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2009年07月21日


大気イオンとはどんなもの?



測定の異常値が出続けている Pisco が7月21日付けでページを更新しています。

FAX情報サービス 第178号(2009年7月17日発行)として、

» 首都圏大地震M8予測に影響与えず

というタイトルを掲げています。

このページの内容の要旨は一言で書くと「いくつかの機器に問題が見つかったが、首都圏大地震の予測を覆すには至っていない」というもの。身の回りの異常現象(宏観)に注意してほしいという内容です。

さて、ここでふと思ったのですが、 e-Pisco は「大気イオン」の数値を測定して、地震予知に結びつけるという試みのわけですが、そもそも「大気イオン」とは何なのか。ワタシはそれを知らないで、単にグラフとかを見ていたのです。
Pisco の地震前に大気イオンが発生するメカニズム(仮説)というページによると、


1.地殻にプレート運動などによる圧力がかかる。

2.地殻に微細な亀裂が生じ、そこからラドンが放出される。

3.空気中に放出されたラドンが放射壊変し、210Pb+へと変化していく。

4.イオン(ラドンや210Pb+)に小さなちりや埃(エアロゾル)が付着し、大きくなる。

5.大きくなったイオンは重くなり、地表に落ちてくる。その際に、イオン測定器が異常なイオン濃度を観測する。

6.ラドンを放出後も、圧力はかかり続け、耐えきれなくなったところで地震が発生する。



とあります。

210Pb+というのが何なのかわからないですが、全体としては、地震の前に起こる(と推定される)地殻の変動による何かの地下からの放出をキャッチする、ということなのですかね。


では、一般的な定義としての大気イオンとは何なのか。
Wikipediaによると、

> 気象学の大気電気学分野において、大気中に存在する気相のイオンを大気イオンと呼ぶ。

読むと、定義はともかく、「大気イオンは大気中の電離作用により生成される」とあり、その電離作用が発生する要因として、

・宇宙線
・ガンマ線(土壌の放射性核種から放出される)
・アルファー線(ラドンやトロン系の大気中の放射性核種から放出される)


とあります。(また、宇宙線・・・)

この中で、Pisco の理論的支柱となっているのは、2つめの「土壌の放射性核種から放出されるガンマ線」ということになりそうです。

となると、宇宙線とアルファー線の影響はどの程度のもので、どの程度無視できるものなのかというのも大事なことのように感じます。(最近、ワタシはこのことを無視できないのです)


たとえば・・・。

Pisco では仮説として、プレート運動での圧力などで地殻に亀裂が入ることにより大気イオン濃度が濃くなるということのようですが、まったく逆の視点からも考えることもできるかもしれません。

つまり、「最初に大気イオンありき説」とでも言うべきものです。

宇宙線などの影響で、そもそも大気イオン測定値が濃い状態になっていて、それが地震のトリガーとなる、というような感じでしょうか。


うーん・・・書いていること自体が自分でもわかりにくいので、できるだけ一言で現せるように書いてみます。


Pisco の仮説

・地殻の変動により大気イオンが出て、異常値になる。


わたくしの仮説

・宇宙線かアルファー線の影響で大気イオンが最初に高くなり、それが地震を誘発する。


おお、何だか自分がどんどんトンデモな人になっていく。
しかし、わかりやすくはあります。
あと、これだと、大気イオンが地震と必ずしも結びつかない理由も成り立ちそうです(宇宙線やアルファー線が必ずしもトリガーになるわけではないだろうから)。


いずれにしても、Pisco は相当の警戒を呼びかけていますので、身の回りの確認くらいはしてもいいと思います。

Piscoでは9月いっぱいくらいまでを警告していますが、ワタシはそれに加えて、アメリカ地質調査所等での世界の地震の発生状況(浅い地震が多いと注意?)と、太陽活動の強弱(こちらは急に弱くなったりに注意? ですかね)を見ながら、各自、推理に楽しむというのがベストかと。

怖がることには意味がないような気がします。
なぜなら、すべての自然災害は人間には止められませんので、どういう考えで過ごしても結果は同じに思います。

普通に楽しく生活しましょう。



無惨なオマケ

illust-me.jpg

イラストで説明してみようと思って着手して挫折した残骸です。
小学生の作品ではなく、四十代の男の・・・・・。

orz



[追記] 2009.07.22

上にある中で、一番わからなかった、Pisco の「地震前に大気イオンが発生するメカニズム(仮説)」の中の

3.空気中に放出されたラドンが放射壊変し、210Pb+へと変化していく。

に関してですが、コメントを頂いて、210Pb+ は鉛ではないかとご指摘いただきました。

これは、「ラドンが放射性崩壊という変化により鉛になる」ということのようなんですが、このあたりを科学オンチのワタシが説明すると間違うので、関係するリンクを貼っておきます。ここでは、Wikipediaで統一しますが、単語自体はどこで調べてもある程度の説明はされているように思います。


» ラドン(この中の項目「同位体 」を参照)
» 崩壊生成物
» 同位体


これはワタシに関しては、激しく勉強しないと完全にワケワカメ状態なんですが、こういうことを学習なさっている若い方々はガンガン勉強して下さい。これから地球をリードするのは物理学ですよ(根拠なし)。









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