(訳者注) 天候にしろ、地殻変動にしろ、近年にはない現象が多くなっています。
身近なところでは私の住んでいる関東西部なんてのも天候はなかなか激しいもので、昨晩など「寒さで震えて目覚める」ということになっていました。さすがに6月の中旬近くに寒さで目覚めたということは記憶ではあまりないです。
そういえば、イタリアのベニスで「竜巻が発生した」というニュースが報じられていました。極めて珍しいことだそうです。

▲ イタリア・ベニスの竜巻の報道(英語)より。
今回は、アイルランドの「6月の雪」のニュースです。
この時期の氷の嵐というのは「雹(ひょう)」のことだと思っていましたが、みぞれに近いものだったようで、この時期のアイルランドでは記録にないような珍しい現象だったようです。
ちなみに、私の住むあたりもこの1ヶ月ほど三回ほど雹が降っています。まだ、今回のアイルランドのように「夏に氷が降り積もる」というほどにはなってはいないですが、そのうちあるのかもしれません。
今回のアイルランドの「夏の氷」が積もっている写真の場所は、北西部のドニゴール州というところで、地図の下の場所です。

それでは、ここからです。
Bizarre ice storm lashes Donegal in June winter like scene
アイリッシュ・セントラル (アイルランド) 2012.06.08
6月のドニゴール州をまるで冬の景色にさせた氷の嵐

アイルランドの6月としては、あまりにも異常な天気がアイルランドの全国で見られたが、特に北西部のドニゴール州では、豪雨とそれに続いて降った氷の嵐が洪水を発生させた。
アイルランド・インディペンデント紙(アイルランドの新聞)では、ドニゴール州のターモン村で十数センチ程度の氷が降り積もったことが報告された。
現地のジャーナリストのフランク・マッケッティガン氏は、以下のように述べる。
「あのような現象をこの時期に私はこれまで見たことがない。このあたりに住む人は、誰も見たことがないでしょう。まったく奇妙だった」。
アイルランド気象庁の予報官であるジョーン・ブラックバーン氏は、「すべての雨は最初、凍っている状態から始まります。下降気流の勢いが激しい時には、雹が溶けきらずに地面に氷として落ちることがあるのです」と言う。この時期のアイルランドでは全体的に高温で乾いた気候が続くが、そこに湿った空気が入りこむことで不安定な天候状況になりやすいという。
気象庁とアイルランドの交通警察では、住民や運転者に気候の急変、あるいは洪水に備えての準備と警告をおこなっている。
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