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2013年09月26日


中国:野良犬に噛まれた息子の傷口から口で毒を吸い出した父親が1ヶ月後に狂犬病を発症して死亡



昨日、中国のメディアでは下の報道が一斉に報じられました。

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湛江新聞網より。


犬に噛まれて怪我をした自分の息子の傷口から毒を吸い出した父親が、狂犬病を発症して死亡したという出来事に関しての報道です。

狂犬病は現代社会においても最強の病気のひとつで、発病した場合の致死率はほぼ 100パーセントですが、それでも、世界中に極めて蔓延している病気のひとつです。

特に、中国は世界で第2位の狂犬病死者数の国(1位はインド)で、それだけに、犬に噛まれた場合、その犬が狂犬病であるという認識は強いようです。今回のように、父親が咄嗟に自分の子どもの傷口をを吸うという行為をおこなったのは、そこに理由があるのだと思います。


そして、息子はその後にワクチンを打ったために助かり、吸った父親のほうが狂犬病で死んでしまったという出来事でした。


私は今回の出来事で最も驚いたのは、「口から入っても感染する」という狂犬病ウイルスの感染力の強さでした。もちろん、消化器官には口から胃にいたるまで数々の小さな傷があったり、あるいは、吸収機能があるわけですので、感染することは不思議ではないのかもしれないですが、私自身はこういう例を聞くのが初めてでしたので、やや驚いた次第です。


ここから、この報道の内容の日本語のニュースです。





父親が狂犬病で死亡、野良犬に咬まれた息子の傷口を自ら吸引
newsclip.be 2013.09.26


野良犬に足を咬まれて負傷した息子の傷口から毒を吸い取った父親が狂犬病に感染する――という痛ましい事故が起こった。

江蘇省泗洪県の青陽鎮に暮らす江さん(41歳)は8月19日早朝、玄関清掃をしていた息子の悲鳴を聞いた。慌てて外に出ると、薄汚れた黄色毛の野良犬が息子の左大腿部に喰い付いていたという。

野良犬を追い払った後、江さんはすぐに息子の傷口を熱湯で洗い流した。自分の口を使って毒を吸出しては吐き出すという行為を、息子のために7〜8回繰り返したとされる。

その後、息子を病院に連れて行き狂犬病ワクチンを受けさせた。その際、医者から江さんにもワクチン接種を勧められたが、代金がかさむためこれを拒絶。

それから1カ月後、江さんは体調不良を訴えた。南京市内の病院に搬送され、狂犬病に感染していることが確認されている。すでに手の施しようのない状態だったという。江さんは1カ月と5日が経過した今月24日の明け方に死亡した。

衛生部の調べによると、中国本土の狂犬病死者数はインドに次ぐ世界第2位。狂犬病による死者は毎年、2400人を超えている。都市部で飼われるペット犬の総数は、登記されたものだけで年率8.2%のハイペースで増加しつつある。

一方、登録犬に対する狂犬病予防接種の接種率は80%前後にとどまっているという。国内で狂犬病が蔓延する背景には、こうした市民の狂犬病に対する問題意識の低さもあるようだ。

狂犬病の潜伏期間は1〜3カ月。発病後の死亡率はほぼ100%に達している。主な症状は、恐水症や恐風症など水や風に怯えるようになり、高熱、麻痺、全身痙攣などを引き起こす。最終的には呼吸困難などで死亡する。









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