先日、このブログの、
・太陽のコロナの横を通過したものは彗星? それとも他の何か?
2013年02月12日
という記事で、下のような写真をご紹介しました。

上の写真は NASA の運営している Helioviewer.org という、太陽の動画を提供しているサイトからのものですが、その同じサイトにまた奇妙なシーンがありました。
2013年2月21日のものです。

この太陽画像の下側のやや右側に見えるものを拡大します。


さらに拡大しますと、下のようなものが写っていることがわかりました。

何かはわかりませんが、まるで「太陽から何か落ちていく」ように見えるような形のものとなっています。
このシーンを実際に見るには、Helioviewer.org のページの左にある設定を下のようにすれば見ることができます。

Date: 2013/02/21
Time: 20:33:07
Time-step: 1 Sec
として、その下も上の図と同じものをびます。
SDO とあるのは、 NASA のソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリーという太陽観測衛星で、これが最も詳細な太陽の風景を撮影しています。
最近は、 In Deep の、
・太陽の天使の再来
2013年02月21日
という記事でご紹介しましたが、太陽の画像に下のようなものが映し出されたり、いろいろなものが写ります。

宇宙から送信される画像データは、磁場や宇宙線によって影響を受けることによって不自然な形などが写ることがありますが、今回のものにしても「まるで太陽から落ちてくるような影」みたいなものまで見えていて、微妙な存在といえます。