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2012年12月28日


地球のジェット気流の動きがムチャクチャな状態になっている可能性から考える「超異常気象」





▲ シベリアでは気温がマイナス50度以下まで下がり、この動画のように「沸騰したお湯が瞬時に氷」となるほどの気温となっています。
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(訳者注) 最近の世界の天候や気温の状況は、かなり「異常」という言葉があてはまるように思います。

先日の In Deep の記事、

「暗黒の3日間」を実際に NASA の太陽観測衛星で見た日: そして、12月21日から突如として「凶暴化し始めた地球」
 2012年12月24日

で取り上げた、

・マイナス50度を下回り、すべての学校が閉鎖されているシベリア(ロシア)
・氷点下30度の異常厳寒が続くモスクワ
・ポーランドでは50人が凍死
・ウクライナでは最大で80人の凍死者が出ている可能性
・中国の各地でこの数十年間で最も厳しい寒波
・英国南西部の大洪水


などだけではなく、洪水や季節外れのモンスーンなど、ものすごい天候に見舞われている地域が多くあります。


今回の記事も、異常気象についてですが、後半、気象学者が「ジェット気流」についてふれているところがあり、その部分が気になったので、取り上げてみようと思いました。

このジェット気流というのは、偏西風と同義で考えても差し支えないもので、下のような図がわかりやすいかと思います。


jet-02.jpg

地球科学の世界より。



これは上のページからの解説だと下のようになります。


偏西風は“ジェット気流”とも呼ばれ、日本の上空12〜16kmのところを吹いている強い西風のことをいいます。北極を中心に蛇行しながら、地球のまわりをグルグルとまわるように、西から東へと吹いていきます。



というわけで、日本の「気候」にも影響のあるものなんですが、今、ヨーロッパのほうで、この「大きな大気の流れ」に異常が起きているかもしれないということが書かれてある記事です。

それでは、ここからです。






Weather goes haywire over Europe: scientists baffled by erratic swings of jet stream
The Extinction Protocol 2012.12.25


ヨーロッパの混乱して天候と、そしてジェット気流の不規則な動きに科学者たちは困惑させられている


jet_stream-01.jpg


ロシアからイギリス。フランス、そして、東欧まで、今年のクリスマスは、ヨーロッパの多くの地域を寒波での混乱に巻き込んだ。

ロシアのモスクワでは、12月としては珍しいマイナス25度まで気温が下がり、シベリアではマイナス50度という異常な気温を記録した。

その一方で英国では雨が降り続き洪水が発生し、フランスとイタリアでは予想外の「暑さ」となり、フランスのビアリッツでは気温が24度まで上昇した。フランスの12月で 24度まで気温が上がった気温がないと、地元の天気予報士は言う。
イタリアやオーストリアも異常なほど気温が高いクリスマスだった。

オックスフォード大学の気象物理学の教授ティム・パーマー博士によれば、これらの異常気象が、北半球のジェット気流によって説明できるかもしれないと言う。ジェット気流は、大気圏の高度を回っている大気のリボンのようなものだ。

教授によると、ジェット気流は「うねり」をもった形で北半球を回っているが、その形は年により違うのだという。

この冬は、ジェット気流は例年よりも非常に波打った形になっており、来たのロシアから冷たい空気を世ロッパに引き入れやすくなっている。また、それ以外の地域では、たとえばフランスなどの暖かい空気が引き入れられやすくなる。

ただ、気候変動全体とジェット気流の関係はわからないという。




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