
▲ 中国の商都網 shangdu より。
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中国の四川省や雲南省、広西チワン族自治区などのかなりの広範囲で、「謎の光る飛行物体」の目撃が相次いだことが、報道されています。メディアではほとんどが見出しに「 UFO 」と記されています。
上のはモノクロですが、実際には中国版ツイッターなどに下のように携帯などで撮影したと思われる多くの多く写真が投稿されています。

この出来事は日本語でもいくつか記事になっています。
下のは共同通信の配信記事です。
中国で謎の光る飛行物体 目撃情報相次ぐ
共同通信 2013.05.14
中国各地で13日夜、光る謎の飛行物体の目撃情報が相次いだ。新華社など中国メディアが14日、「未確認飛行物体(UFO)が出現」などと伝えた。
短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」では中国軍が衛星破壊実験を行ったのではないかと疑う声が続出。中国外務省の洪磊副報道局長は14日の記者会見で「そうした情報は聞いていない」と述べた。
政府系研究機関の中国科学院は14日、ロケットを利用した実験に成功したとする声明を発表。「謎の物体」はこのロケットの可能性があるが、声明では言及していない。
目撃情報は四川省や雲南省、広西チワン族自治区など中国南部が多かった。
上の「ミサイル」については、大紀元では、もう少し詳しく書かれています。
下は抜粋です。
中国上空で謎の飛行物体 新型衛星攻撃ミサイル実験か
大紀元 2013.05.14
大手ポータルサイトの新浪網の軍事コラムは、ミサイルDN-2が発射された可能性を指摘。甘粛省にある西昌衛星発射センターから実施されたものと推測している。
英BBCは、宇宙飛行情報サイトの情報として、中国の航空管制部門が13日、パイロット宛に同センター南東部の特定地域での飛行を21時36分まで 禁止する通告を出していたと報じている。
弾道ミサイルDN-2は全地球測位システム(GPS)衛星など中軌道にある衛星を破壊する能力を持つ。今回の実験が事実であれば、中国がより高度の衛星を攻撃できる能力を備えつつあることを意味し、衛星を通じてミサイル誘導や情報収集などを行う米軍への対抗能力を一段と高めることになる。
ということで、ミサイルである可能性も高いようですが、実際はなんであったのかはともかく、中国版ツイッターに投稿された写真のいくつかを掲載しておきます。
短文投稿サイトのウェイボーに投稿された写真より


