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2013年05月25日


昆虫アルマゲドンの渦中のアメリカ : 南東部では前代未聞のシロアリの大群に見舞われる



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▲ アメリカ南東部の街で街灯のまわりを飛び交う無数のシロアリ。英国デイリーメイル より。
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2013年は世界中のいろいろな場所で、「虫による被害」というものが起きていまして、3月にはエジプトやイスラエルを聖書の「黙示録」のようにバッタの群れが襲ったという出来事がありました。

ガザ地区に打ち上げられた無数のマンタと、エジプトに現れたイナゴの大群に思う「第6の太陽の時代」
 2013年03月02日




聖書には黙示録以外でも、旧約聖書の「出エジプト記」にも以下のようなくだりがあります。



出エジプト記 14章7節

モーセとアロンは、十の災いを示した。
杖でナイルの川の水を打つと川は、血の色に染まり飲めなくなった。
次に蛙の大群が押し寄せ エジプト人の体と家を覆い しらみとアブが大発生して 家畜や人を襲い疫病が蔓延した。
人と獣に膿をもつ腫れ物ができ 空からは雷鳴と供に激しく雹が降り 畑の作物と木々を打ち砕いた。
イナゴの猛威は、全てを食いつくし 最後は、伝染病により ファラオから奴隷、家畜に至るまでその初子は全て死に絶えたのであった。




というわけで、アブやシラミというわけではないですが、米国南東部で大量の「シロアリ」がまるで吹雪のように飛び交っていることが報じられています。

アメリカでの虫のニュースといえば、先日も下のような報道があったばかりです。


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「17年蝉」が米東部で一斉に地上へ、数十億匹が大合唱 ロイター 2013.05.07 より。


あと、日月神示、私は詳しくはないのですが、その中に「虫がわく」というような記述があったように思いまして、日月神示 - Wikipediaを見てみましたら、下のような記述があるようです。


日月神示 第12巻 夜明けの巻 第三帖

天の異変気付と申してあろが冬の次が春とは限らんと申してあろが。夏雪降ることもあるのざぞ。人民の邪気が凝りて、天にも地にも、わけの判らん虫わくぞ。



というわけで、米国にとってみれば、「わけのわからん虫」であるタイワンシロアリというシロアリが大挙して発生している報道をご紹介します。






Amazing stomach-turning pictures of 'termite apocalypse' which spread overnight through USA southern states
Daily Mail 2013.05.23

米国の南部を通して広がっていく「シロアリの黙示録」の驚くべき光景


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▲ ニューオーリンズの多くの街が、雲のようにシロアリの大群で覆われた。


ニューオーリンズでは、5月22日の夜、膨大な数のタイワンシロアリが群れをなして飛び回り、何十万人の人々が肌をシロアリたちに這われてしまうという事態となった。

まるでパニック映画のように、すべての車のヘッドライト、街灯、そして住宅のある場所でも商業地域でもシロアリたちの姿を見つけることができた。


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▲ 防御をして、殺虫スプレーを手にする男性。


タイワンシロアリは、米国古来の生物ではなく、第二次世界大戦中に箱や他の木材製品などに混じり、東アジアから入った。


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▲ 翌朝には地面に落ちたシロアリの死骸が大量に見られた。


シロアリはこの時期、雨の後で快晴になったような暖かい日に巨大な群れを作って飛び立つ。昆虫学者らはシロアリが無害であることを主張している。しかし、大気に満ちている虫の大群に人々は不安になっているという。

被害がひどかったのは、ニューオーリンズ、ルイジアナ、アラバマなどの各州で、シロアリによる「虫の雲」にあちこちで見舞われた。





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