イタリア地震の場合
先日のイタリアの地震の前日にも、何度か地震があったようなのですが、USGSにはひとつの地震だけが記録されています。
M4.0 2009/04/05 20:48:57 深さ10.0km イタリア中央部
そして、今回の地震の4月6日のM6.3は、深さ8.8kmですが(当初は10kmだったものが変更されています)、その後のUSGSに記録されているM3以上の余震らしい地震の多くが深さ10kmのところで起きています。
M4.4 2009/04/06 03:56:48 深さ10.0km
M4.6 2009/04/06 02:37:04 深さ10.0km
M4.3 2009/04/06 07:17:14 深さ10.0km
M4.9 2009/04/07 09:26:31 深さ10.0km
M5.2 2009/04/09 19:38:19 深さ10.0km
これ以外は、M3以上の余震は深さ10.1kmが1回、2.0kmが1回。5.0kmが3回となっています。いずれにしても、深度が浅い地震であったことが被害の大きさと関係してしまったというのはあるかもしれません。
ちなみに、10kmの地震はとりあえず記録として追っているだけで、「だからどうした」という方向はまったくありませんが、継続して記録し続けているるだけであります。
海嶺と両極
この1週間で目立った10km地震は、またも海嶺での地震。
4月8日
M5.2 08:22:59 深さ10.0km 大西洋中央海嶺
M5.6 06:26:55 深さ10.0km 南大西洋中央海嶺
の2つ。
ただ、今回10km統計を取り始めて、初めて「深さ10km以外の海嶺の地震」がありました。
M5.0 2009/04/07 15:18:41 深さ8.3km
場所は「AZORES-CAPE ST. VINCENT RIDGE」というところですが、この「AZORES-CAPE ST. VINCENT RIDGE」というのがわからないのですが、「アゾレス岬」という場所と地図を照らし合わせると、ポルトガルのアゾレス諸島あたりの場所になるようで、このあたりに「ヴィンセント海嶺」というのがあるようです。
ここで、深さ8.3kmの地震が起きていました。
また、最近頻繁に見られるようになった南極での地震もまたも10kmの深さでした。
最近、北極と南極の両方で頻繁にM5前後の地震が起きていますが、すべて深さ10kmというのは何となく不思議な感じがします。
今回は南極大陸のそばのスコシア海というところで起きています。
M5.2 2009/04/09 03:31:29 深さ10.0km スコシア海
なんでこの深さばかりなんだろうなあ・・・。
米国オレゴン州 太平洋上での群発
最近一番気になる10km地震は「アメリカ西海岸沖での深さ10kmの群発地震」。
カナダとの国境に近いあたりの沖です。
04/11
M4.1 深さ10.0km OFF THE COAST OF OREGON
04/10
M4.1 深さ10.0km OFF THE COAST OF OREGON
04/09
M4.2 深さ10.0km OFF THE COAST OF OREGON
3日連続で、ほぼ同じ場所でM4以上の地震が起きています。
全部深さ10km。
ここがコワイのは昨年10月頃から継続的に書いていることなんですが(米国で必ず起きる超巨大地震についてを参照下さい)、ここらあたりには、「サンアンドレス断層のカスケード沈み込み帯」という、歴史的に非常に巨大な地震を起こしてきた断層があるのです。
このカスケード沈み込み帯で前回地震が起きたのが、西暦1700年なのですが、
・この場所での大規模地震の平均間隔が270年
であるのに対して、
・前回からすでに309年が経過している
ということで、いつ起きても不思議ではないと言われています。
東海地震を思い出す方もいらっしゃるかもしれませんが、規模が違います。
ここでの巨大地震はマグニチュード9前後になる傾向があって、すさまじい破壊力が予想されるのです。
周期的に起きている以上、「起きないでほしい」といっても、いつかは起きる可能性の方が高いわけで、その時には相当な地震になる可能性は捨てきれません。
ま、それと今回のオレゴンの深さ10km地震は関係ないでしょうけれど、このアメリカ西海岸の巨大地震については、いつも頭から離れない地震のひとつです。
被害そのものというより、これが起きたらいろいろとナンカこわい。




どこも、超過していつ起きてもおかしくない状況のように見えます。
実際には、どことどこが大地震の発生する恐れがあって、既に何年超過しているのか調べてみると何か見えてくるかもしれませんね。
火山自体、大昔の地球に比べれば消極的な状態ですので、地殻活動そのものが巻いたネジが切れかけているような状態で、今が巻きなおしの時期だったりして。
その巻きなおしに関ってくるのが太陽であれば、太陽の現状もはっきり把握しておきたいですね。
本当に「〜年周期」の地震のところはどこも超過している感じはしますね。
太陽活動は、黒点も相変わらず出てないようで、活動が縮小しているというのが最近の発表ですけど、太陽と地球の関係のデータはスパンが長いので、我々が生きている間はデータはとれずに終わりそうですね。
なんかこう・・・よくはわからないですけど、宇宙全体と地球の、まあ宇宙線とか引力とか、そういうような関係は本当はあるのでしょうね。
そういえば、ガラパゴス諸島で噴火が起きたんですが、3月の深度10km群発があった近くでした。
火山が世界中で一気に噴火し始めているような印象はあります。