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2010年01月06日


7つの超巨大火山



地球で古代に大噴火を起こしたと思われる「7つの超巨大火山」について少し調べていました。

その7つは、

1.イタリア・セージア渓谷
2.米国イエローストーン
3.薩摩硫黄島
4.インドネシア・トバ火山
5.ニュージーランド北島のカルデラ群
6.シャツキー海台
7.オントンジャワ海台


です。

超巨大火山の噴火に関して、オーストラリアのモナシュ大学地球科学学部のレイ・キャス教授は次のようなことを言っていたと、こちらにあります。


キャス教授は「スーパー噴火が起こった場合、膨大な量の岩石と灰が放出され、二百キロ四方に有毒ガスが拡散する。死者は数十万から数百万人に達し、気候や食料生産に深刻な影響を及ぼす」と主張する。可能性がある地域として挙げられたのは、ナポリやニュージーランド、インドネシア、南米および北米。インドネシアではトバ山だという。同教授は「これを上回る脅威は小惑星の地球衝突くらいだ」とも話す。


 > 「これを上回る脅威は小惑星の地球衝突くらいだ」

はすごいですが、スーパー噴火が起きると「生物の95%死滅する」とも言っておりました。

なお、火山の噴火の規模は、火山爆発指数という8段階のレベル(VEI)が決められていて、1が一番低く、8が最高です。
有史時代ではレベル8の噴火はなく、1815年のインドネシアのタンボラ山の噴火がレベル7となっています。上記の7つの超巨大火山の過去の噴火の多くはレベル8に達していたと思われます。


それぞれ、簡単な説明と、一番わかりやすいリンクをひとつご紹介しておきます。また、最後には今回のことで少し気になり出してきた、「2010年に入ってから始まったソロモンの強い群発地震とオントンジャワ海台の位置」について触れておきます。

ここからです。

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1.イタリアのセージア渓谷

場所:イタリア・アルプス
最後の大噴火:約2億8000万年前
噴火の規模 :セントヘレンズ山の大噴火のおよそ1000倍
噴火によって:噴火はあまりに猛烈だったため、日光が遮られ、長期に渡って地球
が寒冷化した可能性

リンク:内部のねじれた超巨大火山、イタリア(ナショナルジオグラフィック)


2.米国イエローストーン

場所:米国
最後の大噴火:64万年前
噴火の規模 :セントヘレンズ山の大噴火のおよそ1000倍
噴火によって:噴火山灰は上空約3万メートルにまで達し、噴出物は西部一帯を覆い、南はメキシコ湾にまで達した

また、ナショナルジオグラフィックの特集には「超巨大噴火のたびに、影響は地球全体に及んだはずだ。噴出したガスは成層圏にまで達し、水蒸気と混ざり硫酸塩エアロゾルの薄い層が形成され、太陽光をさえぎっただろう。」とあります。

リンク:特集 超巨大火山 イエローストーン (ナショナルジオグラフィック)


3.薩摩硫黄島

場所:日本・鹿児島県
最後の大噴火:約7300年前
噴火の規模 :雲仙普賢岳の1回の火砕流噴の数十万倍
噴火によって:到達範囲は、半径100キロにも及び、鹿児島県では、屋久島、種子島、大隅半島では鹿屋市、薩摩半島では鹿児島市くらいまでを瞬時に埋め立て、焼きつくした。

また、下のリンク先には、「さらにその上に、火山灰が降り積もり、鹿児島県内でも1メートル以上の厚さ、遠く東北地方まで、厚く積もりました。」とあります。

リンク:鹿児島の南に潜む「大鍋」-「その日」突然、鹿児島は滅びた -


4.インドネシア・トバ火山

場所:インドネシア・スマトラ島
最後の大噴火:約7万4000年前
噴火の規模 :セントヘレンズ山の大噴火のおよそ3000倍
噴火によって:地球の気温が5℃低下したと言われる。当時の人類の大半が死滅したという説もある(トバ・カタストロフ理論)。

