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2013年05月09日


マーシャル諸島の夜空で NASA が撮影した不思議な「光の痕跡」の正体は



5月7日にマーシャル諸島の上空で下のような光景が撮影されました。

e-vax-1.jpg


これは一体何?

オーロラ ?
UFO ?
超新星爆発 ? (それはないだろ)


不思議に見えますが、実は合理的な説明がつくものだったようです。
このことを紹介していた記事をご紹介します。






What Left These Spooky Trails in the Sky?
Universe Today 2013.05.07


夜空に浮かんだ奇妙な光の跡の正体は?


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これは一体何だろう。5月7日にはマーシャル諸島の上空で目撃されたこれらの奇妙な光るトレイル(跡)は、米航空宇宙局(NASA)の写真家ジョン・グラント氏により撮影された。

まるで特殊効果のように見えるかもしれないが、これらのカラフルな雲は、実際に5月7日の午前3時39分、マーシャル諸島で観測用ロケットの打ち上げの跡に観測されたものだ。このロケットは上層大気で、電磁活動を調査する NASA の E VAX 実験のためのものだ。


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▲ ロケットの打ち上げ風景


実はこの現象には科学的な説明がつくのである。このカラフルな跡のうち、赤い雲は、リチウムの蒸気、白と青の痕跡の雲は、トリメチルアルミニウムの放出によって形成された。

これらの雲は、マーシャル諸島のさまざまな地表から科学者たちが電離層による中性風を観測することができたことともつながる。

トリメチルアルミニウムを使う理由は、物理的に風を見ることはできないために、測定するために、風の痕跡を残すために使用しているという。









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