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2013年05月05日


日本のアサリをめぐる4つのニュース



最近になって、日本の各地で、アサリに関しての報道を目にします。

内容的には、

アサリが異常なほど採れない

か、あるいは、

貝の毒が大量発生している

というものです。

今日も、「有明海でアサリ激減」という記事が朝日新聞に出ていました。

これらの意味するものが何かはわからないですが、後の資料的な意味も含めまして、最近の日本のアサリに関しての報道を抜粋しておきます。

・三河湾
・大阪湾
・浜名湖
・有明海


の4つの海と湖のものです。
場所はそれぞれ地図の下の位置となります。

asari-map1.png



それではここから、報道の抜粋です。


三河湾


三河湾アサリ不漁 潮干狩り中止も 漁獲量全国一の愛知
朝日新聞 2013.05.03

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全国一のアサリ漁獲量を誇る愛知県で、主な漁場の三河湾内の潮干狩りに異変が起きている。アサリが不漁で、開催中止に追い込まれた漁場も出ている。原因ははっきりせず、関係者は気をもんでいる。

毎春、潮干狩り客が集まる西尾市の佐久島。島への船乗り場には「潮干狩りは4月14日に終了しました」との紙が張られている。





大阪湾


大阪湾で貝毒大発生、潮干狩りに影響
FNN 2013.05.03

doku-osaka.jpg


今、大阪湾では、食中毒などを引き起こす貝毒が広範囲で発生している。

4月28日には、大阪市南港で、自分たちで採ったムール貝を食べた夫婦が食中毒を起こし、病院に運ばれた。大阪市によると、夫婦が食べ残した貝からは、規制値の30倍以上の貝毒が検出されたという。

大阪府立環境農林水産総合研究所の山本主任研究員は「食べると、まひが起きて、手足がしびれて嘔吐(おうと)等を起こす。そのあと、呼吸困難になったり、ひどい場合は死に至る」と語った。

貝毒は、アサリのほかにも、淀川河口のシジミ、さらに寿司ネタとして人気の高いアカガイなどからも検出されたため、潮干狩りなどで採った貝を食べないよう、注意が呼びかけられている。





浜名湖


浜名湖潮干狩り中止 アサリ不漁、水揚げ70%減
静岡新聞 2013.04.09

春・夏の風物詩として知られる浜名湖の潮干狩りが、アサリの不漁により今年は全域で中止となることが分かった。浜名漁協の潮干狩り連合会が8日、会合で決定した。同漁協によると、「数十年間続く浜名湖の潮干狩りの中止は過去にない」という。

近年はアサリの不漁が続き、2009年に約6千トンあった水揚げ量は昨年、2400トンまで減少。さらに、昨年はアサリの産卵期に台風が直撃したことなどもあり、今年の1、2月の水揚げは前年比70%減と急激に落ち込んだ。





有明海


有明海のアサリ激減 潮干狩り船休業相次ぐ
朝日新聞 2013.05.05

有明海の初夏の風物詩とされる潮干狩り船の運航中止が、相次いでいる。お目当てのアサリが極端に少ないためだ。生息環境の悪化などで減少傾向が続いているのに加え、昨夏の九州北部豪雨の影響が指摘されている。


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