグラフィック 2009/02/05)
1月初旬、西アフリカはリベリア共和国中北部の町ベルファナイの住民はパニックに陥った。主な水源となっている川に長くて黒いイモムシの大群が押し寄せ、この生き物の排泄物で水は飲めなくなってしまったのだ。
これだけなら、日本でもよくある芋虫の大量発生事件だと思うでしょう。
しかし、規模も恐怖も違う。
> 森に足を踏み入れれば、大量のイモムシが波のように押し寄せてくる。
> その前進してくる速さは人間の歩く速度と同じくらいだ。
> 100を超える町村の住民、推定50万人に影響を与え
> リベリア政府は非常事態を宣言する事態にまで追い込まれ
> このガは、吹く風次第で最高1000キロという長距離を飛ぶことができ
> 成体1匹が500〜1000個の卵を産み付け、その卵からイモムシが生まれればまた新たなサイクルが始まる。
> このイモムシが広い範囲に大群で押し寄せるというのは希有なケースであるため、この種だけを安全かつ大量に退治する研究例もない。
わああああああ・・・。
青黒いフィーヨルドと町の上に、
雲が血か炎のように横たわっていた。
友人たちは歩きつづけ、
私は不安に震えながら残っていた。
そして私は、
自然をつらぬく大きな永遠の
叫びを感じた
(ムンクのメモより)
さらにワタシは、やめればいいのに、この「夜蛾 ( Achaea catocaloides )」というものがどんなものが追い求めてしまったのですよ。
(リンク先注意)
» Achaea catocaloides イメージ検索
» Ramie Caterpillar - Threat Display フクラスズメ(蛾)幼虫による威嚇行動
orz
ちなみに、リベリアとはアフリカの左の方の端っこにある小国で、内戦で疲弊している国です。今でもまともなインフラはないと推測されます。

そこでは、水や森の木々は何より大切なもの。それに、住居だってオープンなわけで、虫も入り放題でしょう。
いかな屈強なリベリア人もこれには本当に参っているようで、記事に出てきた教師の「もう(この事態が)止まらないのではないかという恐怖感でいっぱいだ」という心中お察しします
このニュース、日本では全然報道されていなかったので知らなかったですけど、英語のニュースでは相当ヒットしたので、それなりの規模のニュースのような気もします。
「Liberia caterpillar(リベリアの芋虫)」というキーワードで検索するとたくさん出てきます。
最終手段としては、殺虫剤の空中散布しかないようですが、これは「ほかの多くの種にも影響を及ぼす恐れがあり、水質の汚染もさらに悪化してしまう」と、国際連合食糧農業機関が反対しているそう。つまり、自然に収まるのを待つしかないようで・・・。
気になるのは、「このガは、吹く風次第で最高1000キロという長距離を飛ぶことができ、成体1匹が500〜1000個の卵を産み付け、その卵からイモムシが生まれればまた新たなサイクルが始まる」という点。
ワタシは風の流れとかは知らないですが、こちらなどを見ると、

うーん、風はヨーロッパに向かっておる。(苦笑)
収束した時のニュースもウォッチするようにしようと思います。



