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2010年03月12日


ソイレント・グリーン計画の日まで

私は基本的に「動物の大量死は人間の大量死を導く」と考えています。物騒ですが、わりとずっとそのように考えてはいます。多くは「食糧の枯渇」というところに結びつく可能性があるから、ということなのですが、多分、今、確実にその方向に進んでいるとは思っています。

動物の大量死報道は、毎日たくさんありますが、最近では、「人間の生活に極めて密接な動物たちがいなくなっている」という特徴があります。

スズメ激減 50年で10分の1に
東京新聞 2010年03月09日

世界中で激減するカエル、原因は除草剤「アトラジン」か 米研究
AFP 2010年03月02日

カナダのバンクーバー島で商業ミツバチの90%が集団死
Earthfiles 2010.03.10

コウモリを死に追いやるカビ、米で流行
ナショナルジオグラフィック 2010年02月17日

数万個のヒトデが海岸で大量死=英国
大紀元日本 2009年12月11日

hitode.jpg

などです。

動物の中で生態系や食物連鎖に関係のしないものなどないでしょうが、ミツバチ、コウモリ、カエル、ヒトデなどは特に大きく関係しているものたちのようにも思います。ヒトデは漁業ではきらわれものですが、そのくらい影響の大きな生き物ということも言えます。

スズメは、イギリスでは、過去15年間でスズメの数が90%減ったという調査が昨年出ていましたが、日本の研究結果の「50年で10分の1」というのも、要するに、90%減ったというのと同じようなものでしょう。そして、これは世界の多くの国にも共通しているのかもしれません。

私の家の周囲(東京西部)でも、以前はスズメの声で目覚めたものでしたが、今はスズメの声はしません。近所の公園でもスズメは見ません。


東京新聞の記事では、都市鳥研究会の唐沢孝一という人が、

 > いったん減り出すと絶滅へと転げ落ちていくので

と言っています。
いろいろな生物の様子を見ていると、これは真実のようです。

ミツバチ、カエル、ヒトデなどがすべていなくなった場合には、人間より先に、植物が生きていけない環境になると思われます。植物の生きていけない環境では人間は当然生きられません。

スズメが10分の1の数になるのに、たった50年。

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しかも、最近になって加速しているので、あと数年でスズメもミツバチも絶滅してしまうかもしれません。その場合にどうなるかはわからないですが、この急速な減少は、人間に食い止められるようなことでもなさそうですし、甘んじて受け入れるしかないのかなとも思います。

そして、その先に待っているのは、スズメやミツバチの後追いで死んでいく人類のように思います。しかも、大量に。あるいは全部。

ちょっと暗い話でしたが、進行している事実ではあります。

むかしのアメリカ映画にソイレント・グリーンというのがありました。食糧不足の未来の社会で、ソイレント・グリーンという食糧サプリメントが政府から配給されて、みんな楽しく生きている話です。
その映画の主人公の最後の台詞は、

「ソイレント・グリーンの原料は人間だ。早く何とかしないと、今に食糧生産のために人間を飼うようになる。その前に何とかしなくてはならない!」

でした。
今だとわりと真実味が出て来ている感じです。



もちろん、食糧はあっても、植物と水中のプランクトンが消えると酸素が少なくなってしまいますので、それも多少は問題です。




タグ:大量絶滅

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