最近は、火星の写真を、記録というより一種の保存用に貼っています。
下のような記事が比較的最近の火星関係のものです。
・ 火星探査機キュリオシティの写真を「現地で実際に見た感じ」に修正してみました
2013年03月17日
・ キュリオシティの最近の写真にうつる「有機的なシェイプ」の物体たち
2013年03月13日
・ 火星のトカゲ
2013年02月04日
2013年03月17日
・ キュリオシティの最近の写真にうつる「有機的なシェイプ」の物体たち
2013年03月13日
・ 火星のトカゲ
2013年02月04日
今回は、火星探査機ローバー「オポチュニティ」が撮影した火星の写真の話題です。
現在、火星の上には Wikipedia によりますと、米国の火星探査機のうち、移動できなくなったものを含めると、下の三機が火星上でミッションをこなしています。
・スピリット
・オポチュニティ
・キュリオシティ
が稼働しています。スピリットは通信が途絶しているので、データはすでに送られていませんが、火星上に今でもあります。
今回は上のうちのオポチュニティが撮影した写真です。
写真は、 NASA の火星探査機ローバーのサイトのギャラリーの
1P139098156 EFF 2809P2267 L2M1.JPG
にあります。
下の写真です。
写真をクリックすると、大きなサイズの写真が表示されます。
中央付近の白いものを拡大すると、下のようになります。
こういう場合、もっとも合理的な説明はデータの損傷によって、画像に欠損のような部分ができ、そこが光のようなものが写っているように見える、というものです。
今回の場合、光の形がとても人と似ていたために、海外などでも話題となっています。
また、この光のある場所の後ろだけに何か「黒い物」あるいは「影のようなもの」があるということも想像をかきたてる部分でもありそうです。
今回の記事の一番上に載せたのは、セピア風の色にしてみたものですが、その色でさらに拡大すると、下のようにな感じとなります。
人の形のするものは、確かにいろいろと感じる部分はあります。
以前、話題となった下のいくつかの写真も、「人や、人の顔のような形だから」という理由で話題になりました。そして思えば、これらの写真が見つけられて以来、その実際が何かということとは関係なく、多くの人たちによる「火星写真の探索が始まった」ということも事実です。
過去に話題となった火星の上での写真の数々
今回の「人のような形の光の写真」も、また多くの人が火星に興味を持つきっかけとなればいいなと思います。
今回は、私の好きな写真でもある「火星の夕焼け」の写真を貼ってしめとしたいと思います。
ちなみに、この夕焼けは無人探査機スピリットが 2005年5月19日に撮影したもので、オリジナルの写真は、NASA のA Moment Frozen in Time というページにあります。