» 2010 Disaster Calendar
です。
まだ、2010年に入って2週間ですが、「今年もいろいろとありました・・・」と1年を締めくくりたくなるほどすでにいろいろと出てきています。 また、被害は今のところ出ていないものの、火山の噴火や規模の比較的大きい地震(カリフォルニア等)もあります。
せっかくだから、自然災害と思われるものに関して訳してみました。
訳は適当ですので、起きたことだけご覧下さい。また、 Fire Earth のページにはそれぞれのニュースソースへのリンクが記載されていますが、すべて英語ですので、日本語での記事を探して、ニュースソースのあるものは後ろに[日本語記事]として貼っておきます。
全体としては、洪水と寒波が多いです。
また、世界各地で低温のために農作物がやられているようですので、もしかすると、食糧価格に影響が出るものもあるかもしれません。
2010年01月の災害
2010 Disasters
1日目
・ブラジルのリオデジャネイロの土砂崩れ。[日本語記事]
・米国アラバマ州とフロリダ州の7つの区域が最近の洪水後に被災地に指定。
・米国モンタナ州の3つの区域が被災区域とされ、また、10の区域が、ヒョウを含む猛烈な嵐、収穫時の猛暑等によって、干ばつ地区と指定。
・オーストラリア・パースで山火事。40の家と3000ヘクタールのが焼き尽くされる。多数の家畜も死亡。[日本語記事]
2日目:
・ブラジルの洪水と土砂崩れで64名が死亡。[日本語記事]
3日目:
・オーストラリアの氾濫: NSW州の2つ地域で、大雨と洪水により、少なくとも 1200人が避難。[日本語記事]
4日目:
(写真)
▲ 中国・黄河近くでディーゼル油15万リットルが流出。greencarview より。
5日目:
・ソロモン諸島での津波でいくつかの村が被害。多くの人が家を失う。[日本語記事]
・北インドを寒冷前線が通過。少なくとも125人が死亡。[日本語記事]
・ケニアで大規模な洪水が発生。ケニアで最少数の民族への危機が進行中。降雨は2010年1月の終わりまで続くと予想され、7万人に危険が及ぶとの予測。[日本語記事]
6日目:
・ヨーロッパに寒波。現在までに100人以上が死亡。[日本語記事]
7日目:
・タンザニアで大規模な洪水。2万5000人が影響。
8日目:
9日目:
・アルバニアで大洪水。アルバニア政府は非常事態を宣言。 [日本語記事]
・グアテマラとホンジュラスの国境沿いの地域で激しい干ばつが進行中。エルニーニョ現象が原因とされる。収穫の70%の損失を出す被害が出た地域もあり。
10日目:
・インドネシアで大洪水。 何百もの村と何万もの家が被害。
11日目:
・ドイツのバルト海の海岸地域で洪水により非常事態が宣言。
・ポーランドで寒波と大雪被害。多数の家が雪で潰され、少なくとも152人が凍死。
12日目:
・米国ミネソタ州で、18の地区を農業災害区域と指定するよう農務省に催促。原因は豪雨と農業地区への洪水。3分の1の作物が被害を受けているとされ、特に、とうもろこし、大豆、砂糖大根、大麦、ブルーベリー、などの被害が大きい模様。
・米国フロリダ州で、水温の低下のため多数の魚類が死亡。
・北部インドで異常な低温。233人が凍死。
・米国ワイオミング州で、低温による畑の凍結で農務省より重要災害地域に指定。
10月6日と10月13日の間、氷点下の嵐が吹き荒れ、雪が降り続け、その凍結の結果、多くの農業者がとうもろこし、小麦、砂糖大根などの作物を失う。
13日目:
・ハイチでマグニチュード7.3の地震。詳細は現在不明。
という感じです。
なお、2010年に入ってから新たに噴火した火山は、1月13日までに、
・エクアドル・トゥングラウア火山(01.12)
・コスタリカ・トゥリアルバ山(01.07)
・コンゴ・ニアムラギラ山(01.02)
・インド洋のフルネーズ火山(01.01)
・コロンビア・ガレラス火山(01.03)
となっていると思われます。
Fire Earth は基本的に「人間の環境への悪」スタンスのイメージのあるサイトで、ページのタイトルにも「2010年: 人類が災害を拡大する1年」というタイトルがつけられています。私は少し違う考えではありますが、考えはともかく、災害は毎日のように起きて、日々苦労したり死んでしまったりしている現実はあります。