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2009年09月25日


HAARP の話題 3 (世界全滅装置?)



Pisco が25日付けで、「首都圏大地震 予測撤回」というレポートを出しました。その理由を「HAARP の影響を受けていた可能性が非常に高くなったため」としています。

これを読んで疑問に思ったわけです。
Pisco は HAARP の正体を知っていると?」と。

しかし読むと、同時にこう書かれています。

 > HAARPは電磁波を宇宙に向けて放出、電離層を刺激し、反射して地表付近の大気イオンに影響を与えるものと聞いている。

ここに「〜と聞いている」とあります。

つまり、Pisco は 今回の件は調査して出た結論ではなく、また HAARP の作用自体を知っていないと思われても仕方ないと思われる記述のようにも見えます。

以前、

» たまには HAARP の話題なんかを
» HAARP の話題2(検証してみました)

と2度ほど、HAARP のことについて書いたことがあります。

私も実際には何もわからないのですが、ただ、環境に悪いものであることは間違いがないようで、くしくも上記ページで Pisco が述べていた「 HAARP の影響は大気イオンのみならず、気象現象や通信、動物の狂乱状況をも生み出し、疑似宏観異常現象を発現させる。いわば環境テロである。」というのはその通りだと思います。

地震などいくらあっても、それによって絶滅する種というのはないはずですが、磁場や電磁波に関連するものをいじられると、様々な生物に影響があると考えるのは普通で、「方向感覚と本能での生活行動」で進化してきた様々な生き物が壊滅的な打撃を受ける可能性を考えます。

ことによっては、すでに HAARP によって絶滅した種もあるかもしれません。


まあ、しかし、今回の Pisco のことはまあいいです。
大地震予測が撤回されているのですから、まあめでたいことです。

そんなことより、やはり HAARP の存在意義がどうも怪しい。
少なくとも「地震」なんていう小さな目的ではない気がしたりしています。

最近、もう一度、「 HAARP 設立計画の文書」などを読んでいます。計画の文書であって、設計図ではないので(設計図は私が見てもわかりません)、マシンの性能そのものの検証ではなく、「作った人たちの希望は何だったのか」を考えたりしています。
何かを作るのには「何かの希望」があるはずだからです。
電球も原爆もレーザー光線も希望があって発明されました。

その上で設立計画の文書などを読んで見ますと、どうも「敵国壊滅兵器」というより、自爆兵器にしか見えなくなってきます。

たとえば、今はすでに変わったでしょうが、こちらの1995年の文章によりますと、

> HAARP文書では、計画の最終目的として「1000キロメートル(621マイル)の広範囲に亙って、電離層を大きく変化させることが望ましい」と書かれている。

とあります。

地図を作成してみました。
HAARP は、アラスカにあります。
下の地図で B の部分です。

haarp-5000-s.jpg

「1995年当時の計画の最終目的の1000キロメートル」は赤い丸の範囲となり、アラスカとカナダの一部の電離層を変化させられるに留まり、つまり、ここに対しての攻撃(あるいは防御)は可能でも、それ以上ではないという感じがします。

では、アラスカの HAARP 基地から日本を含めた地域の電離層に変化を与えるためには、どのくらいの範囲に対して、影響を与えなければならないか。

それが、上の地図の薄いオレンジの範囲です。
その半径、約5000km
この範囲まで電離層を大きく変化させることが望まれます。

もちろん、これは直接的な範囲のことでしかなく、多少の指向性は持たせられるでしょうが、ピンポイントの照射は難しそうだし、そういう目的のものでもないようです。

仮にこちらに書かれてあるように、地球磁場を取り囲むようにして存在する、放射線の帯である放射線帯ヴァン・アレン・ベルト(Van Allen radiation belt)などを利用したものであれば、もっと全世界に影響は与えられるでしょうが、今書いた通り、ヴァン・アレン帯を使っての兵器の攻撃対象地域は大体「全世界」となってしまうのではないでしょうか。

これはこれでなんだか自殺兵器のようにも見えてしまいます。


Van-Allen.jpg

▲ 地球を取り囲む放射線とヴァン・アレン帯の概念。宇宙船搭乗員の放射線防護より。(クリックで拡大します)


一体、 HAARP は何をしようとしているのか。
考えるほどよくわからなくなります。

ひとつ思ったのは、1964年のスタンリー・キューブリックの映画「博士の異常な愛情」に出てきた、「世界全滅装置」(Doomsday Machine)みたいなもんなのではないかと思ってみたり。

それならそれで仕方ないですね。


ただ、一番思うのは、「失敗した防衛システム」のような気がします。「こういう素晴らしい防御システムのアイディアがある」と開発したものの、グタグダになったまま、どんどん環境を破壊し続けていると。

そんな気もします。





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