今回の変異した新型インフルエンザは、今後の地球の人口構成に影響を与えていく(人口の減少)可能性がある地球の問題だと思いますので、今後、こちらに書くことにします。
これは、5月から始まって、ずっと鼻風邪程度の症状だったインフルエンザがここにきて(11月に入ってから)、「世界中で突然、次々と重い症状で死亡し始めている」ということなんですが、10月末あたりから、ウクライナなどで話題となり始めていたようですが、ノルウェー、フランス、ウクライナでは「遺伝子変化」が認められているとのこと。
このあたりについては、以前紹介していただいた、近畿医療福祉大学の研究所の方のブログ、新型インフルエンザ・ウォッチング日記が日々、最新情報を更新してくれていますので、そちらをご覧になれば大体わかると思います。
で、どのくらい急に死者が増えているかというと、新型インフルエンザが発生したのは4月頃で、もうそろそろ7、8カ月経っていると思います。日数にして200日は経過しているはず。
で、先週までの世界の死亡者数が WHO集計で6770人。
で、読売新聞などによると、先週1週間だけで、1056人死亡。
それまで200日かかって7千人程度の死者だったのが、1週間でその7分の1に達しているのです。特に、ヨーロッパでは、それまで350人の死亡者数だったものが、この1週間だけで死亡者数が300人と倍に増えました。
その症状は激烈で、ヤスの備忘録のこの記事などにもありますが、
高熱によって肺の機能は完全に破壊される。肺は真っ黒に焼けただれたような状態となり、呼吸不全から患者は死にいたる。入院後、4日から7日で死亡する患者が多い。
とあり、これまでの新型の症状とはかなり違っています。
ウクライナは大統領選挙などもあり、「政治的陰謀では」という話も聞きますが、すでに他の国に飛び火しているようですので、それだけとも言えないようです。
まだよくはわからないですが、確かに新しいパンデミックのようなものが起きている可能性があるように思います。
とはいえ、この記事は「だからコワイよ」という記事ではないです。
コワイも何も、治療法も予防法もないものを怖がっても仕方ないですしね。
私自身はインフルエンザに対して、もう、ワクチンを含めたいかなる予防もしないつもりですし、感染した場合はそれはそれで仕方ないと思っています。麻黄湯など、いくつかの漢方は春から用意してありますが、大紀元の報道などを読む限り、漢方のお膝元の中国でもお手上げの状態になっているようです。つまり、今回は漢方もどうやら効果はないかもしれない気がしています。
中国でも肺に重大な損傷が見られる模様。
大紀元によると、
瀋陽市の中国医大は、すでに新型インフル患者で溢れており、新しい患者を受け入れていない。また、重症患者に対しては、医師も手の施しようがない状態だという。
と、急速に悪化して、たちまち死亡してしまう様子が見て取れます。
まあ、スペイン風邪と確かに似ていると思います。
原因としては、
・遺伝子変化による強毒化
・免疫異常(サイトカインストーム)
などを挙げる人が多いですが、いわゆる陰謀ベースでは、ここに、
・インフルエンザワクチン
・ケムトレイル
などが加わるようです。
いずれにしても、状態が悪化したらあまり助からないようです。
スペイン風邪もそうでしたが、年齢と症状に相関関係があります。
大紀元によると、
> 新型インフルエンザの重症患者のうち、7割が青壮年の男性である
ということで、青壮年とは平たくいうと、二十代から三十代あたり。
以前、こちらの記事でスペイン風邪を調べた時に、日本のデータでも、
男子
1917-19年 21-23歳の年齢域で死亡者数のピーク
1920-22年 33-35歳の年齢域で死亡者数のピーク
女子
1917-19年 24-26歳の年齢域で死亡者数のピーク
1920-22年 24-26歳の年齢域で死亡者数のピーク
と、年齢によりハッキリと感染者と死亡者数の偏りが見られていました。
基本的に、お年寄りや赤ちゃんは死亡しないし、そもそも感染もしにくかったようです。
重症化しないというならともかく、「感染自体しない」となると、遺伝子変化でもサイトカインストームでも説明できませんので難しいですね。
とはいえ、「そのあたりの年齢の方はご注意を・・・」といったところで、どう注意していいものだか。うがいや手洗いは、基本的にインフルエンザの感染予防には役に立たないことがすでにはっきりしていますし(一般的な公衆衛生のためにはいいと思いますが)、完全防御のマスクはある程度効くにしても、それをして一日中生活するというわけにもいかないでしょうし・・・。
ちなみに、WHOは相変わらずです。
遺伝子変化でワクチン無効に?という記事にあった、WHO のフクダさんの言葉。
「遺伝子変化しているんならワクチンは効かないんじゃないの? 世間に知らせなくていいの?」という批判に対して、
「インフルエンザの変異は非常に速く、変異ごとにいちいち報告していては天気予報みたいで意味がない」
とコメントしたそうであります。
まあ、いずれにしても、この件に関しては頼れる人はいないですから、人の言うこと(私の書いていることなども)無視して、自分だけの意見と考えで動くのが一番のような気がします。
一番大事なことは、有効なワクチンなど絶対に登場しないし、完全に有効な治療薬は多分登場しないということを強く確信する、というこだと思われます。