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2009年02月21日


米国ニュージャージー州の群発地震

アメリカ情報局でこんなニュースを知りました。

3rd Small Earthquake Rattles Morristown, N.J.(米国ニュージャージー州で3週間に3度の小さな地震を記録)


アメリカのニュージャージー州は、大都会ニューヨークのある場所ですが、今回の3つの地震がどのくらい小さな地震かというと、

2/3  マグニチュード3.0
2/14 マグニチュード2.2
2/18 マグニチュード2.3


となっています。2/3のは、ニューヨークの地震という記事で書いたものです。

なんでこんなものがニュースになるんだ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。日本に住んでいる私たちにとって、マグニチュード2とか3なんてのは毎日経験していて、そんなものは報道される地震とはいえないものだといえます。

しかし、アメリカのニュージャージー州ではこれは「吉祥寺の井の頭公園にワニが出た」くらいの仰天ニュースだったりするわけです。(もっと大きなニュースかも


なにしろ、ニュージャージー州での1700年以降の過去地震歴が、

1783年11月30日  M 5.3
1871年10月09日  M不明
2003年08月26日  M 3.8


とこれだけらしいです。
この220年で3度しか起きていません。

地震がないところなのです。

2月5日に書いた、ニューヨークの地震でも書きましたが、このあたりでは、

 > 地震が同地域で発生するのは100年に1度

と、非常に少ない頻度でありながら、

 > M6以上は670年に1度

そして、

 > M7以上は3400年に1度の確率

と、歴史上では大地震も起きています。


今回、「100年に1度」の地震が3週間の間に集中して起きており、群発といってもいいでしょう。この数百年では例のない地震の活発期ともいえるのかもしれません。

何しろ、このあたりは、ニューヨークの地震でもふれましたが、建物の耐震構造という概念がない地域です。

地震が来るということそのものが大きな災害を意味する地域です。

地震が起こらないことを想定して街が作られてきたのだから、小さな地震でもそれなりに被害はあるでしょうし、仮に「3400年に1度のマグニチュード7」などの地震が起きると壊滅的な状況になるのは避けられないでしょう。

地震の歴史の流れは長い目で見ないとわかりませんが、今回、100年に1度のことが3週間の間に起きてしまったということは、3400年という長いスパンも無視できないものになる可能性もあります。

世界は動いてきていますねえ。






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