▲ ロシアの リア・ノボスティ より。
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ロシアのモスクワは、先日の記事、
・モスクワを含むロシアで「春を吹っ飛ばして夏になったかのような」異常な暑さが続く
2013年05月11日
というように、4月まで雪が積もっていたとは信じられないような天候が続いているようなんですが、そのモスクワが「最近、奇妙な虫だらけになっている」というような報道がロシアのメディアで見られます。
上に貼りましたロシアの報道記事のタイトルは、専門家たちは「奇妙な虫にモスクワが侵略されている」と語るというもので、そこには蚊の一種であるというようなことが書かれてありますが、詳細はわからないようです。
今のモスクワは、 In Deep の、
・月面で観測史上最大の爆発が観測される : 近づく天体の爆撃時代の懸念
2013年05月19日
という記事の最初に「地球はすでにバランスを失っている」という見出しで、ロシアの状況も記したのですが、
今のモスクワはもう1週間以上も温度計は摂氏30度から下がろうとしていない。そして、今ではモスクワは、ローマやアテネと同じ、ヨーロッパでももっとも暖かい首都になってしまっている
という状況になっているようです。
なので、これまで見たことのないような虫が大量に発生するということに関しても、「様々な自然の状態が変動している」というようなことのひとつとも言えるような気もします。
今回の奇妙な虫については、ロシアの声の日本語版にインターファクス通信からの引用として短い記事がありましたので、そちらから抜粋しておきます。
モスクワ 大量発生した虫が今度は大量死
ロシアの声 2013.05.22
モスクワの中心部そして北西部の歩道で、死んだあるいは瀕死の虫が多数見つかっている。
これらは、5月後半モスクワで繁殖した大型の蚊に似た黒い虫で、大量発生した時同様、大量に死んでいる。先週は、空気中を大群をなして飛んでいたが、今は死んで地上に落ちているか、死なないまでも、まるで化学物質に中毒したかのように、やっと地面を這いずり回っているに過ぎない。
環境専門家らは今のところ、この虫の大量死の原因についてコメントしていない。