
▲ News of Icelandより。
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アイスランドで昨日から極めて激しい群発地震が繰り返されていて、アイスランド当局は、地震の状態に対しての公式な宣言を出しました。
タイトルでは、「異常事態宣言」としたのですが、英語では「 不確定状態宣言」( State of uncertainty declared )という日本語では馴染みのない警告表現でしたので、あえて違う書き方をしました。
で、現在(2013年4月3日午前)の地震の状態ですが、アイスランド気象庁のデータでは下のようになっています。

これだけではよくわからないと思いますが、上の図のこの部分

に着目していただいて、過去記事の説明と照らし合わせていただければ幸いです。
実は、2012年10月21日にも同じ場所で、激しい群発地震があり、その時には、
・アイスランドで始まった「何か」: 記録的な規模の群発地震の発生に関しての地元の人たちの言葉
2012年10月21日
という記事を書いたことがありますが、そこにアイスランド気象庁の地震サイトの見方などを含めて記したことがあります。下の図がその時のものです。
アイスランドで始まった「何か」: 記録的な規模の群発地震の発生に関しての地元の人たちの言葉

そして、それから半年後の今回の群発地震は規模も回数もその時よりも拡大しています。今後数日を見ないと、どのようになるかわからないですが、全壊は数日後から徐々に収まりました。
アイスランドは火山で有名ですが、昨年の地震の時には、火山と関係のある地震ではなく、プレート境界型の地震だと発表がありました。また今回も場所が同じということから、同じ構造の地震かと思われます。
なぜ、アイスランドのこの地震を私が気にしますかといいますと、現在地震が起きているこの場所は、下のように、北極から大西洋を縦断しているプレート上にあるからです。

実は、これは今度少し詳しく書きたいと思っていますが、現在、プレート上と、あるいは北緯33度線上で、「深さ10キロメートルの地震」というものが頻発していまして、どうもいろいろと気になる面はあります。
これらは簡単にご説明できるものでもないものですので、今度の機会にでも書かせていただこうかと思います。
かなり正直にいいまして・・・私は地球が次のふたつのどちらかをおこなおうとしているように見えます。
1. 磁場としてのポールシフトの完了
2. 海嶺やプレートでの大陸の世界的な大変動
2. 海嶺やプレートでの大陸の世界的な大変動
あるいは両方かもしれません。
もちろん、これは単なる私の考えですので、あまりお気にされないようにお願いします。
なお、アイスランドの火山の位置の地図を参考までに貼っておきます。

現在は噴火しているアイスランドの火山はないと思われます。



