
▲ 4月27日の NHK ニュース「H7N9型 中国の2市8省に広がる」より。
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中国の鳥インフルエンザについては、 In Deep で何度か記事にしています。
最近のものは、
・21世紀のパンデミック(3): 次にヒトのインフルエンザ感染が発生するとしたらそれはどこか?
2013年04月24日
・「インフルエンザウイルスはヒトからヒトへ感染していくものではなく、宇宙から個人に直接感染するものである」という説を今一度思い出し
2013年04月19日
などですが、個人的には「中国政府が公式の発表を停止したりし始めたあたりからが要注意」というような感じはしていました。
そして、どうやら、中国政府は4月24日にインフルエンザの全国における毎日の発生状況の報告を停止したようです。週1で報告を続けるとのことですが、それもいつまで続くかはわかりません。
中国の市や省などの単位からの発表は続いていますが、全体の様相はわかりにくくなっていくと思われます。
なお、これは、中国情報メディアのサーチナの記事の中にその記述があったので知った次第です。そのサーチナの記事を抜粋しておきます。
中国の鳥インフル、依然として感染拡大…福建・湖南・江西など
サーチナ 2013.04.28
湖南省衛生庁は27日、同省でH7N9型鳥インフルエンザの発症者が「初めて確認された」と発表した。それとは別に江西省で発生した患者1人が同省内で治療を受けている。江西省衛生庁も25日と26日に、H7N9型鳥インフルエンザの患者発生が確認されたと発表した。中国新聞社が報じた。
中国中央政府は24日をもって、それまで毎日行っていた同インフルエンザの全国における感染者など発生状況の報告を停止したが、それ以降も福建省、湖南省、江西省で患者が発生するなど、感染は徐々にではあるが広がっている。
中国中央政府・衛生と計画出産委員会は新たな感染者確認がなかった24日、「関連する規則にもとづく」として、それまで毎日夜行っていたH7N9型鳥インフルエンザの新たな感染者・死者数と、それまでの累計の感染者・死者数の発表を、「週1回にする」と表明した。
但しその後は再び、感染者や患者が毎日増える状態になった。24日以前に患者が発生していた江蘇省、浙江省でも患者が増えている。
各地行政の衛生部門は所管地域において感染者発生が確認されるたびに患者の居住地や性別、年齢、病状と治療状況を発表しているが、中央政府の発表がないため、全国における感染拡大のようすは分かりにくくなっている。
記事に、4月27日までの中国の省別の感染者数が出ていましたので、掲載しておきます。地図上でもその場所をマーキングしてみました。
27日までにH7N9型鳥インフルエンザへの感染が確認された場所
北京市…発症1人、死亡0人
上海市…発症33人、死亡12人
江蘇省…発症27人、死亡4人
浙江省…発症45人、死亡6人
安徽省…発症4人、死亡1人
山東省…発症1人、死亡0人
河南省…発症4人、死亡0人
江西省…発症2人、死亡0人
湖南省…発症1人、死亡0人
福建省…発症1人、死亡0人
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台湾…発症1人、死亡0人

相変わらず感染の拡大はゆったりしたペースで、あまり脅威感はないですが、今回の鳥インフルエンザは何しろ毒性がきわめて高い(致死率が高い)ものですので、感染のペースが上がってきますとちょっと厄介ですね。
私のインフルエンザの感染のについての見解は、上のほうにも挙げましたが「「インフルエンザウイルスはヒトからヒトへ感染していくものではなく、宇宙から個人に直接感染するものである」という説を今一度思い出し」という記事に正直に書いています。



