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2012年06月27日


メキシコで鳥インフルエンザ「 H7N3 」でニワトリ 100万羽が感染して 20万羽が死亡



(訳者注) インフルエンザとパンデミック関係の報道が今朝いくつかありました。

ひとつは、2009年に世界中で流行した「豚インフルエンザ」の件で、これはまだ記憶に新しいですが、この際の死亡者数が、 WHO の報告の 15倍以上にあたる 25万人以上だったことが発表されたことで、場合によっては、死者間数は 57万人にのぼる可能性があるということです。

これは日本語でも多くの記事になっています。
日本経済新聞の記事から抜粋しておきます。



09年新型インフル、死者28万人 WHO公表の15倍
日本経済新聞 2012.06.26

2009年に世界的大流行を引き起こした当時の新型インフルエンザによる死者数は世界で約28万人との推計結果を米疾病対策センター(CDC)などの国際チームが26日までに、英医学誌ランセットに発表した。

(この数は)世界保健機関(WHO)が公表した死者数1万8500人の約15倍。





そして、もうひとつは、メキシコで H7N3 という鶏インフルエンザが発生したというものです。

tori-01.jpeg


メキシコでは 20万羽以上のニワトリが集団で死亡しましたが、この H7N3 が人間にも危険なものなのかどうかは、よくわかりません。

A型インフルエンザ - Wikipedia にある「今までにパンデミックを起こし、多数の死者を出したA型インフルエンザウイルス」は以下のようになっています。

H1N1 - スペインかぜ、2009年新型インフルエンザ
H2N2 - アジアかぜ
H3N2 - 香港かぜ
H5N1 - パンデミックを起こす可能性がある。
H7N7 - 人畜共通感染
H1N2 - ヒトとブタに局地感染を起こす。
H9N2、H7N2、H7N3、H10N7、H5N2


と、下に H7N3 とあり、パンデミックの歴史はあるようです。

その H7N3 の発生についての記事をご紹介します。
米国ミネソタ大学の学術ヘルスセンターの CIDRAP の記事からです。







Tests reveal high-path H7N3 in Mexican poultry farm outbreaks

CIDRAP 2012.06.26

メキシコの養鶏場で鶏の集団死の原因が試験により H7N3 の流行であることが明らかに


メキシコの獣医当局は、3つの養鶏場で合計 20万羽以上死亡した鶏の死亡原因が高病原性 H7N3 の亜種であると判断し、いくつかの大規模養鶏場に鳥インフルエンザが拡大しないように動きを進めている。

国際獣疫事務局( OIE )による試験結果で H7N3 亜種だと確認された。

メキシコでは 1990年代半ばに H5N2 ウイルスが流行したことがある。
しかし、高い病原性を持つ H7N3 の集団での流行はメキシコでも初めてだ。

最初に大発生したのはメキシコ・ハリスコ州の商業農場で、喘ぎ、発熱などの後、鶏は集団で死亡した。この養鶏場だけで 21万 1424羽の鶏が死亡し、100万羽以上のニワトリに感染した。

ハリスコ州はメキシコで有数の卵の生産地だ。

現在、発生地域付近の家禽類の移動を制限し、養鶏場での試験を進めている。

2004年にカナダのブリティッシュコロンビア州で H7N3 が集団発生した時には 19万羽の鶏が殺処分された。そして、この際には、二名のヒトにも感染したことが確認されたが、二人は軽度のインフルエンザ症状だった。


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