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2013年05月01日


中国の鳥インフルエンザで「感染しやすい年齢の傾向」はあるのかないのか



先日の記事、

中国政府がインフルエンザの全国における発生状況の日々の報告を「停止」
 2013年04月28日

に、4月27日までの H7N9 型鳥インフルエンザの感染と死者が確認されている場所についてを載せました。





上の地図での中国の各地域と台湾で患者と死者が発生していて、内訳は以下のようになっています。


北京市…発症 1人、死亡0人
上海市…発症33人、死亡12人
江蘇省…発症27人、死亡4人
浙江省…発症45人、死亡6人
安徽省…発症 4人、死亡1人
山東省…発症 1人、死亡0人
河南省…発症 4人、死亡0人
江西省…発症 2人、死亡0人
湖南省…発症 1人、死亡0人
福建省…発症 1人、死亡0人
-------------------------------
台湾 …発症 1人、死亡0人



その後、新しい感染者が17人出たことが報告されたのですが、感染者の年齢と性別が書かれていた記事を見つけましたので、記載しておきます。

これに関しては知りたいと思っていました。


というのも、すでに4年以上前の記事ですが、

1918年の死のインフルエンザ
 クレアなひととき 2009年04月27日

という記事に書いたことがありますが、1918年に全世界で半数が感染したといわれるスペイン風邪(鳥インフルエンザのパンデミック)では、「若者ほど死亡率が高かった」という原因不明の現象があったからです。

今回は詳しくはふれないですが、日経 BP の2006年の記事「多くの若者を殺した「パンデミック」の真実」に詳しく書かれていますので、ご参考くださるとよろしいかと思いますが、そこにも、


インフルエンザウイルスは毎年、慢性疾患や免疫力の低下している患者、小児やお年寄りを中心に数多くの命を奪っている。

だが、1918年の「スペイン風邪」のインフルエンザウイルスでは、20歳〜40歳代の若者たちが最も多く亡くなっていたことに大きな特徴があった。



とあり、スペイン風邪が年齢ごとでの特異な死亡率の分布をしていたことが今でも研究対象となっています。


今回のは死亡例ではなく、あくまで感染例で、しかも、まだ感染のケース自体が非常に少ないですので傾向も何もないのですが、とりあえず、最新の鳥インフルエンザの感染者の年齢分布がどのようになっているのかを記載しておきたいと思います。

ここからです。






H7N9 – 126 Cases, 24 Deaths In China より。


H7N9 - 中国で 126人が感染し 24名が死亡


2013年4月29日、中国の保健当局と家族計画委員会は、鳥インフルエンザ(H7N9)ウイルスによるヒト感について染追加の17人の検査確定症例を WHO に通知した。
 
2013年4月14日に発症した湖南省の 64歳の女性
2013年4月15日に発症した湖南省の 54歳の男性
2013年4月17日に発症した福建省の 80歳の男性
2013年4月17日に発症した浙江省の 38歳の男性
2013年4月17日に発症した江蘇省の 49歳の男性
2013年4月17日に発症した江西省の 69歳の男性
2013年4月17日に発症した浙江省の 60歳の女性
2013年4月17日に発症した河南省の 56歳の男性
2013年4月18日に発症した浙江省の 38歳の男性
2013年4月18日に発症した福建省の 65歳の男性
2013年4月18日に発症した浙江省の 50歳の女性
2013年4月19日に発症した江蘇省の 36歳の男​​性
2013年4月19日に発症した江西省の 76歳の女性
2013年4月21日に発症した江西省の 80歳の男性
2013年4月23日に発症した江西省の 31歳の女性
2013年4月27日に発症した山東省の 4歳の少年



他に江蘇省の年齢未確認の2人の患者(共に死亡)。





(訳者注) なんとなく、発症年齢が高いように見えるのですが、しかしやはり例が少ないですので、何ともいえないですね。感染者が今後も増えるようでしたら、またデータを載せたいと思います。


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