
▲ 上海で12月10日に目撃された「3つの太陽」。ただ、これは幻日(げんじつ)という通常の光学現象です。Three Suns and Rainbows Prompt Chinese Fears of Apocalypseより。
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複数の太陽と逆の虹
最近の中国は、とにかく「終末騒ぎ」に彩られていて、 In Deep の記事の、
・ローマ法王ベネディクト16世が「新世界政府の創設」を要求l
2012年12月14日
という記事の中でも、下の写真のような「終末用脱出マシン」なんてのを作っている人たちの姿がよく報道されます。

そんな中国では、最近、「3つの太陽が見える」という報道が相次いでいて、実際にはどれも「幻日」(げんじつ)という普通の光学現象なんですが、そういうのを見ても、怖れてしまっている人たちもいるようです。
幻日 - Wikipedia
幻日 とは、太陽と同じ高度の太陽から離れた位置に光が見える大気光学現象のことである。
氷晶によって屈折された太陽光は、太陽から約22度離れた位置からやってくるように見えるものが最も強くなる。このようにして見えるのが幻日である。

▲ こちらも12月10日に上海で見られた幻日。
ただ、太陽が2つ、3つ見えるという幻日のほうは、私もよく見るので、何とも思わないのですが、こちらの下の写真は「へえ」と思いました。
下もそれぞれ 12月の初旬に上海で撮影されたもののようです。



虹が、太陽の方向から「逆」にかかっているんですよね。
逆の弧を描いている。
まあ、何らかの説明はつくのだと思うのですが、珍しいような気もしないでもないような。
虹に関してはいろいろとおもしろい現象を自分でも見ていて気になる存在のひとつであります。
そして、「光」に関しての様々なことがこれからも続くような気がします。



