2016年3月9日に「地球の記録」は、新しいサイト「地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー」に移転しました。今後ともよろしくお願いいたします。






2013年11月11日


駆除剤の効かない「突然変異ネズミ」がイギリス全土に拡大中



super-ukrats.gif



かつて、 「米国で薬剤の効かないナンキンムシ」のことを記したことがあります。


アメリカを侵略している南京虫は DDT にも耐えられるスーパー南京虫(前編)

アメリカを侵略している南京虫は DDT にも耐えられるスーパー南京虫(後編)


今度は、イギリスで、「駆除剤の効かないネズミ」が大繁殖しているのだそうで、各メディアで取り上げられていました。これは、駆除剤が効かないだけではなく、「そのペレットなどの毒をエサとして食べてしまう」のだそう。

今回ご紹介する報道には書かれていないですが、他の報道などによりれば、英国の科学者たちは「突然変異によるもの」だと考えているそう。

いずれにしても、現在すでにこのネズミが英国全土に数百万匹以上いると考えられているそうで、これがさらに増えると、英国は「ネズミに侵略される」というようなこともあり得る事態ではあります。

それにしても、いろいろな動物が「人間とっては困った方向に進化している」という局面を様々な部分に見ることができる最近の世界です。


今回はオーストラリアの news.com.au 報道からご紹介します。




Poison-resistant 'super rats' spreading across the UK
news.com.au 2013.11.07


駆除剤を受け付けない「スーパーラット」が英国中に広がる

いかなる駆除剤も効かない毒性に対して耐性を持つ新しい品種の「モンスター・ネズミ」が英国全体に拡大している。

これらのネズミは外見は普通のネズミと同じだが、ネズミの駆除剤をエサのように食べてしまう。そして、まるで「毒を栄養分のように取り込んで繁殖していく」のだ。

インターナショナル・ビジネス・タイムズの報道によれば、こうしたモンスター・ネズミは、ケント州やサセックス州で発見されており、また、伝えられるところでは、オックスフォードやバークシャーなどの英国の北部でも報告があり、専門家は英国全土にこのモンスター・ネズミが拡大することを怖れている。

現在、英国全土で、1050万匹棲息していると考えられるという。

英国ペストコントロール協会のリチャード・モーズリー氏は以下のように言う。

「通常のネズミは毒で駆除されるが、この新しいタイプのネズミは現状の駆除剤では死なないのです。つまり、このままにしておけば、この新種のネズミがさらに増えていくということは明らかです」。

英国ハダースフィールド大学のドーギー・クラーク( Dougie Clarke )博士は、「これらのネズミは毒をエサのように食べるのです。そして、業者たちが使おうとしている強いタイプの毒もこの新種のネズミには十分ではないと考えます」と述べている。

そして、このネズミたちが病原菌を運ぶ媒体として、明らかに、人への健康問題と関係すると言う。

駆除業者たちは、このような新種のネズミを駆除するために、より殺傷力の強い毒を使用しようと考えているが、こうした毒は他の野生の動物も死に至らせる危険性があり、自然保護の観点から英国の当局は承認しようとはしていない。








Sponsored link





人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。



×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。