海外のブログを見ていましたら、下のような報道が紹介されていました。
▲ Extinction Protocol より。
アラスカの「熱波」に関しての報道なのですが、今年のアラスカは記録的な寒さが続いていたそうで、寒さは5月の終わり頃まで続いていたのだそうです。
ところが、今週、その状況は一変して、「記録的な熱波に見舞われている」という報道でした。
この「気候に関してのカオス」という単語は、私も In Deep でたまに使います。
・アメリカのカオスな5月の始まりに感じる 2013年の世界の予感
2013年05月05日
・カオス化した地球の気候: 北半球と南半球での極端な気候の原因は磁場の異変と関係がある?
2013年01月20日
・2013年夏:カオスに突入するかもしれない世界を前に
2013年06月18日
2013年05月05日
・カオス化した地球の気候: 北半球と南半球での極端な気候の原因は磁場の異変と関係がある?
2013年01月20日
・2013年夏:カオスに突入するかもしれない世界を前に
2013年06月18日
など、タイトルに「カオス」と入れざるを得ないような状況の気候や天候が世界中で繰り広げられています。
今回の「アラスカの熱波」についての記事をご紹介しておきます。
なお、アメリカの記事ですのでオリジナルでは気温は華氏で記されていますが、わかりにくいですので、すべて摂氏に換算して書いてあります。
It's Beach Time ... In Alaska, Where Heat Wave Breaks Records
NPR 2013.06.19
これはまさにビーチ・タイム。アラスカで熱波の記録が更新される
アラスカのアンカレッジの住民たちは、長いあいだ破られることのなかった同地の熱波の記録を塗り替えた暑さの中で次々とグース湖のビーチへと向かった。
アラスカの国立気象サービス局によると 1926年 6月に記録された 26.7度の記録を破り、アンカレッジ市内ではこの日、 27.2度の高温を記録した。
AP 通信のレポートによれば、他の場所ではさらに高温を記録したという。
アンカレッジから 128キロメートル北に位置するタルキートゥナ( Talkeetna )という小さな集落では、6月17日に 35.6度を記録したという。その近くの、マッキンリーへの登山口となっているロッジのある場所では、 36.7度という気温が記録された。
これはアラスカでは歴代で最も高い気温と並ぶ。
1969年に測定されたもので、今回の気温はそれ以来の記録となる。
この尋常ではない熱波の前、アラスカでは5月の終わりまで容赦のない寒い冬が続いていた。
国立気象サービスのマイケル・ローソン氏は、「最終的に、太陽が照り続けていることが寒さに勝った。しかし、それが非常に急速に起きた」と言う。