日本語のニュースは「シドニーで「赤い朝」=内陸部の砂ぼこり空覆う−豪(時事ドットコム)」などにありますが、Earth Fileでは、とても面白いタイトルをつけて紹介していました。題して、「Images of ‘Doomsday?’(終末の日のイメージ?)」というものです。
とにかく、写真がものすごいです。
これは今朝のシドニー。
朝起きて周囲がこんな風景になっていたら、確かに「あ〜あ、なんか終わっちゃったなあ」と思うかも(笑)。
原因は「乾燥した内陸部で上空に巻き上げられた砂ぼこりが強風により吹き寄せたため」とハッキリしていて、別にオカルト現象ではないですが、こんなすごい砂ぼこりは過去何十年もなかったことらしいです。今生きている多くの人には、初めての光景だったかもしれません。
ロイターによると、ウェザーチャンネルの天気予報士は、
「これはものすごい! 私たちは今、地球と風と炎が一緒に見えている風景の中にいるのです」
と語ったらしいです。
すでに YouTube にも動画がたくさんありますが、こちらはニュースサイトではなく、シドニーの個人の撮影。「朝起きたら・・・外が火星みたいに!」と、興奮気味に紹介してくれています。
なんか嬉しそう(笑)。
場所によってはこんなになったところもある模様です。
stuff.co.nz
Earth File には比較写真が出ていて、これが大変おもしろいです。
これが昨日までのシドニーの風景。
今朝の同じ場所(笑)。
いやあ・・・正直、見てみたいなあ・・・。
この場にいたかった。
オカルト現象ではないとはいえ、これは、十分にイメージとしては「地球最期の日」らしくて、いろいろな情景を想起させてくれます。
過去に語られたり描かれたいろいろな終末のイメージが実際にこうやって少しずつ出てきて、そしてそのうちゆったりと地球(の人類)は消えていくのかもしれないですね。突然ではなくて、ちゃんと予告してくれるあたりは地球の粋な気持ちを感じます。
そのうち、日本でも極度に乾燥等が進めば見られるかもしれないですね。
そうなったら散歩したいですが、ゴーグルとか用意しておいた方がいいのかな。
[追記] さらに幻想的な写真がありましたので、記録として貼っておきます。
それぞれ屋外のプールの風景とシドニーの海岸の様子のようです。
[追記2] オーストラリア
オーストラリアはここ数年、干ばつ等ありますが、今年もいろいろな現象が見られています。こちらは、5月のオーストラリアの記録的な豪雨と洪水の時の写真。(Earth File)
こちらは、Wired.comに8月にアップされた雲の写真。長さは何と 1,000 km !
何事もダイナミックなお国ですが、これからどうなっていきますかね。