また、下のリンク先には、オーストラリアの大学地球科学学部の教授が「スーパー噴火が起こった場合、膨大な量の岩石と灰が放出され、二百キロ四方に有毒ガスが拡散する。死者は数十万から数百万人に達し、気候や食料生産に深刻な影響を及ぼす」とあります。

このトバ火山の7万4000年前の噴火は「過去200万年の地球で最大級の噴火」だそうです。

リンク:(スマトラ)スーパー噴火の現実味


5.ニュージーランド北島のカルデラ群(タウポ)

場所:ニュージーランド・北島
最後の大噴火:西暦150年頃
噴火の規模 :不明
噴火によって:不明

リンク:「スーパーボルケーノ 超巨大噴火の脅威」より抜粋(日経サイエンス)


6.シャツキー海台

場所:日本の太平洋側
最後の大噴火:不明
噴火の規模 :不明
噴火によって:不明

茨城大学地質情報活用プロジェクトのブログによると、「白亜紀のはじめに太平洋の海底に噴出した大規模海台「シャツキー海台」を調査しています。この海台は日本の本州ほどの大きさがあり、玄武岩(黒い色をした火山岩)でできています。」とのこと。

リンク:樺太の地質


7.オントンジャワ海台

場所:ソロモン諸島
最後の大噴火:1億2000万年前という予測
噴火の規模 :不明
噴火によって:不明

リンク:プルームテクトニクス



海台とソロモンの群発地震について

このページに「7」のオントンジャワ海台の地図があります。ちょっとわかりにくいですが、ソロモン諸島に位置するようです。

場所はここです。

160_-10_smallglobe.gif

実はこの位置を見て、ちょっと気になったことがあるのです。

今、ソロモン諸島では年明け以来、群発地震が続いています。
この群発が大きいのですよ。普通、群発地震というのは、たとえば多少の大きな地震があっても、他は小さな地震が続いたりするものなのですが、今回のはM5以上だけでも、10回以上起きていて、USGSによると、マグニチュード6以上の地震がこんなに起きている。

01/03 21:48:06 8.81S 157.21E 10.0 6.5M
01/03 22:36:30 8.91S 157.31E 30.5 7.2M
01/04 11:28:23 8.35S 157.07E 35.0 6.1M
01/05 12:15:36 8.89S 157.52E 35.0 6.9M
01/05 13:11:43 9.06S 157.91E 37.3 6.0M

この場所は大まかにいうと、大体1億年前に地球のこのあたりの風景を完全に変えた、オントンジャワ海台の形成地域でもあります。

うーむ・・・。

海台というのは、私はよく知らなかったのですが、すごいもので、たとえば、「6」のシャツキー海台などは樺太の地質というページによると、北海道の地形というのは、土地が隆起したり、沈んだりしたその「カケラ」であるのだそうです。

私は北海道の岩見沢というところの出身で、岩見沢という町は空知という地方にあります。ここらあたりは古代に「海溝に沈み込む時に、大きな力によって砕かれ、散らばった物」として考えられていて、「空知海台」という名前がつけられていました。

この地図の緑の部分がそうだそうです。

sorachi-plateau.jpg

これを見て何となく、オレは空知海台で生まれて、シャツキー海台によって死んでいくのかもしれないなあなどと思った正月過ぎでした(苦笑)。

死ぬ前に「海台」という存在と知り合えてよかったと思います。

ちなみに、上の7つの超巨大火山は、科学者や研究家たちが、それぞれ程度の差はあれ、いつかの大噴火の警告を発しています、それが1万年後か、今年なのかがわからないということだけのようで、噴火、あるいは活動はいつかはするようです。

その時にはもう一度、地球の形は作り変えられるようです。
ある程度は地球の定期的なイベントですので、仕方のないことではあるようです。






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