2016年3月9日に「地球の記録」は、新しいサイト「地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー」に移転しました。今後ともよろしくお願いいたします。






2013年06月25日


中国の国営ウェブサイトですぐに削除された内モンゴルのガス田流出事故



6月20日に中国の国内メディアで、内モンゴルでのガス田での汚水の流出事故についての報道がありました。

下のように、家畜の大量死を伴うものだったようです。


ch-gas.jpg

kaixian より。


こういう事故自体は中国各地でありそうな感じの出来事ではあるのですが、興味を持ったのは、中国の国営サイトの新華社は、最初この報道が載せられていたのですが、当日のうちに下のように「期限が過ぎたので削除されました」と表示されて、記事は削除されていました。


shinka.png


中国の報道は他のメディアでも当局から通達があれば、どんどんと報道を削除していきますが、削除される報道には何らかの都合の悪い部分があることが多いようです。

というわけで、今回のガス田事故も記録として残しておきたいと思いました。


内容については、日本語サイトの newsclip.be でも報道されていましたので、そこから抜粋してご紹介しておきます。

ここからです。








中国:内モンゴルでガス井汚水流出、周辺の家畜数百頭が死亡
newsclip 2013.06.21


中国石油長慶油田公司が開発した蘇里格(スリグ)ガス田にあるガス井で、汚水の流出事故が起きているもようだ。

内モンゴル自治区オルドス市ウーシン旗にある湖に流入し、汚染された湖水を飲んだ羊・牛などの家畜が大量に死亡したという。現地メディアが 6月 20日付で伝えた。

牧畜民が飼育する家畜数百頭がすでに死亡しているという。

被害者らの訴えで、中国環境科学研究院が現地調査に乗り出したところ、数万ムー( 1ムー= 6.67アール)の牧草地帯で水源や植物の汚染が確認された。

湖水の水質検査では、化学的酸素要求量が正常値の2倍を超過。アルミニウム、ヒ素、ホウ素も安全基準を逸脱した。

被害は家畜だけにとどまらず、健康被害を訴える牧畜民も出ていたという。

自治区当局は公害問題としてこれを重視。長慶油田公司の親会社にあたる中国石油天然気(ペトロチャイナ)に対し、5万人民元(約 75万円)の罰金を科した。直接被害に遭った遊牧民15人には、総額58万人民元(約 870万円)の賠償金を支払わなければならない。

ただ、賠償内容をめぐっては、異論が出ている状況だ。死亡した家畜1頭当たりの補償額が1000人民元( 1万5000円)に過ぎないため。異議を申し立てる被害者も多いようだ。






Sponsored link





人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。



×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。