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2010年01月18日


カオス化の予感

UP! - 2004年のスマトラ沖地震でのスリランカの様子を書かれてらっしゃるブログがあります。災害と人々の行動という面で、いろいろと考えさせられる記事でしたので、一番下に追記でリンクさせていだきました。(2010.01.19)

UP! 2 - 太陽黒点(活動領域)からMクラス(上から2番目のクラス)の太陽フレアが発生しのしたのでメモとして追記しておきます。あと、国内の有感地震が70時間近くないという珍しい現象も起きています。(2010.01.21)





今回のは最近の一連の記事とは何の関係もない雑記です。

ハイチは混乱の極みに陥っているようで、昨日の英国デイリーメールの記事(死体の写真が多いですのでご注意を)だと、リンチや処刑なども頻発しているようです。

haiti-201017.jpg

▲ ハイチの配給現場の周辺。


昨日と一昨日、NHKで地震の特集番組をやっていたようで、最近テレビを見ない私のために、うちの奥様が録画してくれていて、見ました。その中で、アメリカの西海岸に迫っているかもしれない巨大地震のことについてのものがありました。

これは、一昨年から昨年くらいに私もこのブログで何度か取り上げたことがあるのですが(米国で起きるかもしれない超巨大地震についてという記事)ですが、私の記事を読むよりも、独立行政法人 産業技術総合研究所が2003年に発表した、「北米西海岸で西暦1700年に発生した巨大地震の規模を日本の古文書から推定」という文書をお読みになっていただいたほうが詳しくわかると思います。

fig1.png

現在、文献的に残っている地球最大の地震は1960年5月のチリ地震のマグニチュード9.5とされていて、続いて、2004年12月のスマトラ地震の9.1などがありますが、アメリカ西海岸で起きる可能性がある地震の規模は「最大で9.3程度」とされていて、人類史での最大規模の地震の可能性が指摘されています。

また、Wired Visionの2008年10月28日の記事には、この予想される地震に対して、「あのあたりは、無補強の石造建築物が数多くあり、それらは大規模地震で倒壊する可能性が高い」と、指摘する専門家もいます。つまり、少なくとも建物の耐震性に関しては、今回のハイチの倒壊ぶりとさほど差はないとも言えなくもないような感じです。

そういうようなことをテレビで放映したからといって、地震がなくなるわけでも、予知できるわけでもないですが、アメリカの専門家たちが急速に慌ただしく動き始めている様子を見ると、それなりに切迫した何かもあるのかしれません。


それと、やはり2008年の暮れに動きが活発化した、イエローストーンが、昨日から、マグニチュード2以上の地震を頻発させています。M2以上の地震が複数回続くというのはその2008年の末以来のことだと思います。

yellowstone-2010-01.gif

イエローストーンは先日の7つの超巨大火山という記事でもふれた、世界7大スーバー火山のひとつで、イエローストーンが過去に噴火した時はどんな感じだったか。そして、もし今後噴火したらどうなるか、などについては、ナショナルジオグラフィックの特集、

» 超巨大火山イエローストーン

などがわかりやすいです。


2008年末から11日にわたって群発地震が発生したが、地面は現在も隆起を続けており、インターネット上では超巨大噴火の噂が飛び交っている。「不安定な状態にあることは確かなようです。隆起と陥没が周期的に繰り返された末に、最終的にはマグマが噴出するでしょう。ただ、その周期がどのようなものかはわかりません」と、スミスは語る。


とあります。
まあ、噂になるほどコワイというのはあったような気はしました。インドネシアのトバ火山などもそうですが、世界の気候が変わってしまう可能性があるからです。まあ、アメリカの自然体系は相当破壊されるでしょうけれど、アメリカの自然サイクルだけの問題ではないよなあ、と思えたからではあります。

最近調べると、こういう巨大火山は世界中にあって、日本の近くも2つあります(薩摩硫黄島、シャツキー海台)。だから、どれにしても、噴火すれば世界の景色は変わってしまうのでしょう。


なんか、スーパー火山の噴火のこととか、ガンマ線バーストのことを調べだしてから、すっかり厭世的になってしまいました(笑)。

先日も飲み屋の知り合いの女性から、「なんか、たまに、ふっと悲しそうな顔するね。どうしたの?」と言われてしまいました(苦笑)。状況が楽しければ楽しいほど、ふとした瞬間に悲しくなってしまう2010年の始めなのでした。



[追記] コメントをいただいた方のブログで、2004年のスマトラ沖地震(インド洋大津波)の際の津波をスリランカで体験された方の記事を読みました。当地でも、直後に暴動が起きていたようです。日本語であの時のスリランカの様子を知ることのできるものは少ないと思いますので、記事をリンクさせていただきました。大きな災害直後の様子や人々の心理がよくわかります。

「最後の夕日」の向こう側(1)
「最後の夕日」の向こう側(2)
「最後の夕日」の向こう側(3)



[追記 2](2010.01.21)

1月20日に太陽の活動領域から、上から2番目のクラスにわけられるMクラスのフレアが2度発生していたようです。宇宙天気情報センターなどに出ています。サイクル24になってから初めてのMクラスのフレアで、また、Mクラスのフレアの発生は1年10ヶ月ぶりとのこと。太陽活動は一気に活発になってきたようです。

stereob_mflare_strip.gif

spaceweather.comにあるGIF画像。


あと・・・だからどうしたということではないのですが、今(1月21日午前12時頃)、国内の有感地震が途絶えて、70時間近くになろうとしています。ここまで止まってしまったのは経験がないです。まあ、有感地震はあくまで地震の一部で、地震自体が止まったわけではないですが・・・。ちなみに、66時間前の地震は沖縄でした。

EQ-2010-01-20.png

本州の地震となると、17日の富士五湖の地震ですので、ずいぶんと有感地震がない状態となっています。

世界的に見ても何とも奇妙な地震分布になっていますが(南北のアメリカ大陸に地震が集中している)、今の段階では単なる偶然だと思われます。
これ以上この状態が続くと何だか気持ち悪いですが。








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