先日の「火星の記録」コーナーの記事は、
・火星探査機オポチュニティが撮影した「火星の不思議な光」が話題に
2013年03月25日
というもので、下のような光か物体かわからないですが、何か写っているように見える火星無人探査機ローバーのオポチュニティの写真をご紹介しました。
今回ご紹介する写真も、比較的色彩として似たものですが、「形」は前回のとかなり違います。
NASA ローバーミッションのサイトの中のギャラリーの中にある写真で、 URL は、
http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/1/p/107/1P137691267EFF2222P2363R1M1.JPG
で、大きな写真も上のリンクで見られます。
その写真はこれです。
これでは何かよくわからないと思いますが、上のほうにある「白いもの」を拡大すると下のようになります。
さらに拡大すると下のようなものです。
これ以上拡大すると、さすがにぼやけた画像となりますが、いちおう貼っておきます。
変わった形の「白い岩」かもしれませんし、あるいは小さな可能性としては、ローバーミッションを含めての、地球から探査にいったどれかの探査機の何かの部品や一部である可能性もあるかもしれません。
そのあたりは探査機の構造に詳しくないので何とも言えません。
ただ、これに関しては、影の位置が比較的しっかりとしているので、データの損傷などや、光の映り込みではなく、何らかの物体がそこにあるとは思います。
こういうのカラーで載せてほしいなあ・・・とは思うのですが、 NASA は、選抜の基準はわからないものの、カラーとモノクロを見事に使い分けています。
それにしても、火星の上も最近は賑やかになってきました。