今回ご紹介する場所は下のような光景が広がるところです。
まるで、殺戮の大地のような血の池と川と広がっているように見えますが、これは血ではなく、こういう色をした湖なんだそうです。
チリの北部の海抜 3700メートルの場所にあるということで、最近までは地元の人以外はその存在を知らず、チリの国立観光サービス局などもこの湖を把握していなかったので、今でも「地図には載っていない」のだそう。
水はこんな感じです。
このチリの湖の水が赤い理由に関しては、藻などの影響ではないという専門家がいるようですが、具体的な調査がおこなわれたわけでもないようですので、正確にはわかっていないようです。
ところで、この湖のある町の名前は Camina と書き、日本語読みはカミナ。「神名」と憶えるとおぼえやすいとかと思います。
でも、地元ではこの湖は「悪魔の所有物」だと昔から伝承されているそうです。
その悪魔を囲い込みながら神の名を持つ町はチリの北部の下の場所です。
この湖のことが書かれていた記事をご紹介します。
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The Mysterious Red Lagoon of Chile
Amusing Planet 2013.04.12
チリのミステリアスな赤い湖
チリ北部にあるイキケ市から147キロの場所にあり、海抜約 3700メートルに位置するカミナの町には、奇妙な赤いラグーンがある。ラグーンの水は、それがインクか、あるいは真っ赤な血のように思えるように強烈な赤色をしている。
この湖は、地元の人々には知られているが、2009年になるまではチリの国立観光サービス局にさえ知られていなかった。
このチリの地域は、アイマラ文化などの古代文明の時代から続いている地域であり、地元の人々は歴史的にその土地の秘密や伝説を維持するために、公にはしない物事は多い。
この湖が地図に表示されていないことも上のような理由により場所を明らかにしないためだ。そして、地元では、この赤い湖の水に近づく人々には呪いが与えられると伝えられる。
この赤い湖は、他に黄色と緑色の水の貯水地に囲まれていて、地元では、これらは悪魔のものだという共有した考え方がある。
ただ、専門家によると、これらの色は藻によるものだろうと言う。