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2013年08月22日


ロシア極東での洪水は過去 120年で最悪の被害に



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▲ 8月18日のロシア・トゥディ より。
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ロシア非常事態省は住民数万人の避難に向けて準備を始める


ロシアの極東部での洪水被害の地域と規模が広がっています。当初は、上のロシア・トゥディの報道をご紹介しようと思っていたのですが、その後の2日間でさらに洪水の規模と地域が大きくなっています。

今回の洪水を起こしているのは、アムール川というロシア極東部から、中国の黒竜江省にかけて流れる大河で、場所は下の位置となります。

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当初、洪水はアムール川上流のアムール州という場所で発生していたのですが、次第に下流のハバロフスク州に拡大しており、昨日の「ロシアの声」によれますと、ロシア非常事態省は最高で1万人を収容できる仮設の施設を用意するということになってようです。

ハバロフスクの場所は、下の場所です。

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アムール川の水位は、ハバロフスクで7メートルを越え、最新の報道だと、8メートルに近づいているとのことです。

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▲ アムール川の水位が7メートルを越えたことを伝える記事。 Lenta より。


また、アムール川の下流には中国があります。中国では、アムール川は「黒竜川」と呼ばれているようですが、そちらでも大きな被害が出ています。

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▲ 中国のアムール川の増水による洪水報道。新華社より。


下の報道は、アムール川の中国側の洪水に関しての NHK の記事です。


ロシア アムール川で記録的な洪水 中国東北部でも洪水死者85人
NHK 2013.008.20

アムール川は中国では黒竜江と呼ばれ、洪水は中国側にも大きな被害をもたらしています。

中国東北部では、黒竜江とその支流の松花江などが連日の大雨によってあふれ、これまでに85人が死亡、105人が行方不明となっています。

この洪水で、遼寧省と吉林省、それに黒竜江省では、合わせて370万人以上が被災し、農作物などの損害額は160億人民元(日本円で2500億円)に上るとみられています。




かなりの被害を出している洪水となっているのですが、ロシアは昨年以来、それまでにはなかったような大規模な洪水が多くなっている国のひとつです。

ロシアの洪水の最新の状況については、「ロシアの声」から抜粋しておきます。







ハバロフスク、市民の大規模避難にむけて準備
ロシアの声 2013.08.21


ハバロフスクのアレクサンドル・ソコロフ市長は、アムール川の水位が警戒水位の780センチメートルに達した段階で市民の大規模な避難を開始することを明らかにした。

この際、地元のロシア非常事態省支部は最高で1万人を収容できる仮設の施設を用意する。

ハバロフスク地方ではかなり緊張が高まっている。アムール川の水位はやむことなく上昇しており、気象庁の予報では8月24−28日には最高値に達するものと見られている。

ソコロフ市長によれば、アムール川の水が警戒水位の780センチに達した時点で市民の大規模避難が開始される。この場合、市政府は1万人を収容できる仮設避難所を設ける。

現在の市の状況について、市の住民のエカチェリーナ・シャラポヴァさんは次のように語っている。

「川の水はどんどん上がっていて、市民も楽観的ではいられません。おそらく来週にはまた雨がふり、川の水は通りに流れ出るでしょう。これを見越して、店頭に売られる飲料水はすでに品不足状態です。市民が水の確保に乗り出しているからです。それにおそらく停電になるだろうとの噂がたっており、蝋燭、マッチが買い占められています」。









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