
▲ 3News より。
オーストラリアのニューサウスウェールズ州で先週発生した山林火災が、同国史上で最悪の山林火災となる可能性が出ています。
ニューサウスウェールズ州は、下の地図での黄色のところに位置しますが、現在、この州の全域で「同時に60近くの火災が起きている」ということで、そのうちの数十の山火事に関しては「制御不能の状態」とのこと。

すでに、多くの家などが被害に遭っていて、下のような「黙示録」のような文字が出る報道も目にします。

▲ Yahoo! 7 より。
この火事の現在の状況についての報道をご紹介します。
NSW declares state of emergency
3News (ニュージーランド) 2013.10.21
ニューサウスウェールズ州に非常事態が宣言される
山林火災が悪化し続けているニューサウスウェールズ州全域に非常事態宣言が発令された。この発表は必要に応じて、消防士たちに対しても即時に避難を命令する権限を持つものだ。
ニューサウスウェールズ州では現在少なくとも 57の火災が州の全域で同時に発生しており、そのうちのいくつかの火災はコントロールできない状態となっている。
高温と強風が続いているため、ブルーマウンテンで起きている3つの山林火災が超強力な山林火災(スーパーファイヤー)に発達することを消防当局は懸念している。
火災によって、現在までに1名の男性が亡くなっている。また、 208の家屋が破壊された。
消防当局は、現在の気象条件から、今後まだ数日間は火災が続くと予測しており、今後の気象状態によっては、住民たちの避難を考慮する地域が増える見込みだ。
また、火災の原因が軍事演習によるものではないかという推測がなされている中で、オーストラリア国防省は、山林火災の地域で火災発生当日に爆発物を使用した軍事演習が行われていたかどうかを調査している。
火災の原因には消防当局による調査によって決定されたときに公開されるとしている。
山火事はオーストラリアでは一般的な現象だが、南半球での山火事は、夏(北半球の冬)の間にピークがあり、通常は 12月に始まるが、今年は山林火災が始まるのが非常に早く、また火災の威力も非常に激しい。
オーストラリア最悪の火災は 2009年 2月に 173人が死亡した山林火災だ。この際には、ビクトリア州では山林火災により、 2,000以上の家屋が破壊された。



