▲ ナショナルジオグラフィックの犬の訓練のビデオのCG。コワイ
昨日の記事のオーストラリアの「赤い朝」は驚くしかない出来事ですが、今朝になって、またオーストラリアからものすごいニュースが。
» 野犬の群れが襲撃、豪男性2人食べられる(2009.09.23 AFP)
これね・・・こういう単発のニュースというわけでもないのがスゴイ。
ちょっと上の記事から抜粋しますね。
> ロバート・ローマンさん(48)は前年7月、ヒドンバレーにある先住民アボリジニの集落で、心臓発作で倒れた後に野犬に襲われ体の一部を食べられていた。
> その3週間前には、泥酔した26歳の男性が、野犬の群れにかみ殺された。弁護士によると、右脚を食いちぎられていたという。
> この野犬の群れが過去10年間にわたってヒドンバレーを脅かしており、これまでに少なくとも6回以上人間を襲撃していると伝えた。
> ある女性は、5匹の野犬に襲われて顔を引きちぎられたという。
> また、7歳の少年が野犬に自転車から引きずり下ろされ重傷を負い
> ある男性は野犬に睾丸を食いちぎられたという。
あのね・・・・・・・。
これはもうこの記事に出てくるグレッグ・キャバナー検視官の話をそのまま引用させていただきますが、
「21世紀のオーストラリアの町で、野犬の群れが路上を徘徊し、住民をかみ殺したり体の一部分を食べたりしているというのは信じられないことだ」
もう本当にそういう感じがします。
「体の一部を食べられていた」というところからもわかるように、これらの犬は食べ物として人間を襲っているようなのですが・・・。こういうのは最近ではアジアでもほとんど聴かないですね。奥地の方ではそりゃあるのかもしれないけど、「食べるために人間を襲う」というのはなかなか。
なんでこんなにワイルドになったのですかね。
うーん・・・。
他の国でも犬の襲撃(人間が食べられたことが条件)のニュースを調べようと思ったんですが、どうも調べ方がわからなくて、まだ見つからないです。
そういや、日本でも先日、熊が人間を襲ってましたねえ。
この場合は熊が人を食べていたかどうかは知らないですが(熊の様子を見ていると食べたそうにはしていますね)。
犬というより・・・「人間を食べ物にしてみようか」というようなパラダイムシフトが動物に起こっていたらイヤですねえ(うわあ、ヤダ!)。
でも、動物たちがそう決意すれば、人間は地球にウジャウジャいるし大型動物だし、食糧難の時代でも確かに動物たちは生きていけるかもしれない。「葬儀」なんて面倒くさい概念もない動物が多いから、「それは食べられるかどうか」という判断だけで動物から対峙されるのも、なかなか新しい時代っぽい気がしました。
犬や猫がいっせいに人間を襲って食べ始めるなんて・・・畜生、イヤはイヤだけど、なんかワクワクしてきたぞ(苦笑)。
まあ、個人的には動物に食べられて死ぬというのは勘弁してほしいですが。
本当は、今日は昨日のシドニーの赤い朝は「どうしてあんなに赤くなったのか」ということを調べようと思ったのですが、犬の話が長くなったので、また別に書きます。砂ぼこりも嵐も中国などの黄砂の例や中東のように、すでにこの世にはあるものですが、しかし、昨日のシドニーのように赤くなったのは見たことがないのですよ。
太陽の光の屈折の関係だとは思うのですが、どうしてあんなに赤く?
オーストラリアがワイルドだから? (そりゃひどい結論)
とりあえず調べられるところまで調べてみたいです。