さて、まったく関係ない出だしですが、皆さん、心身ともに最近どんな感じでございましょうか。
先日書いた金融占星学の観点からだと、今、荒れやすい時だと思われるのですよ。
なんとなく精神的にダメとか、人間関係がギクシャクするとか、イライラするとか、ブログとかやっている方ならコメント欄とか掲示板が荒れるとか、そういうことがあったりするかもしれませんが、気にしないことです。
7月の頭には消えると思います。
しかし、感情は落ち着いても世の中は落ち着かない。
7月くらいからは今度は世界全般が荒れそうな感じもあります。
そんな〜ときには〜♪(歌うな!)
そんな時には、やっぱり気にしないことです。
時間が経てばまたいろいろと変わります。
良くなろうが悪くなろうが、出来事が大きな場合はどうにもならないこともあります。
というわけで、本題の深度10.0km地震。
MAP は一番下にあります。
2つほど記録を取り始めてから初めて発生した場所があるのですが、どちらも興味深いです。
まず、ブーベ島という南極に近い島。
Wikipedia によると、
> 周りには他に島は無く、絶海の孤島。南極海からの流氷が流れ着く。島のほとんどは氷河に覆われており、猛烈な強風が吹き荒れ、樹木は育たない。
という過酷な島のようですが、ここは多分、人類が住んでいる地点からもっとも離れた火山島だと思いますが、面白いのはそのことだけではありません。
こちらの世界飛び地領土研究会のページをご覧下さい。
このページの中段あたりに、ブーベ島の紹介があるのですが、
1979年9月にはブーベ島と英領プリンス・エドワード島の間で大規模な爆発が観測され、島に放射性物資が降り注いだことから、どこかの国が核実験をしたと見られているが、「私がやりました」と名乗り出た国はなかった。
出ました、核実験。
というわけで、なかなか面白いところで起きたと思った次第です。
もうひとつは、ブラジルで起きた震度10.0kmの地震。
![brazil_305_-20_smallglobe.gif](https://119110.up.seesaa.net/image/brazil_305_-20_smallglobe.gif)
地図だとこのあたりなのですが、ここは1963年から1998年に起きた世界のすべての地震マップでみると、典型的な「ほぼ地震空白域」で、なかなか珍しい地震かもしれません。
それが深さ 10.0 km。
うぉっほっほっほっほっほー(なんだ、それは)。
やっぱり観測は続けるものですねえ。
いろいろな現象を発見できるのは楽しいですね。
![Deep-10-2009-0610-0616.jpg](https://119110.up.seesaa.net/image/Deep-10-2009-0610-0616.jpg)
MAP 3.0 2009/06/10 17:03:35 19.290 -155.217 10.0 ISLAND OF HAWAII, HAWAII
MAP 5.0 2009/06/10 18:51:58 55.449 111.033 10.0 LAKE BAYKAL REGION, RUSSIA
MAP 5.2 2009/06/10 22:05:35 -41.731 -84.204 10.0 WEST CHILE RISE
MAP 5.7 2009/06/10 23:13:22 -41.639 -83.971 10.0 WEST CHILE RISE
6/11 なし
6/12 なし
MAP 2.5 2009/06/13 18:51:48 36.545 -117.965 10.0 CENTRAL CALIFORNIA
6/13 なし
MAP 2.7 2009/06/15 21:44:44 44.104 -125.986 10.0 OFF THE COAST OF OREGON
MAP 4.8 2009/06/15 22:15:45 -18.500 -55.851 10.0 MATO GROSSO DO SUL, BRAZIL
MAP 3.9 2009/06/15 22:39:42 44.059 -129.437 10.0 OFF THE COAST OF OREGON
MAP 6.2 2009/06/16 20:05:57 -54.387 5.843 10.0 BOUVET ISLAND REGION
MAP 4.7 2009/06/17 04:12:52 21.768 61.908 10.0 OWEN FRACTURE ZONE REGION