
▲ カッシーニが撮影した土星のリング勤勉の写真。
NASA と欧州宇宙機関(ESA)によって開発された「カッシーニ」という無人の土星探査衛星があります。1997年に打上げられ、土星を探査しています。
NASA にはカッシーニ・ミッションのサイトがあり、そこには様々な写真、動画、資料が閲覧できるようになっています。
下は、NASA カッシーニサイトの表紙ですが、赤く囲んだ「Images」というところから、カッシーニの撮影した主に土星の写真を見ることができます。

文字での検索は楽ではないですが、「Search Images」というサムネイルで一覧が出ているページがあり、そこでパーッと見ていくと、まれに興味深い写真が出てきたりいたします。Images で表示されるページに下の部分

がありますので、それをクリックすると、「Search Images」へ移動します。

▲ Search Images のページ。下のはすべて写真のサムネール。
さて、一番上に載せた下の土星のリングの写真。

ひれもカッシーニの撮影した1枚ですが、リングの横に小さな点みたいなものがあるのがおわかりでしょうか。
最初はこれは「土星の月(衛星)」だろうと思っていたんですが、拡大すると下のようになっていたのですね。

さらに拡大すると、

というような形状でした。
オリジナルはカッシーニサイトのcasJPGBrowseS77/
N00200242にあります。
ちなみに、月の衛星が写真に映り込むとどのようになるかというと、下は、土星の衛星プロメテウスが写ったものだと説明されているものです。左下の小さな点です。

▲ 写真番号 4721。
なので、上のも土星の衛星かもしれないですし、よくわからないですが、「2本の脚みたいなのが出ている」のがおもしろかったので乗せてみました。
他に土星では、下のような写真もあります。

単なる土星の全景ですが、上で赤丸で囲んだところをアップすると、下のように、棒のような形のものが写っていることがわかります。

もちろん、これらが何かはわかりません。
宇宙には隕石や小惑星などの天体は無数に飛んでいるわけですし、何か映り込むこと自体はそんなに不思議なことではないと思います。
UFO とかそういうものだと、あまりにも大きすぎる(小さな惑星くらいの大きさに相当してしまう)ので、そういうものではないと思いますけれど、それもよくわかりません。
それでも、こういうものを探すのは楽しいですので、皆さんも探されてみると、興味深い写真がたくさんあることに気づきます。月や太陽の写真もそうです。
陰謀とかオカルトなどの概念を切り離して、娯楽として探すと、わりと熱中できたりします。



