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2010年04月22日


バックミンスター・フラーの忠告

ヘリウム (Helium) という海外の参加型ニュースサイトに、今起きているアイスランドのエイヤフィヤトラヨークトルとカトラ火山の噴火の連動に関して、わかりやすく書かれているものがあったので、訳してみました。

その前に、それらとは関係ないですが、太陽が変ですね。

黒点は最近急速に減っているのに、プロミネンスなどが誘発する CME 活動はむしろどんどん大きくなっている。4月19日と4月20日の両日に見られた太陽のプロミネンスは NASA によると、「太陽直径の4分の1程度もある、かつてない巨大なものだった」とあります。

参考記事
太陽に何が起きているのか? (2010.04.19)
太陽で超巨大プロミネンスが連日で発生(2010.04.20)

sun-0421.gif

▲ 黒点の数自体はここに来て急速に減っていて、現在は無黒点状態。


普通に考えると、太陽活動は活発になる時には全体的に活発になると思われるので、黒点がどんどん減っていっているのに、爆発活動はどんどん増えているって変では? という気はします。とはいえ、これが今の現実。どんな変なことでも受け入れないといけないようです。

ところで、NASA は3月30日のプロミネンスの動画をNASA サイエンスニュースというサイトで公開しています。

YouTube にアップしたので、ここに貼っておきます。
4月19日と4月20日のはこれよりさらに大きいプロミネンスでした。





エイヤフィヤトラヨークトルとカトラ火山の連動の歴史

ここからが本文です。
エイヤフィヤトラヨークトルとカトラ火山の過去の連動の歴史や、メカニズムについて書かれています。訳はわりと適当ですので、大意程度にご解釈下さい。

Scientists warn Eyjafjallajokull could trigger the Katla volcano to erupt
Helium 2010.04.22

エイヤフィヤトラヨークトルはカトラ火山の噴火の引き金となるかもしれないと科学者は警告している

エイヤフィヤトラヨークトルは、3月前半の最初の爆発以来、アイスランドの住民たちを避難させ、その火山灰によりヨーロッパの各地の空港を閉鎖させるような打撃を与えているが、しかし、アイスランドは、現在もっと大きな爆発の危機に直面しているかもしれない。それは、より強力で恐ろしい火山であるカトラ火山の噴火だ。

アイスランドは火山によって形成された火山島で、頻繁に噴火が起きる。1783年のラキ火山の噴火の際には、1億2000万トンの亜硫酸ガスが放出され、アイスランドの人口の4分の1を死亡させ、また、飢饉と干ばつを引き起こした。そして、毒性の雲をヨーロッパの各地に拡大させて、なんと、エジプトとアメリカ合衆国の気候までも変えてしまったのだ。

しかも、記録の上では、これがもっとも主要な火山の1つであると考えられているわけでもないのだ。 ヨーロッパ泥炭湿原では、1755年のカトラ火山の噴火の残りがいまだに見つけられているという。 これらと比べると、エイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山は比較的小さなものだが、問題は、エイヤフィヤトラヨークトルの過去1000年間での3回の噴火は、すべて、強力な火山であるカトラ火山の噴火の引き金となっているという点だ。

火山の噴火が他の火山噴火のトリガーになるメカニズムはどういうものなのか。
エイヤフィヤトラヨークトルとカトラ火山は12マイル(約20キロメートル)しか離れていない。そして、岩盤の下では、エイヤフィヤトラヨークトルからカトラ火山にマグマが流れていて、爆発のシステムを共有していると思われる。

エイヤフィヤトラヨークトルは、今年すでに2度噴火していて、3月20日が最初の噴火で、4月14日には2度目の噴火が起きている。以前の 1821年12月の噴火では、噴火は約1年間続いた。現在、溶岩の流れは、3月20日の最初の爆発の後から比べると、約10倍速くなっているので、より多くの圧力を形成しているかもしれない。

報道によると、ビーク村の近隣の住民たちは、カトラ火山の噴火によるミルダルス氷河氷冠への影響による荒廃と洪水を警戒して、現在、それぞれの避難プランを描いているという。

カトラ火山は、アイスランドの中で最も活発である火山の1つであり、氷河の融解による洪水を定期的に発生させている。噴火の際に現れるカルデラの縁の氷の厚さは数百メートルもある。最近では、1999年にも洪水を引き起こしている。

洪水、そして、失われる農地、何カ月もの間、変動し続ける気候 --- それらの問題の多くはアイスランドだけの問題ではないかもしれない。有毒な火山ガスが、ヨーロッパや北部アフリカ、および、アメリカにまで影響することが知られているからだ。



バックミンスター・フラーの忠告

最近の自然の異変を見て、以前、WebBot で、クリフ・ハイがエッセイに書いていた、バックミンスター・フラーという、1963年に「宇宙船地球号操縦マニュアル」という著作を書いて、地球を包括的・総合的な視点から考え理解することが重要であることを解いた人がいたんですが、彼は「自然の力とは戦ってはならない。使うのだ」と言っていたそうです。

WebBot からその部分を抜粋してみます。




2009年3月配信の ALTA レポート 1309
クリフ・ハイ巻末エッセイより

ところで、太陽系全体で大きな変化が起こっている。ここで思い出して欲しいのは、「自然の力とは戦ってはならない。使うのだ」というバッキー・フラーの忠告だ。

2009 年は変容が始まる年である。太陽系のこの変化によって人間性の変容のプロセスは加速されるのである。その意味では、まさにいまわれわれは巨大な転換点に立っていることになるのだ。

春から 2009 年いっぱいは様々な意味で混乱するだろう。その中でわれわれは変容することを積極的に選択しなければならないのだ。いずれにせよわれわれは変容せざるを得ないのだから。先ほどのバッキー・フラーの言葉を言い換えるなら「自然の力をこちらから捕まえてそれを使うべきだ」ということになろう。

今年は選択と意思決定、そしてリスクを伴う行動のときだ。変容の過程が進行中であることをあなたは感じるだろうか?  もしまだなら、感じるまでの時間はわずかである。待っていないで変容の過程に飛び込んでゆくべきなのだ。





ここでは、「2009年」となっていますが、これを「2010年」と置きかえると、とても納得できるような気がします。






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